http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2009030302000040.html
■概略
不況とスポーツ いまこそ意識改革を
スポーツが危機に陥っている。
景気後退で企業チームの撤退が相次ぎ、競技自体の衰退を招き
かねない状況。スポーツ界全体で新たな道を切り開く時が来ている。
世界同時不況による景気の悪化が企業スポーツを直撃している。廃部、休部が続き、
名門と呼ばれるチームも次々と姿を消しているのだ。バブル崩壊以降は常に苦しい状況に
置かれてきたスポーツ界だが、今回の危機はかつてなく深く、重い。
日本のスポーツはあまりにも企業に頼り切ってきた。今後も企業の貢献が不可欠なのは
変わらないにせよ、これまでのような形がもはや不可能なのは明らかだ。スポーツ界は
急ぎ新たな道を探り、切り開いていかねばならない。
かねがね重視されてきているのは地域との連携だ。実際に試みている例も少なくない。
行政との連携や複数スポンサーによる運営も考えられる。
地元住民に愛される存在となり、地域全体に支えられる形をつくり上げることができれば、
それは今後のスポーツ界にひとつの進むべき道を示すことになるだろう。
スポーツ人の意識改革も欠かせない。競技力の強化や普及だけでなく、
社会とどうかかわっていくのかを第一に考えねばならない時なのだ。たとえば、スポーツの
側が幅広い社会貢献の可能性を示せれば、新たな支援も出てくるのではないか。
冬の時代は終わりそうもない。スポーツ界は危機を新生への出発点とすべきだ。
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この手の記事が多いですが、内容は同じですね。
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