http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000110-ism-moto
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000111-ism-moto
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000538-san-moto
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000008-rps-moto
■概略
F1分裂は回避! FIAが改めて来季エントリーリストを発表
フェラーリ等8チームが、FIAのバジェットキャップと2010年レギュレーションに反発。
18日にはFOTAが新シリーズ設立を宣言し、一気にF1分裂の懸念が高まったが、
24日に行なわれた世界モータースポーツ評議会を経て、FIAとFOTAは合意。
FIAのプレスリリースには、新シリーズ設立はないこと、2010年レギュレーションは、
今年4月以前に同意していたものを採用すると明言された。
この合意の中には、チームは2年以内に参戦コストを1990年代初頭と同じレベルまで
引き下げ、メーカー系チームが2010年新規参入チームに技術提供をする事も含まれる。
そして、分裂危機において渦中の人物であったマックス・モズレーFIA会長が、
今年10月の再選挙に出馬しないことが明記された。
※2010年エントリーリスト
1・スクーデリア・フェラーリ・マールボロ / フェラーリ
2・ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス / マクラーレン・メルセデス
3・BMWザウバーF1チーム / BMWザウバー
4・ルノーF1チーム / ルノー
5・パナソニック・トヨタ・レーシング / トヨタ
6・スクーデリア・トーロ・ロッソ / STR TBA
7・レッドブル・レーシング / RBR TBA
8・AT&Tウィリアムズ / ウィリアムズ・トヨタ
9・フォース・インディアF1チーム / フォース・インディア・メルセデス
10・ブラウンGP F1チーム / ブラウン TBA
11・カンポス・メタ・チーム / カンポス・コスワース
12・マノー・グランプリ / マノー・コスワース
13・チームUSF1 / チームUSF1・コスワース
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FIA・F1とFOTA・NewFormulaの同時開催は見送られたようで、
F1は分裂せずに、これまで通りに2010年シリーズを迎えると・・・
結果的には、素晴らしいPR効果。
裏取りしていませんが、仮にヨーロッパ辺りのPR会社が仕掛けたものなら、
かなりのコンサル料を取っている事でしょう。
世界中のメディアを巻き込んで、専門誌だけでなく、一般新聞・テレビまで
引っ張り回したのですから、メディア露出効果の換算額は莫大です。
これを期に、再びF1を見てみようとファンリターンを考えれば、物凄いPR効果。
来年は新規3チームも入るから必ず見るべき・・・という誘導戦略プランかな?
(仮にそうであっても、絶対的に裏舞台の情報流出はしないでしょうけど。
流出したら、FOTAの社会的責任が問われ、また車が売れなくなる・・・)
考え過ぎかな?
妄想であってほしいけど、かなり読めてしまうシナリオだなあ。
いやいや、そうではなく、
純粋なFIA対FOTAならば、
単にモズレー会長降ろしで、メーカー系の都合を通したかっただけか?
この世の中、2つがもめれば、着地点は2つの中間に落ち着けるのが常だが、
合意の中に、2年内コスト削減と技術提供が謳われているのであれば、
単なる結論の先延ばしに過ぎない。
このような騒動がまた起こりますよね。
(モズレー会長が降りれば、騒動は起きないか・・・)
まあ、いずれにしても、この1週間位、モータースポーツファンは踊らされてしまいました。
不謹慎かもしれませんが、NewFormulaがどんなものか、
F1がどう対抗するかも見てみたかった。
その理由は、モータースポーツの大きな方向性が垣間見れるはずだったから。
先日、記事に書いたように、F1の、いや、モータースポーツの大きな課題は
今回の騒動程度のものではなく、もっと大きなもの。
その対策をせずして、モータースポーツは生き残れない。
多くのレース関係者が、そこに着目して、対応を図る事が期待されます。
アマチュア選手は、上記記事から、
自分のスポンサー獲りに役立つ点を読み取ってみて下さい。
それは、今回(前述)は妄想レベルかもしれませんが、
自分の情報をどのように世間に広げるかというPR効果ですかね。
この効果が高ければ、スポンサー獲りは楽になりますかね。
ラベル:FIA F1 国際自動車連盟 FOTA WMSC バジェットキャップ フェラーリ ブラウンGP チームUSF1 マノー・グランプリ カンポス・メタ・チーム スポンサー獲得 モータースポーツファン
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