■ソース
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090813/biz0908131405014-n1.htm
■概略
スポーツ用品各社、ノウハウ生かし企業制服に進出
スポーツの世界で鍛えた高機能性を生かし、ミズノ、アシックス、デサントのスポーツ用品
大手3社が、運送会社の作業服や防火服、白衣、看護師用の靴など“非スポーツ”の
ユニホーム事業を強化している。
少子高齢化でスポーツ人口低下への懸念が背景にあり、
スポーツ分野で培った機能性とブランド力を武器に新規分野での売上拡大を目指している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ですよね。
少子高齢化は確実にスポーツに影響します。
スポーツ用品メーカーが新たな市場開拓に出るのは、ビジネスだから当然の事。
・・・と、ここで心配なのが、スポーツ競技関係者の対策という点。
当然、全競技の協会・連盟は、少子高齢化によるスポーツ人口低下、
そして、競技間のキッズ囲い込みが激しくなり、それに負けた競技はますますマイナー化する・・・
この対策をどれだけ本気で実行しているか、又、これから実行しようとするかが勝負所。
この勝負は既に始まっており、
ビジネスの世界から比較すると、スポーツ界は非常に遅れている。
JOCがアスリートを学校に派遣して、子供達のスポーツ心を誘引する事業を始めており、
各自治体では、キッズの掘り起こし事業も始まっているが、
肝心の各競技種(各協会・連盟)が、自競技を強くアピールする戦略を実施しているかといえば、
それは「?」と思われます。
マーケティング視点では、他競技からキッズを奪い取る位の戦略が必要と思われるが、
スタートの時間が遅い程に、自競技のマイナー化から、這い上がれない可能性を持ってしまう・・・
純粋に楽しむスポーツにマーケティングなど必要ないという考えの方もいるでしょうが、
それでは、気付いた時に、その競技は衰退・淘汰されている事でしょう。
故に、今だからこそ、
自競技に多くのキッズを取り入れるような、どぶ板的な囲い込みが必須のはず。
3年後、5年後ではもう遅いですよね。
逆に考えれば、現在マイナーと呼ばれる競技種にはチャンスとも言えます。
子供達の人気を獲得できれば、中長期的な視点で、メジャー化に繋がるかもしれない。
マイナー競技の選手は、マイナーという点に諦めている方が多いのですが、
そんな事はないです。
機会利益をうまく利用して、競技人口UPを真剣に考えてほしいですね。
まあ、選手よりも、協会・連盟にもっともっと必死になって頂きたいですね。
- 怪我を抱えたまま試合に臨む選手は最大90%、格闘技王者10名による怪我痛み極小化..
- フリ―ダイビング日本代表・岡本美鈴、継続的な海洋保全活動支援を行うスイス機械式時..
- 日本代表選手4名が、筋肉リカバリー用の炭酸ボディケアクリーム「diremotio..
- ダンススポーツ日本代表で、世界ランカーの吉川あみ&TudorAndreiペアとマ..
- スポーツはどこへ行く?スポーツビジネス市場規模2025年¥15兆目標は実現するの..
- NFの補助金・助成金不正は、今のままでは半永久的に無くならない。それを壊すには?..
- 銀行不要のBankless概念の元、web3活用の仮想通貨による新しい資金調達「..
- SelfHackプロジェクトにて鰍ヘぴテックと業務提携、幸福度診断を開始
- 作家・乙武洋匡氏が、「健康経営からウェルビーイング経営へのシフト」をサポートする..
- クラウドファンディングという資金調達法の光(正義)と闇(悪)、お金の大事さが薄れ..