http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090418ddlk02100102000c.html
■概略
弘前大大学院:医学研究科、金メダリストら続々、現場密着のスポーツ医学脚光/青森
弘前大大学院医学研究科の社会医学講座に、バルセロナ五輪柔道の金メダリスト・
古賀稔彦さん(41)に続いて五輪柔道で3連覇を果たした野村忠宏さん(34)が7日、
入学した同講座にはスポーツ界で活躍した有名選手らが続々と入学。
同講座責任者で指導教授の中路重之教授は「幅広く総合的にスポーツ医学に取り組んで
いる成果だ」と、トップアスリートを引きつける魅力を話している。
同講座の大学院生として今春は17人が入学。
うち野村さんら9人が柔道や相撲、ラグビーの第一人者。
従来の大学院のスポーツ医学は整形外科系が主流で、スポーツ現場とは溝があると
中路教授は指摘する。医学部系はけがの治療やリハビリなどを主眼としているが、
同講座は栄養学、メンタル面、疲労、内科・整形外科分野など包括的スポーツ医学を学べる。
授業もテレビ会議をしたり、中路教授らスタッフが東京で講義するなど工夫している。
また、現在でもJ2の湘南ベルマーレ、東洋大陸上競技部・相撲・体操・陸上部などを対象に
実践的な調査研究を行っている。
中路教授は「金メダリストがタレントで終わるのでなく、トップアスリートがスポーツ医学を
幅広く学んで指導者になり、スポーツ人口拡大に役立ててほしい」と期待していた。
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確かに。
セカンドキャリアとも絡んできますが、
トップ選手でも、競技生命を終えたら、スポーツと関係ない仕事に進む人が多いですが、
本来は、生涯スポーツに関わっていてほしいし、本人達もそれを望むであろう。
となると、やはり、スポーツ選手は、スポーツの事なら何でも知っていると、
若手選手はもちろん、一般層からも思われるもの。
それは競技自体だけではなく、
スポーツ医学関連にも期待が掛かります。
リハビリ・栄養・メンタル・・・・全ての面での知識習得を、選手時代から習得される事を
望みます。もちろん、対外交渉・スポンサー獲得・法務等のマネジメント面も。
スポーツ選手は競技だけやっていればいい時代は過ぎています。
時代の流れを察知して、様々な面で自己防衛してほしいですね。
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