http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/090622/bbl0906221949009-n1.htm
■概略
近年全国に誕生した野球の独立リーグや、元大リーガーが立ち上げたクラブチーム。
企業チームが減少する中「選手の受け皿」として期待されているが、不況の影響もあって
運営は厳しい。それぞれの戦略を持って奮闘するチームや選手を追った。
ベースボール・チャレンジ(BC)リーグ、新潟アルビレックスは、分配金(リーグのスポンサー
収入を各球団に振り分け)を期待せず、個人(一口1万円)や法人(一口3万円)の後援会費
を地道に集める事で、運営できると考えている。
サッカーJ1のアルビレックス新潟は、老若男女のサポーターで本拠地ゲームはいつも満員。
Jリーグが掲げる「地域密着」の成功例にもなったが、その最大要因が、藤橋社長らが導入
した後援会制度だった。
大都市クラブのように支えてくれる大企業もなかったが、それを逆手に取って「県民が支える
プロチーム」を作り上げた。各地の青年会議所を中心に組織作りを進め、県内約40と県外
3つの後援会を立ち上げ。合計約1億円もの会費を集めた。
効果は集客面にも現れ、後援会員特典の招待券が県民の足をスタジアムに向け、Jリーグ
屈指の観客動員数へとつなげた。
この後援会制度は、2005年から新潟のクラブも参入して誕生した男子プロバスケット、
bjリーグでも導入され、効果をあげている。
世界的な不況の影響は深刻だが、今年度の会費目標は、今夏に完成する県立野球場効果も
見込んで2200万円に設定された。藤橋社長は「BCリーグの成否は、地道に後援会を広げる
ことにかかっています」と強調。
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そうですね。
大手スポンサー企業の大口協賛に期待ができなければ、
中小企業の小口協賛を幅広く求める戦略は正しい。
これは、クラブチームだけの話ではなく、
アマチュア個人選手にも全く同じ事が言えます。
アマチュア選手の場合は、
後援会、ファンクラブなど、芸能タレントの事例を研究してみて下さい。
主に個人をターゲットにしたものになりますが、
企業スポンサーの獲得がその先に見えますよ。
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