■ソース
http://sports.goo.ne.jp/soccer/column/number-4008-1/
■概略
6月20日、鹿島アントラーズ対ジュビロ磐田が行なわれたカシマサッカースタジアムで、
一つの試みが形となった。食用油を精製して作られたバイオディーゼル燃料で
ユニフォームやスパイク等を運搬するチームトラックを運行したのである。
食用油は、クラブの呼びかけに、サポーターが5月10日の試合でスタジアムに持ち寄り。
373世帯で336リットル(市販600gボトルで約560本分)が集まった。
ガソリンではなくバイオディーゼル燃料を使うことで二酸化炭素(CO2)削減につながるうえ、
不要となった油の回収で環境汚染の防止にも役立つ、という狙いから実施されたプロジェクト。
環境問題に取り組むのは、鹿島だけでない。Jリーグでは、各クラブの積極的な動きが目立つ。
清水エスパルスもそう。昨年1月にはJのクラブで初となるCO2排出権購入に踏み切っている。
昨年8月のジュニアユースU−14チームのブラジル遠征に際しては、水力発電所の見学や
現地の人々との交流などを実施。選手たちは、環境を守ることの大切さを実感したという。
他のクラブでも、自治体や企業と連携して、スタジアムへのマイカップ持参の推進、
カップや食器の再利用、公共交通機関利用の促進などを行なっている。
◇プロスポーツ界が環境問題に取り組む意義とは
Jリーグばかりではない。プロ野球でもまた、環境問題への取り組みが活発になっている。
球界全体として取り組む試合時間短縮の促進、選手会の温暖化防止を訴えるイベント開催。
それぞれの球団でも、折れたバット再利用の箸、植林活動、エコバッグ配布など様々。
地域密着を理念とするJリーグもプロ野球も、プロスポーツは、実は地域企業の協賛を受け、
応援してくれるファンやサポーターなど地域住民の支援のもとに成立している。
つまりは地域の公的な存在といえる。
とすれば、人々の関心事であり重要な課題とされている環境問題に取り組む責任も大きい。
そしてさらに認知を広める意味でも彼らの活動は重要なのである。
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そうですね、スポーツの環境保護問題に対するポジションは近い。
あまり比較したくないが、アスリートはタレントと同じで、世間から憧れられる存在。
(それはプロに限らない。子供達から見れば、アマ選手もプロと同様)
そういう立場だからこそ、世を牽引する使命を持つのは当然。
戦績を上げる事だけがプロ(アスリート)ではない。
戦績面からの選手という前に、世間から見られる立場としての基礎使命がある。
(逆に言えば、それをスポンサーメリットに逆活用できますよね。)
但し、少し注意するべきは、
環境問題は、既に啓発・啓蒙の時代は終わっているという事。
実行の時代に既にシフトしている。
つまり、エコしましょう等の呼び掛けではなく、
選手自ら実行しなくてはならない。
寄付して終わりではダメ。実行者ほどに評価されるべき。
そういう観点では、
上記記事に取り上げられているクラブは先行していますね、素晴らしい。
CO2排出権購入等は、まだまだ世間認知は低いですから、先行する意義が高いですよね。
こちらも1つ2つ、STCIと組んでエコプロジェクトを計画していますので、
いずれ、ブログでも発表したいと思います。
エコに限らず、9月以降は、色々と発表する事が続出する予定ですので、期待して下さい。
色々な観点から、少しでもスポーツにパワーを注ぎ込む予定です。
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