■無料PDFレポート(A4*8頁)=資金難&NG続きの選手は必見
99%の選手がPush型企画書・価格不相応で成約できない→ここを改善すれば獲得率は上がる!
アドレス

2009年04月01日

中嶋監督、企業撤退に「神経質すぎる」???

3月11日の記事なので、少し古いですが、ちょっと取り上げさせて頂きます。

■ソース
http://www.nikkansports.com/sports/motor/news/p-sp-tp2-20090311-469759.html
■概略
元F1ドライバーでエプソン・ナカジマ・レーシングの中嶋悟総監督(56)が、
日本企業が不況を理由にスポーツ支援から相次いで撤退している現状を
「日本は神経質すぎる」と憂えた。
10日、都内で今季のスーパーGT参戦体制発表会見に出席。
ホンダのF1撤退や、三菱自動車のダカール・ラリー撤退など国内企業の
支援打ち切りについて
「日本は神経質すぎる。(不況の発信源の)アメリカは何もなかったようにやっているのに…。
スポーツと経済は別じゃないか」と語った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

モータースポーツを愛するが故に言いますが、
中嶋さん、ちょっとズレているのでは?
F1という、経済社会に助けられてシートを確保するスポーツを散々体験してきたはず。
モータースポーツは金がなければできないスポーツではないですか。
関係者は口にしなくても、暗黙の了解で、金有きのスポーツ。
毎年、資金不足でシートを確保できずに、
素質ある選手がモータースポーツを去っていっているではありませんか。

 

企業資金に頼らなくては生きていけないスポーツが、
企業を敵にするような発言をしてどうする?
しかも、日本のモータースポーツのトップが、そういう発言をしたらまずいのでは?
後世のレーサー達のスポンサー獲りにも影響しますよ。
草レベルでモータースポーツを愛して、
将来F1を夢見るアマ選手の事をよく考えて頂きたい。

元F1パイロットならば、企業の経営状況がどのように運営されているか
知っていて当然。
ホンダだけでなく、企業スポーツ撤退の裏側の、財務状況は二の次にしろというのか?
派遣社員の首切りをしている状況でも、モータースポーツ優先なのか?
スポーツ選手はスポーツを考えてさえいればいいとも受け取れる発言。
おかしいです。

アメリカでは何も無かったように・・・
?????有りまくりでしょ。
スポーツと経済は別というのは、誰もが思う理想ですが、
モータースポーツと経済は一体じゃないですか。
F1から経済社会を取ったら、どう運営するのか?

是非、中嶋さんと対談したいですね。
スポーツと企業の関係は、かなり深いですが、
様々な対応策が進む中で、
あまりにもモータースポーツ関係者は、他競技に比べて遅れていると思われます。
モータースポーツを愛するが故、ちょっと引いてしまった記事です。

 
posted by sports777 at 16:35| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当ですね。余程生活に困らない日々を送っているのでしょう。いくら頑張っているとはいえもう一般庶民は限界ですよ。欧米では金持ちに脅迫状を送ったり襲ったり暴徒化し始めています。エリートは散々労働者階級をバカにしてきたのですから当然の報いかもしれません。何しろエリート好みのうちの親戚は私の事もバカにしていますからね。この人たちが酷い目に合うのを私は静観し楽しませてもらおうと思っています。貧しくて悲しい人の為に涙を流さなかった罰です。
Posted by kei at 2009年04月04日 10:36
USAでも様々な競技で影響が出ていますよね。
サブプライム破綻から始まった世界同時不況で、金融系を主に、企業は大変な状況。
スポンサーシップ撤退に向っています。
撤退にまで至ってなくても、ギリギリで継続している場合もあるでしょう。
中嶋さんは、一部のそのような企業状況を指して発言したのかもしれませんが、
問題は、「神経質すぎる」程度で長年積み上げたものを捨てるか?という事です。
確かにホンダの場合は、スポンサー不足という別問題も絡んでいるようですし、
三菱にも別問題との複合要因もある事でしょう。

しかし、中嶋さん程の世界の企業に支援されてモータースポーツの頂点に行った方が、
企業を否定するような発言、又、経済状況を認識していないような発言をするとは驚きでした。
しかも、その言い方は、後世のレーサーにも大きく影響する言い方。
レーサーという人種は、企業社会をわかろうともしないのだな・・・と思われてもおかしくない。
特に中嶋さんに大金を注ぎ込んできた過去のスポンサー企業は、
ああ、こういう思考の人達ばかりのモータースポーツなら、
今後サポートはやめよう・・・という感覚も生まれます。
企業の立場で物事を考えれば、そういう考えになる確率が非常に高い。
非常に驚いた記事でした。

モータースポーツは金の掛かるスポーツです。
金が無ければマシンさえ用意できません。
それはボトムカテゴリーのカートから始まっています。
カートでさえ、ある程度の金が無いと走れない。
学生の一部は親から借金や支援で走り、
又、他はアルバイト収入でやっとの思いで走る。
又、その他は、スポンサー獲得に走る。
モータースポーツこそ、スポンサー獲得に関しては、
カート時代から関わりを持つケースが多い為に、
他の競技選手よりもスポンサーシップに長けていなければならない。
このような中で、非常に危険と思われるのが、
スーパーGT、スーパー耐久、フォーミュラクラスのレーサー達と話しても、
スポンサーなんて金を持ってくればいいという感覚のレーサーが多い。
これは非常に危険な育ち方です。
社会や時代とズレまくっている。
(私はこの手のレーサーからのスポンサー獲りサポートの依頼は断っています)

そして、中嶋さんの記事・・・
ああ、やはり、モータースポーツ全体の傾向なのかと思わざるを得ません。
いつの日か、モータースポーツ選手は、
USAのエリートと同じ感覚を持つようになったのかもしれません。
モータースポーツ、ちょっとヤバイです。

誤解の無いように、
全てのレーサーを指しているのではありません。
ほんの一部の話です。
私は、未来のレーサー達を応援したいですね。
Posted by sports777 at 2009年04月04日 14:48
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
スポンサー獲得講座マニュアル.jpg
『スポンサー獲得講座・マニュアル教材』
◆このような企業が獲得しやすい!=ターゲット選定法
◆このような企画書が成約しやすい!=Pull型企画書構成法
◆このような交渉が成約しやすい!=ベネフィット・プレゼン法
◆その他、習得ポイント多数の全220ページ

数十社に交渉しても獲得できなかった選手が
¥数十万〜数千万の資金スポンサー、サプライヤー獲得の実績!