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2009年07月08日

宣伝広告面とCSR面によるスポンサー誘引

■ソース
http://www.volleyball.gr.jp/club2.htm
■概略
バレーボールを考える>Vリーグ・実業団>企業スポーツの今後
企業スポーツの休廃部は、バレーボールに限らず、他スポーツでも多く起こっています。 

一方、総合型地域クラブ構想を文部科学省が進めており、企業や学校が支えてきた
日本のスポーツを地域に移行しようと進めている。

プロ選手や全国レベル選手をトップチームに抱え、同時に子供〜高齢者までが同じ
クラブでスポーツを楽しめるヨーロッパ型の総合型地域クラブは理想だが、
まだしっかりと根付いておらず、「企業スポーツの即時撤退・地域への移行」は、時期尚早。

Jリーグが、総合型地域クラブを100年計画とする通り、長期間で緩やかに行われるべき。
私は、企業スポーツ維持は反対ですが、とりあえず、スポーツと企業の関わり方のビジョン
が見えるまで、もう少しだけ我慢して企業スポーツチームを維持して欲しい。

企業が頑張ってチーム維持している間に、短中期ビジョンを整え、実践しなければならない。


◇企業スポーツの撤退が及ぼす影響

経済産業省が主催する「企業スポーツ懇談会」は、企業スポーツの撤退が及ぼす影響は・・・

企業スポーツ資源の消失は、我が国のスポーツ体制の基盤を脆弱化させ、とりわけ国際
競技力の低下、生涯スポーツの低迷など、スポーツ界全体に影響する。

「不況だからしょうがないな〜」と静観していると、スポーツの場を失うかもしれない。
◇強い全日本
≪強い全日本→ファン増加→企業チーム認知→宣伝価値向上→チームを持つメリット≫

 富士フイルムはバレー部を廃部にしましたが、「強い全日本」のサッカーW杯には
オフィシャルサプライヤーとして、バレー部の数倍の経費を投入。

スポーツ投資を止めたのではなく、イメージアップ・販売促進に繋がるなら投資するスタンス。


◇なぜ、企業がスポーツを行うのか

高度成長期〜バブル経済期には、社員の士気高揚、福利厚生の一貫、一流企業の
ステータスとして、ほぼ全産業に企業スポーツがもてはやされていました。

しかしバブル崩壊以降は費用対効果の薄い企業スポーツは衰退の一途。
明らかに「イメージアップ・販売促進につながる」ものでなければ、企業にとって価値がない。

投資家への説明義務が大きくなり、「なぜ、企業スポーツなのか」という問いに
「社員の士気高揚」では十分な説明がつかず、
「イメージアップ・販売促進」だと、「W杯のようなイベントに投資すべき」と反論を浴びる。

そこで、合理的理論として登場するのが「社会貢献」です。


「社会貢献なんかに企業が金を出すわけない」と思われる方も少なくないと思います。

しかし、経団連が1%クラブを設立し、企業は不況下でも社会貢献活動に力を入れます。

消費者も投資家も社会貢献を意識している為、企業も当然、社会貢献に力を入れています。
企業スポーツも社会貢献に寄与しており、消費者や投資家もそれを意識しているとなれば、
企業がスポーツを行う意義があるといえます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうですね、CSRによるスポンサー獲得への道順が、わかりやすく解説されています。
チーム・クラブのスポンサー営業担当者は、
広告露出効果以外に、
CSRという側面からのスポンサー獲りをもっと意識されてはいかがでしょうか?
(地域密着を謳うJリーグは尚更です。しかし、まだまだJも宣伝広告を主に口説いて
 いますよね。CSRはイメージだけで押しては弱い。先のベネフィットを見せないと。
 イメージUPした後に、どのように成果がリターンするのか?そこを突き詰めるべき。
 それがCSRで口説くポイントになるはずです。)

但し、CSRで誘引する場合、大手上場企業と中小企業ではアプローチが異なります。
上場企業はCSRがSRIに絡んでいる為に、ステークホルダー(ここでは市民を指す)
だけでなく、海の向こうの投資家も意識しなくてはならない。
格付け機関対策→株価影響まで計算しなければならない。これが結果的に企業収入
に直結してくるからです。
一方、中小企業は、地域密着ブランディングからなる、結果的な業績UPをベネフィット
として意識させなければならない。
登る山は一緒でも、登るルートが違う。同じ結果を求めるにも、戦略・戦術が異なる。

それと、計上科目にも注意ですね。
企業によって異なりますが、スポンサーシップ=広告宣伝費(協賛費)、
社会貢献で支援して頂くことになると、社会貢献活動費や寄付金となりますから、
前者に比べて、後者は予算が非常に少ない・・・・
100万単位なら良いですが、1000万単位で後者扱いは難しいでしょうね。
CSR部・環境部・広報部などを説得するには、その観点からの成果が見えないと。
又、どうしてもキッズスポーツや大会支援になりがちで、チーム支援は中々困難。
高度なプレゼンテーションが求められます。

ただ、上場企業は決裁が段階的であり、時間もコネも内容も必要で、
理論的な交渉が必要ですが、
その反面、中小企業の方が、CSR面では成功率が高いのでは?
鶴の一声が効きますからね。
社長の社会貢献意識とうまくマッチングできれば早いです。
(結果的に、内容はCSR系でも、協賛金・宣伝広告費で落とすケースが多いですが)

現時点で、広告露出の世界(つまり宣伝広告)と社会貢献の世界(つまりCSR)は、
全く別のモノサシですが、将来的に、この2つの交差点に新しいモノサシが生まれれば、
スポーツ支援の新しい形ができるかもしれません。
まだ、おぼろげですが、何となくそこを明確にできる可能性を探っています。
もう少し時間がほしいです。

posted by sports777 at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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