http://www.cyzo.com/2009/09/post_2771.html
■概略
かつてJリーグ草創期にカズらを擁して人気絶頂だった東京ヴェルディ(J2)が消滅危機。
98年に読売新聞社・よみうりランドが経営撤退後、日本テレビ全額出資クラブとなっていたが、
その日テレの今季限りの経営撤退が決まった。
代替出資者が見つからず、前身の読売クラブのユース出身者が設立した持ち株会社
「東京ヴェルディホールディングス」が名乗りを上げたが、資金力がなく、先行きが・・・。 今日15日Jリーグ理事会で「ホールディングス」が新たな運営母体として認められる確率は高い。
問題は新しい経営陣が決まった後である。
新会社は実際にクラブでプレーしていたサッカー愛好者が深く携わっている。
親会社の意向に振り回されない、純粋なクラブチームとしての発展が期待できるが、
その為には一にも二にもカネである。
名門が消えるか、残るか。決定が注目される。
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スポーツを一般的な視点で見ると、金の話はしたくない。
そんなものは二の次だと言いたい。
が、しかし、スポーツの現場に関わっている者なら誰しもも課題が、この金であることも事実。
鰍ナ運営しようが、NPOで運営しようが、
金が尽きて潰れてしまうケースは、一般社会では当然。
スポーツだからという聖域はありません。
古き良き時代(?)、アマチュアスポーツに金は関係ない・・・という考えがあったと思いますが、
今や、プロだけでなく、アマでも金が無ければ競技維持できないのも事実。
(まあ、100%ではありませんが)
Jが華やかにスタートした頃のヴェルディを見てきた者にとっては、
名門中の名門が消滅するなど有り得ない。
きっと誰かが助けてくれるであろうと信じるしかない。
しかし、その助けとは、美談では済まされない、金。
金さえあれば、危機を脱する・・・という壁を乗り越えなければなりません。
是非、今回のホールディングス・メンバーは、人脈をフル活用して、
資金調達に頑張って下さい。
ラベル:Jリーグ 東京ヴェルディ 日テレ スポンサー撤退 クラブ消滅 三浦知良 J2 資金調達 日本テレビ 東京ヴェルディホールディングス 読売クラブ 読売新聞社 スポーツ NPO アマチュアスポーツ スポンサー獲得 アスリート スポーツゲイン 投資 協賛
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