http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/200904256.html
■概略
世界同時不況の影響でスポーツ界でもスポンサー企業の撤退などの影響が出ています。
そのような状況での日本スポーツ界の課題や今後の展望について考えるシンポジウムが開催。
深刻な不況の影響を受け、日本のスポーツ界でも企業チーム廃部等の影響が出ています。
この状況での企業スポーツを考えようと、日本スポーツマネジメント学会のシンポジウムで、
今後はスポーツ界から企業に対してスポーツ支援のメリットを明確に示す事
が必要である等の意見が出されました。
日本スポーツマネジメント学会会長の原田宗彦・早稲田大学教授は
「日本は企業スポーツが(五輪などの)メダリスト供給源になっているので、企業とスポーツ
の関係を深めない限りメダルの数は増えない。だから、お互いが大事な関係を作らないと
日本の競技力は上がらない」と話しています。
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逆に言えば、
企業スポーツでも、スポンサーメリットが明確でなかったと言える。
当ブログ読者のアマチュア選手には、繰り返し述べてきましたが、
とにかく、相手の立場に立った依頼を行う事=相手のメリットの明確化。
プロ・セミプロ以上にスポンサーメリットを明確化して・・・と説いてきたのですが、
今後は、プロ・セミプロもこの点を追求してくるでしょう。
そういう時代に入ったというか、そうでなくてはスポンサーは獲れないと認識した
方がいいです。
過去の、自己主張型(熱意・努力・根性の訴求)のみでは無理。
多様化の時代で、関心が分散し、
二極分化の時代で、資金繰りが苦しい企業が増える程に、
相手中心の提案型でなければ通用しなくなります。
共通企画書のばら撒き営業は通用しなくなります。
それは、スポーツ界の状況以前に、時代背景からそう言えるのです。
この熟成の経済社会で、先行き不安・競争激化・情報過多・二極分化・・・・等、
アマチュア選手は、そのような中でも、スポンサーを獲っていく必要があります。
それには、戦略的であれ・・・と繰り返し言わせて頂きます。
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