久しぶりの日記、、、
ケーブルTV(スカパーでも視聴可)で、
2004年制作の「サイエンスチャンネル」の「アスリート解体新書」を観ました。
元オリンピック選手・荻原次晴のナビゲートで、
様々なスポーツを科学的に分析するのですが、とにかく非常にわかりやすい。
18日夜は、カーレースを取り上げていたのですが、ネットで他競技も見られますね。
とにかく初心者にもわかりやすく解説されているのですが、
なるほどと思ったのが、
レーサーは、レーサーである前にアスリートであるという基本。
レース前のストレッチや体内時計や横Gに耐える為の運動
=基礎トレーニングによってタイムも変わってくると。
非常に簡単な事ですが、改めて考えさせられます。
フォーミュラレーサークラスになれば、その大事さは理解していても、
番組で取り上げていたレーシングカートクラスだと、
とにかくテクニックに終始します。
中高生カーターの時から、基礎トレーニングをするべき。
最近は、スポンサー獲りの手法を、
全国の高校生カーターから問合せを受けるケースもあるので、色々話すと、
とにかく技術を上げる事だけに終始して、ショップからトレーニング方法の重要性まで
指導されていないのがほとんど。
本来は、例えレーシングカートであろうと、小学生であろうと、横Gに耐える、腕力を鍛える・・・
そのような専門的な角度からのトレーニング法を、ショップが教えなければならない。
上記番組では、
スポーツトレーナーの櫻井優司氏(ナビスポーツ)が、懇切丁寧に解説していました。
ここで実感した事は、全ての競技選手は、
小さい頃からスポーツトレーナーを付けるべきという事。
学校の体育では不足。各競技の専門性を考慮しながら体を合わせていくには、
スポーツトレーナーでなくてはダメなのでは。
例えば番組のカートを例に挙げれば、
全てのショップに最低1人のスポーツトレーナーを配備した方が良い。
カートの場合は、そういう対応はほどんど、なされていません。
それは、モータースポーツの世界では、初心者から育成する場合、
まずはテクからですから、レーサーを育てようとする。
レーサーの前に、アスリート教育をする必要があるのでは?
いや、カートだけではないでしょ。全競技のクラブ、チーム、団体にでしょうね。
ある程度、技術が伴って、将来の可能性が高くなってきて、
資金に余裕ができたら・・・という考えは、逆のように思います。
先に体ありき。
アスリート解体新書を観て、改めて、スポーツトレーナーの意義に気付きましたよ。
Kさん、この辺り、進めますかあ。