http://www5.nikkansports.com/sports/kyusyu/maeda/20090217_75289.html
■概略
スポーツで元気づけてほしい
「不景気に見舞われている今の状況の中では、廃部はどのチーム
にもあり得る話。チーム存続の危機は常にあります」・・・
入替え戦で残留が決まったラグビートップリーグのサニックス藤井監督が記者会見で話した。
「私たちは地域密着を目指しています。地域とともに歩んで地域に求められるチームに
なればチームは存続すると思う。社長も同じ考えだと思います」と藤井監督は続けた。
100年に1度とも言われる景気悪化はスポーツにも打撃を与えている。
日産自動車は運動部休部を決定。だが、社会にはスポーツどころではない人もたくさんいる。
日産自動車九州も大規模な人員削減を行った。
職も住居も何もかも失った人がたくさんいる。みんなが常に雇用の不安を抱えている。
「スポーツにお金をかけるのだったら、雇用や給与を保障してほしい」。
本音ではそう思っている社員も多いと思う。
今回の東芝ラグビー部のような不祥事は、チームを支えてくれる従業員への裏切りだ。
自分達の活動の裏には、雇用を切られて涙を流す人もたくさんいる事を、
選手は忘れないでほしい。
こんな時代だから、スポーツで元気づけてほしいと思っている人もたくさんいる。
サニックスが目指すように社内だけではなく、広く多くの人に支持されるチームはなくならない。
企業に支えられているスポーツを存続させるという使命もある。
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コンパクトにまとまられたいい記事ですね。
企業スポーツの崩壊が叫ばれる中、
選手サイドも、色々な観点から再考するべき岐路にいるのだと言えます。
スポーツとは何ぞや?
スポーツを行う選手、観るファン、支える関係者が必死な中で、
もっと基本的なレベルで困惑する人達がいるのも事実。
失業者を生む前にスポーツ部を廃部にする・・・
そんな止むを得ない決断が迫られる裏舞台があるのも確か。
考えさせられますよね。。。
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