http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20090228-465746.html
■概略
日本複合がバンクーバーへスポンサー急募
26日のノルディックスキー世界選手権複合団体で、金メダルを獲得した複合の日本代表が、
スポンサーを急募する。1月から支援を受けている企業との契約は3月いっぱいで切れ、
4月からはスポンサーなく、このままでは夏場の合宿が組めない。
来年のバンクーバー五輪の金メダル獲得に向けて、欧州のライバル国に対抗するため、
スポンサー探しに本腰を入れる。
アンカーを務めた小林は「世界と比べたら僕らの環境は決して良くない。メダルが少しでも
アピールになれば」と、スポンサー獲得への切実な思いを明かした。
複合の日本代表は今年1月から、世界選手権の開催地リベレツに工場のあるデンソーから、
期間限定のスポンサーとして支援を受けている。しかし、それも3月いっぱい。
この不況の中、支援を約束してくれる企業はなく、現状では4月からはスポンサーがなくなる。
ノルディックスキーが盛んな欧州ではチームにも、選手個人にもスポンサーが
多数つく。年間億単位の強化費で、夏場も雪のある場所へ移動して、強化を図っている。
日本の場合は、連盟が配分する強化費はジュニア世代の分を含めて3500〜4000万円程度。
雪を求めて欧州を移動するのは難しく、昨年夏の海外合宿はオーストリアで行った3週間だけ。
成田部長は「他国の関係者が日本のスーツにスポンサーのロゴが入って
いないのを見るとびっくりする。合宿も思うように組めなく厳しい」と、苦しい台所事情を
明かした。
06年トリノ五輪前に有力選手がスキー板に「スポンサー募集」のステッカーを張って
活動したが、効果は薄かった。
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ノルディックスキー以外でも、
海外では当たり前のスポーツスポンサー体制が、
日本では相当レベルが低い事が言われます。
特に日本におけるマイナー競技の環境はそれをモロに直撃されていまうのですが。
まあ、スポーツに対する国民性の違いと言われればそうなのですが、
どうにかこの根底を変えていかないといけません。
学校スポーツ(部活等)で育った日本人にとって、
スポーツはタダ(無料)が当然?
クラブスポーツ主体の欧州では、キッズ・ジュニア時代から
月謝を払ってスポーツ指導を受ける・・・この辺りの違いから育つ国民性だろうか。
どちらが正しいとは言えませんが、
上記記事に関しては、
少し頑張ってもらうしかありません。
ただ単にスポンサー依頼をしても、この不況下では成約率が相当低いので、
戦略的に進めて頂きたいですね、
頑張って下さい。
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