http://www.zakzak.co.jp/spo/200908/s2009080315_all.html
■概略
遼のマネー事情…「社会貢献」で“ひがみ”防止も?
私設練習場や記念館建設
男子ゴルフ石川遼(17)が、「サン・クロレラ クラシック」今季2勝目、通算4勝目。
優勝賞金3000万円を獲得し、国内賞金ランク(海外賞金除く)も首位に。
スポンサー契約料を含めて30億円超の収入を得た17歳は、お金を何に使っている?
【涙の完全V】
石川は賞金3000万円を加え、今季早くも6176万円(国内ツアーのみ)の賞金を獲得。
昨季の賞金1億円を合わせると、プロとして手にした賞金総額は、実に1億6808万円。
お金に対する執着心はともかく、優勝への貪欲な姿勢で、獲得賞金額はまだまだ増える。
更に、19の企業のスポンサー契約料は推定約29億円。
(高校生の1カ月の平均小遣いは5590円(05年度、金融中央委員会調べ))
石川にはスポンサーとの窓口となり、資産を管理する会社が存在する。
その内容は公表されていないが、昨年1年間だけで、約8億8000万円の収入。
納税額は1億5000万円。それを差し引いても、年間で7億3000万が懐に入る計算。
【年間2億円以上の支出】
ただ、必要経費として自宅・埼玉・松伏町近くに総工費推定2000万円の私設練習場や、
最近では冬場トレーニングに向け、新潟県内のスキー場近くにペンションを購入。
ここを、ファンとの交流の場を兼ね、数億円をかけて『石川遼記念館』にする方針。
又、コーチを兼ねる石川の父・勝美さん(52)は最近、「社会貢献をしたい」と口にする。
タイガー・ウッズや大リーガーはオフにチャリティー活動を行い、1億円近い寄付をする事も。
巨額の金を手にすれば、当然周囲からの“ひがみ”も強くなる。
「さわやかさ」「純粋さ」人気の石川だけに、チャリティーで、いらぬ逆風への対策も。
又、常にファン視線にさらされる為、プライバシー保護で、拠点を日本全国に作る事になりそう。
納税額を含め、年間2億円以上の支出だが、石川本人は、ほとんどお金を使っていない。
昨年、賞金1億円を突破した際、「最近買ったものはイヤホンのカバーぐらい」と話していた。
ウエアは契約するヨネックスから支給され、電化製品もパナソニックに頼めば手に入る。
実際、食費などを除けば、財布からお金を出す機会は、ほとんどないようだ。
お金への執着心が少ない分、プレッシャーも少ない?
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まあ、結果を出しているのだから、いいじゃないですか・・・
しかし、この御時世だからこそ、ひがみも出るのでしょうねえ・・・
ライバル選手は、ひがみをパワーに変えて、逆襲を狙うべきですし、
他競技の選手は、ゴルフに負けない思いを、競技にぶつけるべきですし、
世間は???
スポーツ選手に限らず、
ビルゲイツ等を始めとするビジネス高額所得者やセレブ界、
又は資産を受け継ぐ貴族等、
資産の一部を世界に分け与える・・・という点で一般的ですが、
その出口に責任を持たなければならない。
UN、Unicefに単に資金提供すれば良いものではないですし、
そこから、自分の金が、何のどのような活動にどう活きているのか・・・
そこをチェックしなければ、真の社会貢献と呼べないのでは?
まあ、この辺りは、特に日本人の場合、
各人によって考え方が違うので決め付けられませんが。
その内容の是非は別として、
Jリーグの地域密着思想や、総合型地域クラブスポーツ化にも社会貢献思想はある。
財務面で余裕が無くても、地域活動を行っていますよね。
これは、金が入ったから活動するではなく、
金が無くても、支出する精神の一つ。
石川選手の場合は、急に資金が豊富になった為に、
今のタイミングで社会貢献に走るのは仕方ない・・・いや、むしろ良いタイミングかも。
メディアは、ひがみを回避する為に社会貢献?等と報道しない方が良い。
決して遅いタイミングではないじゃないですか。
社会貢献の精神を考えれば、又、石川選手の成長スケジュールを考えれば、
批判するべき、「遅いタイミング」ではないはず。
・・・よって、言いたい事は、
石川選手も御両親も、単に社会貢献をすれば、寄付すればいいというものではなく、
何に対して、何を着地点に行うのか、そして、どのように金が活かされたのかを
チェックする事で、石川選手のSocialブランドがより向上する・・・という事。
NPO・NGOの監査の目は厳しいですから、
その辺り、そのようなプロから見られても、高度な社会貢献をしてほしいですね。
競技ファン以外に、そのような世界の方々もファンに迎えられるように、
マネジメントしてほしいですね。
この辺りは、スポーツマネジメント会社よりも、父上の精神を元に行った方がいいかも。
PS・「石川遼記念館」よりは、地元NPOに寄付して、定期的に活動を手伝う位の方が、
確実に株(Socialブランド)が上がりますよ。ファンも増えますし、NPO界も
味方につける事になります。
またここで、企業CSR系のスポンサーシップも稼動するでしょうし・・・
頑張れ、石川遼!
賞金はもちろん、社会ブランドも上げろ!
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