http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20091007-552666.html
■概略
不況の影響で親会社が今季限りで運営から退くサッカーJFLのTDKを母体とし、
来季からプロクラブとして始動する「ブラウブリッツ秋田」と、
東北社会人1部「FC秋田カンビアーレ」が合体することが6日、分かった。
ともにJ参入を目指すクラブがタッグを組み、秋田からJクラブ誕生を実現する。
カテゴリーが下のチームとの単なる合併では、総合力は上がらない。
また、秋田市周辺で生活し働く選手を、ブラウブリッツの練習拠点に呼ぶのは無理。
そこで、早ければ今オフから実施するのが「独立2クラブ間強化策」。
アマチュアのカンビアーレに、これまで不在だった他県のプロ志望選手も所属させ、
経験を積ませながら実力を測る。認められればブラウブリッツへの“トップ昇格”となる、
プロ予備軍にする形。
両クラブが、スポンサー獲得競争で共倒れしては、夢に終わる。
そんな経済事情も、タッグ提携の一因だ。
同社長は「狭い地域で競争ではなく、一緒にやりたい。J参入は、それだけ難しいこと」と
表情を引き締める。秋田からJへ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうですね、こういう対策も今後増える可能性がありますよね。
以下、上記記事とは関係なく、一般論として、、、、
総合型地域クラブスポーツも進んでいますが、
それぞれの地域で、様々な競技が立ち上げるのは良い事なのですが、
しかし・・・会員獲得競争とスポンサー獲得競争が発生するのは、
最初からわかっている事なので、
競合分析が薄い事業計画書を基礎にしていると、
設立は簡単ですが、オペレーション工程に入った段階で、
スポンサーが思うように獲れないとか、
集客が困難だとか、
会費収入が取れないとか・・・・
運営の先が暗くなってしまいます。
よって、立ち上げ時点での、計画力が問われる事になりますが、
ビジネスの場合であれば、あらゆるネガティブ要素をリスク出しして、
色々な戦略を講じて、シミュレーションするのは当然ですが、
スポーツでは、ちょっとそこが遅れているのではないかと考えられます。
鰍ナスポーツをやる場合などは特に、
事業計画書を開かなくても、
ページ数を見れば、大体どんな計画かが予測できてしまいます。
いわゆるビジネス系だったら、少なくても20ページにはなるはず。
それが、スポーツの場合、結構薄いケースがありますよね。
えっ、サマリー版でなく、全ページ見せてよと問うと、
いや、これで全部だと・・・
企画時は、ネガティブ要素やリスク等考えなくていい。
とにかくポジティブ&プラス要素を出して、夢を大きく描く。
しかし、
計画時は、リスクを全部出し切り、全てにヘッジをかける。
企画と計画をごっちゃにしている方も多いのですが、
ここは区分しなければなりません。
企画書と計画書は別物。
特にスポーツ界は、ここを強化しなくてはならないはず。
頑張らないと。
記事に戻ると、
ブラウブリッツ秋田+FC秋田カンビアーレは、
是非、成功事例を作れるように、
頑張って頂きたいですね。
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