http://www.topnews.jp/f1/11558.html
■概略
2010年F1参入のアメリカの新チームUSF1が、ドライバーが資金を持参する
好条件の契約を複数件、断っていた事がわかった。
「既に2人から、レース予算の4分の3の資金提供の申し出を受けた。いずれもF1経験は
ないが、GP2優勝ドライバーだ」と話すのは、USF1の共同オーナー、ピーター・ウィンザー。
「2人共、母国から豊富なスポンサー・マネー持ち込みが可能」との事で、アメリカ人ではない。
「もう1人の共同オーナーも私も、互いの目を見て、“その金を受け取るわけにはいかない。
何故なら、我々の意思と反するから”と自分に言い聞かせなければならない」
F1で、ジャーナリストやTVパーソナリティとして名をはせたウィンザー。
2台のマシンにアメリカの若き有望ドライバーを乗せるのが、USF1の目標だという。
しかしながら来季、そのうちの1台には、アメリカ国籍を持たないベテランでオーストリア出身の
アレキサンダー・ブルツが収まりそうだ。
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吉と出るか、凶と出るか?
この経済下、数年先が読めない状況で、
後であの時に契約しておけば良かったと思っても時既に遅し・・・という事にならないように。
GP2レーサーのスポンサー企業が、いつまでもその選手を支援するとも限らない。
という事は、F1協賛狙いの構想があれば、別選手経由で別チームに金が流れる事もある。
目の前の資金が、隣のチームに流れて、資金面で勝てない・・・という事も想定できてしまう。
ここまで経済状況が厳しくなければ、気にする事もない・・・という考え方もできるが、
とにかく、F1でさえスポンサー獲りが難しい中で、しかもアメリカで、
大丈夫なの?と思えてしまった。
これはF1だけの話でなく、全ての競技種に共通する事。
身の回りの資金の流れに注意して下さい。
それにしても、記事では、アメリカ人ドライバーで固めると言って、オーストリアのブルツ?
ちょっと矛盾が・・・
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車の開発経験が豊富だからブルツと契約したのです。