http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20090704ddm035050109000c.html
■概略
逆風の中で:第5部・地域とともに/5 小学校ハンド授業
熊本県山鹿市(5万7000人)の温泉街でオムロン女子ハンドボールを知らない人はいない。
毎年11月、日本リーグ地元開催時には会場は満員。
64ページの大会パンフに150の協賛広告(地元の飲食店・衣服店等)が掲載される。
広告を集めてきたのは現役選手達。集めた広告は250万円分。
つてをたどり、一軒一軒訪ねて回る。
坂元智子主将は「断られるとガックリ。
でも、今は街で声をかけられる位、顔を知ってもらえた」と話す。
地元ではゴールデンウイークに高校生大会を開き、全国からチームが集まる。
市内小学校ではハンドボール授業があり、選手たちが指導を担当する。
トップチームがこれほど地域とのかかわりを深めているのは珍しい。
企業と自治体、地域が一体となってハンドボールの土壌をはぐくんでいる。
選手による広告営業など地域密着活動のきっかけは5年前、西窪勝広氏が、
監督からゼネラルマネジャー(GM)代行になり、当時の会社首脳から
「ハンドボール部を孤立させないように」と指示を受けた。
強くなるにつれて地元採用者が減り、地域とのつながりが希薄になるのを恐れた。
毎年5月に、感謝の集いを開く。今年も2000人の市民が集まり、選手たちと交流。
選手たちが勤務するオムロンリレーアンドデバイス社長は「地域文化になっている。
ハンドボール部が頑張ってくれることで、会社に対する地域の見方が変わる」と話す。
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オムロン女子ハンド、いいですねえ。
選手自ら(チームで)、スポンサー獲得活動を行うとは。
選手も、マネジメント面を習得しなくてはならないという提言を示してくれています。
協賛金は少額ですが、活動する事に意義がある。
選手達は、スポンサー営業の苦労を知り、
数をこなす内に、どうすれば獲得しやすいのかを学習する事になり、
例え、所属チームがどうなろうと、対応力を見つけます。
(別にオムロンがどうこうと言うのではなく、全般論です)
協賛金を引っ張るだけでなく、同時に人脈を構築して、ファン獲得にも繋がる。
これは、多くのマイナー競技の手本となりますね。
頑張って下さい。
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