http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2009031102000081.html
■概略
自ら道を切り開く気概を
企業スポーツ撤退が止まらない。選手にとってまさに死活問題。
競技で身を立てようと思って入った会社であり、チームである。人生がいきなり
閉ざされたように感じるアスリートも少なくなかろう。
とはいえ、嘆くだけでは何も始まらない。つらい立場にいる選手たちにもあえて注文したい。
普通に働きながらでもトップレベルの競技力を保ってみせよう、
そして自分達の手で新たな道を切り開こうという気概を持ってほしい。
ここのところ、トップ選手の間では競技専念の環境を求める傾向が強まっていた。
プロスポーツでなくとも、プロ的な形で活動していく方向である。
企業チームでも、契約社員などの立場で競技に専念する姿が目立っていた。
しかし状況は変わった。
もはや専念どころか競技自体がピンチなのだ。ならば昔のようにフルタイムで働きながら、
なんとか時間をひねり出して練習するという形も必要ではないか。そんな中でもトップに
なってみせるという気概が欠かせない時代ではないのか。
こうした状況に対処するのは、もとよりスポーツ界全体、社会全体の責務ではある。
ただ、個々の選手にも苦難に耐えて自ら道を切り開く姿勢がなければ、
この危機は乗り越えられないだろう。スポーツという大事な文化を
守るためには、すべてのスポーツ人の努力が必要なのだと思う。
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はい、その通りだと思います。
※気概=困難にくじけない強い意志・気性。
やはり根本は、選手の意識が重要。
時代環境に合わせたパラダイムシフトが必須ですよね。
世の中が不況だから仕方ないではなく、
そのような中でも生き残るにはどうしたら良いかを良く考えること。
これまでは、競技に専念して戦績アップだけを考えていれば良かったかもしれない。
しかし、これからの時代は、選手マネジメントは自ら行わなければならない。
プロ・セミプロは、マネジメント会社や広告代理店任せではダメ。
アマチュアは当然のこと、セルフマネジメントを身につけなくてはならない。
今やスポーツを続けるには、
その意義・意味を広く深く認知して、
周辺環境を自分自身で作っていかなくてはなりません。
例え不況の波が来ようとも、影響せずにスポーツで食べていく戦略を
自分自身で持って頂きたいです。
昨年から、スポーツの性格・位置付け等が変わってきましたよね。
スポーツ版の、産業革命・IT革命とでも言うべきか。
もちろん、気概だけではダメ。
戦略的な行動を忘れずに!
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