昨日は、ツインリンクもてぎで、
全日本ロードレース選手権を観戦。
JSB1000高橋巧選手、ST600稲垣誠選手、GP250高杉奈緒子選手の3人体制。
ちょっと高杉選手の話を。
2輪レースは、男女区分がなく、体力的な観点から女性は少し不利。
しかも、高杉選手は耳が不自由で、マシン状態を音で判断する事ができない。
これは、レーサーにとってきつい。
しかしながら、高杉選手は、持ち前の明るさと人並み外れた努力で
耳をカバーしています。
シフト時期はタコメーターと音で判断するものだが、
高杉選は、メーター上に光るフラッシュを備えており、
音を光で補って、全日本という過酷なレースを戦っています。
ピットでマシンに乗りながら調整している姿は、
小柄ゆえにちっちゃく、
この小柄さで、パワーあるマシンを操り、腕力もりもりの男達とタメを張る姿には恐れ入る。
生活を切り詰めながらも、マシン命。
このメンタルの強さが、並外れている。
昨日は決勝7位。
高杉さんの本来の実力なら、もっともっと上位に食い込めるはず。
レース終了後は、他チームが帰った以降も、マシンの片付けをパートナーと。
これから大阪まで帰るのか、大変だよね・・・
しかし、本人はそんな事は苦労のクの字にも達しない。
それは好きなレースの一部であるし。
様々な壁を乗り越えながら、
とにかくTOPを狙うひたむきさ。
ファンが多いのもうなづける。
今後も、高杉選手を応援しようと思います。
頑張れ、高杉奈緒子!
小園さん始め、スタッフの方々、皆さん御疲れ様でした。
次の鈴鹿も期待しています。
又、御挨拶させて頂いた他チーム・レーサーの方々、
主催関係者の方々、ありがとうございました。
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PS・全日本ロードレース選手権、ちょっと改革が必要です。
観客が少なすぎる・・・
今に始まった事ではないのですが、このまま何も策を打たないと、
ちょっと取り返しがつかない状態に成りかねない。
変えなきゃ。
Iさん、急がないとね。
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PS・スポンサーシップに関しては、全体的に少ない。
かつて走る広告塔と呼ばれたマシン(2輪、4輪共)だが、
放映無し・観客数わずかでは、効果面できつい。
しかし、もっと別要素をスポンサーメリットにしたり、
放映を工夫する事によって、まだまだ手術ポイントはある。
華やかなモータースポーツに戻さないと。