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2009年02月28日

栃木プロ4チームのスポンサー獲り

■ソース
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/sports/brex/news/20090225/117252
■概略
09年収入目標、12億円超 景気後退の中、県内4プロチーム
栃木県内でプロチームの誕生が相次ぎ、今春から全国でも異例の4チームが活動する。
厳しい経済状況が続く中、4チームの2009年シーズン収入目標は計12億円超。
◇  ◇  ◇

昨年、HC日光アイスバックス(日本唯一のプロアイスホッケーチーム)はクラブ10周年。
チーム設立2年目のリンク栃木ブレックス(プロバスケットボールチーム)がJBL初参戦。
栃木SC(サッカー)のJ昇格と話題が豊富だった。
今季から新たにブリッツェン宇都宮プロレーシングチーム(サイクルロードレース)が加わり、
全国でも珍しい4競技のプロチームがそろった。
一企業が支える「企業スポーツの時代が終わった」と言われる中、
各チームはスポンサー収入やチケット収入等を柱にチームを運営。

◆不況風に厳しい現実

4チームの収入のメーンとなるスポンサーは県内中心。収入目標は4チームで12億円超。

各チームとも「景気の落ち込みを感じる」「来季については見通しは甘くない」と厳しい
現実を口にする。
中には「昨季まで支援してくれた企業から年明けに『ごめんなさい』と
キャンセルが入った」というチームや「この時期、お金を出すことは
従業員に説明がつかない」と企業側に断られたチームもあった。

そのような状況もあり「スポンサー企業のパイの奪い合いになる」と
いう懸念する声が挙がる。

◆企業価値高める戦略

各チームが頭を悩ませる中、打開策として栃木SCやバックスは「まだ回り切れていない
企業がある」と新規スポンサー獲得を目指す。一方で収益の柱の一つ、チケット収入の部分で
「本業の試合の方でお客さま満足度を上げたい」と、新たなファン獲得を視野に入れる。

ブレックスとブリッツェンは企業の販促や広告、ブランドイメージのアップを
戦略の一つに挙げる。
「今の時代、看板一つ(広告)いくらという時代ではい。
人員を含め営業体制を強化した。企業にこちらから提案して、
企業の価値を高めている
ブレックス)という。

◆支えるスポンサー側
チームを支えるスポンサーは「地域貢献」を意義として掲げる。

栃木SCとバックスのスポンサーのTKCは「地域に貢献することが重要。経済状況が
いい時も悪いときも長く応援できる存在でありたい」と話す。

4チームのスポンサーとなる藤井産業も「各チームが活躍して地域を明るくしてほしい。
地域が活性化する」と期待を寄せる。
深刻な不況風が吹く中、スポーツ文化を根付かせるため各チームは
知恵を出し、奮闘している。

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企業スポーツからの脱却として、応援するべき4チーム。
スポンサー獲得は、まだまだ大変だとは思いますが、
頑張って頂きたいですね。

「看板=広告いくらという時代ではない」という点を認識されている点からも応援したいです。
プロチームといえば、マスメディアによる広告露出効果ばかりが
モノサシとして注目されてきましたが、
マスメディア自体、広告(効果)自体が、問われる時代に入っていますので、
他のスポンサーメリットを組立てる事で、交渉は十分可能です。
それらを実践している4チームなのでしょう。

不景気を理由に言っていても始まらない。
そういう環境の中でも生き残るチーム(選手)が真に強いという事。
スポンサー獲りも競技と全く同じですから、
戦略無しには成功しない。

相手(企業)の立場に立った提案・交渉の仕方がカギになる中で、
上記記事からは、それを実践している様子が伺えます。
頑張って頂きたい!

posted by sports777 at 04:07| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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