http://npn.co.jp/article/detail/76251378/
■概略
38歳ベテランファイター、WBA世界ライト級13位の嶋田雄大(ヨネクラ)が
WBA王者のパウルス・モーゼス(ナミビア)へ挑戦する
25日、同国の首都、ウイントフックで海外ベルト奪取に挑む。
このところ、日本人選手が海外で世界タイトルを争う機会が増えている。
今年に入ってからでもフライ級・久高寛之、ミドル級・佐藤幸治(帝拳)がタイとドイツで
世界挑戦(失敗)。WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃はメキシコ防衛戦に勝利。
なぜ、日本選手が海外で試合をするケースが増えているのか。
それはボクシング人気の低下に加え、昨今の不況も関係している。
国内で世界戦を組もうとしても、スポンサー・TV局の協力が得られず、
海外へ出向くしかないのである。
国内のファンにとっては寂しい話にも聞こえるが、日本ボクシング界の将来を考えると、
このような傾向は決して悲観するものではない。
なぜなら、海外での試合が増えるということは、日本人選手のボクシングを世界にアピールする
機会が増えるからだ。
かつて国内には、海外でのタイトル戦を徹底して避ける傾向が強かった。
国内で試合をする方が調整がしやすいし、海外だと妙な嫌がらせを受けることもあった。
何よりボクシング人気が高かったころは、国内で試合をした方が儲かった。
しかし、時代は変わったのだ。
世界各国の有望選手は、よりよい条件を求めてアメリカやドイツに進出している。
いつまでも国内にとどまっているのは日本を含めた数カ国にすぎない。
そう、日本人ボクサーは積極的に海外へ飛び出し、自分たちの「商品価値」を世界に
アピールすべきだろう。昨今の危機的状況は、ビッグチャンスの到来なのだ。
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うーん、国内で見たいのはヤマヤマですが、
世界の傾向がアメリカ・ドイツに向いているのならば、
周辺環境に合わせてみるのも有効かもしれませんね。
どうしても興行としての視点が出てしまうので、
表に出てこないやり取りがたくさんあるはずですが、
選手にとっては、まずは戦績(タイトル)ですからね。
金は後から付いてきますし。
頑張ってほしいですね。
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