■ソース
http://singapore.keizai.biz/headline/4802/
■概略
シンガポール最大規模のマラソン大会
「SAFRAシンガポール・ベイ・ラン&アーミー・ハーフマラソン2009」が8月16日に開催。
主催は、ナショナルサービス(兵役)の義務を負う市民とその家族を対象にした
レクリエーション協会「SAFRA」とシンガポール国軍。
大会は、健康的なライフスタイルを推奨するスポーツイベントとして1992年から毎年開催、
今年で18回目。軍関係者に限らず一般市民も参加できるハーフマラソン大会として人気。
参加人数は過去最高を記録した昨年と同じ約7万人で、毎年12月に開催される国際大会
「シンガポール・マラソン」の約5万人を上回り、国内最大規模を誇る。
今大会では、久光製薬がメーンスポンサーとなり、同社製品を参加者にアピールした。
・給水所に隣接して5カ所の「サロンパス・エイドステーション」を設置。
・ゴール地点で「エアーサロンパス」を持つ女性スタッフが、ランナーの脚に製品をスプレー
・2月に発売した「サロンパス・ペインリリーフパッチ」約2万枚も配布
・70人のマッサージ師によるマッサージサービスも提供
うち10人は盲目のマッサージ師を起用するなどCSR(企業の社会的責任)活動も積極展開
同社の佐藤勝宏国際事業部長兼シンガポール支店長は「エアーサロンパスは予想を上回る
好評ぶりで、5カ所に配置していたストックが足りなくなって急きょ補充したほか、ゴール地点
でも行列ができるほどで1,000本を使い切った。
シンガポールでサロンパスの認知度は約9割に達しているが、まだ年配向けの湿布剤という
イメージが強い。今後もエアーサロンパスのような、スポーツをする若年層向け商品もあること
を積極的にアピールしていきたい」と話し、今後も同様イベントで協賛を続けていく事を示唆。
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販売戦略として、シンガポールのマラソンをスポンサードするとは面白い。
サンプリングだけに留まらず、スプレーするというサービスも良いですが、
CSRに絡めてきた点が素晴らしい。
久光さん、素晴らしい。
国内市場の次の戦略として、海外での商品ブランドを高める点で、
海外スポーツに協賛するケースは多いのですが、
現地でのCSRに絡めたプログラムを持つのは、少ないですよね。
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