http://sankei.jp.msn.com/sports/other/090901/oth0909011142010-n1.htm
■概略
大阪・吹田にアメフット市民チーム 元プロ選手、斬新な運営で地域密着
企業スポンサー主体のクラブチームから市民クラブチームへの転換を図ろうと発足した
社会人アメリカンフットボール・Xリーグ1部(X1)の「吹田マーヴィーズ」が初戦を迎える。
社長は、日本人初のプロ契約選手として米国でもプレーした元選手で、運営会社社長
として斬新なアイデアを矢継ぎ早に提案。
地元の産官学を巻き込みながら、競技の普及とチームの日本一を目指している。
吹田マーヴィーズは、昨季まで内外電機がメーンスポンサーのクラブチームだったが、
6月にチーム運営会社を新設し、市民クラブチームとして再出発した。
吹田市を拠点にした事・・・社長の元野勝広さん(32)は「産官学のインフラが整っており、
市民や市長にも快諾してもらえた」と話す。
吹田市は人口35万人、総合大学4校、本社企業は3000社以上という特性を生かし、
地元密着のクラブ運営を実施。
市民はファンクラブに無料加入でき、会員はレギュラーシーズン試合は無料観戦、
提携店舗で割引サービスを受けられるという特典がある。
試合入場料まで無料にするのは珍しい特典だが、
観客数を増やすことでチームの広告価値を高める戦略で、
提携企業16社、ファンクラブ会員2万5千人まで増えた。
元野さんは「スポンサーに援助をお願いする時代は終わった。
提携企業にクラブが還元していく対等の関係にしていきたい」と強調。
アメフトを通した学生インターンシップも複数校から受け入れ。
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いいですねえ。
無料招待でまず観客数を高め、広告価値を高める・・・
チケット収入が取れないというリスク有りですが、
まず考えて、それを実行して検証しようとする社長の姿勢を応援したいですね。
(リスク有りの中で、前に出る精神、リスペクトします)
これまでのスポーツは、全般的に、企業におんぶに抱っこ状態のケースが多かったと思います。
スポンサーは投資額を回収できない・・・
しかし、そこは支援とか、援助とか、寄付という言葉で満足するしかなかった・・・
本来、投資者は、それを回収できる可能性を信じて投資する訳だが、
その基本が、スポーツには不足していたと考えられる。
それは、広告露出というモノサシが絶対だったから。
しかし、社会は、それ以外のモノサシを認め始め、
選手・チーム側は、それを、いい意味で逆利用できる。
そういう意味では、チャンスです。
提携企業・・・これは50:50というか、真のwin-winというか、
そのようなニュアンスの話と思いますが、
その基本を忠実に実現しようとする想いが表れていますよね。
吹田マーヴィーズ、頑張って下さい!
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