http://www.nikkansports.com/sports/cycling/news/f-sp-tp6-20090516-495087.html
■概略
<ジロ・デ・イタリア:UCIヒストリカルレース>◇244キロ◇15日
ランス・アームストロング(米国=アスタナ)は、トップから58秒遅れの142位でゴール。
総合では、順位に変動はなく25位のままだった。
アームストロングは、この日のレースにスポンサー名がほとんど消えかかったジャージを
着て走った。メーンスポンサーであるカザフスタンの国営企業が国際金融危機のあおりを
受けて経済危機に陥ったため、給料が今年に入ってから2カ月しか支払われなかった。
これに対して、チームメートを代表して抗議したのだ。
アームストロング自身は今シーズンは無給で働くことになっているが、この様子はこの日
レースで通過したイタリア、オーストリア、スイスだけでなく、テレビを通じて全世界に放送。
明確に見えていたロゴは、カズムイナガス、トレック、そしてアームストロングが行っている
「がん撲滅運動」(Livestrong)のものだけだった。
「カズムイナガスは支払いがある。カザフスタンのほかのスポンサーは支払っていない」と
アスタナのマネージャーは話し、完全に支払われるまでは抗議を続けるとしている。
この抗議活動にはカザフスタンのアンドレイ・ツェイツ(22)以外が参加した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
過去のスポーツスポンサーシップから考えるとレアケースですが、
世界同時不況から、今の経済状況が長引けば、
今後はこのような事が増えるかもしれません。
契約不履行で、新スポンサーを獲得すればいいのですが、
そこにはタイムラグが発生しますから、
選手・チームサイドにとっては難しい判断になりますよね。
このロゴ消し抗議活動が世界のメディアに掲載される事で、
新たなスポンサー探しになるという戦略でしょうが、
うまく誘引できればいいですね。
選手はメディアをうまく活用しなければなりませんし。
- 怪我を抱えたまま試合に臨む選手は最大90%、格闘技王者10名による怪我痛み極小化..
- フリ―ダイビング日本代表・岡本美鈴、継続的な海洋保全活動支援を行うスイス機械式時..
- 日本代表選手4名が、筋肉リカバリー用の炭酸ボディケアクリーム「diremotio..
- ダンススポーツ日本代表で、世界ランカーの吉川あみ&TudorAndreiペアとマ..
- スポーツはどこへ行く?スポーツビジネス市場規模2025年¥15兆目標は実現するの..
- NFの補助金・助成金不正は、今のままでは半永久的に無くならない。それを壊すには?..
- 銀行不要のBankless概念の元、web3活用の仮想通貨による新しい資金調達「..
- SelfHackプロジェクトにて鰍ヘぴテックと業務提携、幸福度診断を開始
- 作家・乙武洋匡氏が、「健康経営からウェルビーイング経営へのシフト」をサポートする..
- クラウドファンディングという資金調達法の光(正義)と闇(悪)、お金の大事さが薄れ..