http://mainichi.jp/select/today/news/20081230k0000m020031000c.html
http://www.news24.jp/126031.html
■概略
野村証券、経営環境厳しくJOCスポンサー契約を解消
野村ホールディングスは29日、日本オリンピック委員会(JOC)
とのスポンサー契約を打ち切る方針を明らかにした。
金融危機拡大や世界景気悪化に伴い経営環境が厳しさを増している為、
現契約が切れる12月末を最後に、契約解消に踏み切ることにした。
野村HDは99年、社会貢献活動の一環として、オリンピック出場選手
ユニホームに企業ロゴが付けられる「JOCオフィシャルパートナー
(協賛企業)」に参加。負担は1シーズン(4年間)で3億円。
野村HDは、米証券リーマン・ブラザーズのアジア・太平洋、欧州・
中東部門を買収。リーマン買収費用に加え、金融危機による業績悪化
などで09年3月期連結決算は、大幅赤字の計上が避けられないと
みられている。
この為、JOCとの契約継続による負担と、広告・宣伝効果などを
考慮し、解消を決めたとみられる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スポンサー契約解消の理由が2つ記載されています。
@経済的負担
A広告・宣伝効果
多くの企業スポンサーが、金融危機による影響で、
資金援助をしている状況ではなくなったと事由を発表していますが、
野村HDは、それに付け加えて、
4年3億の広告・宣伝効果が「ない」、
もしくは「不足」とする事由を挙げています。
表現上は「考慮」としていますが、
現実は「ない」又は「不足」なのでしょう。
容易に察しがつきます。
オリンピックでさえ、
明確なスポンサーメリット(広告効果等)が成立しないと、
スポンサーシップが成り立たないリスクがある・・・・
このようなスポンサーシップの原点が、
来年辺りから厳しく問われていくでしょうね。
広告効果とは何ぞや?
プロの世界でも、この基本が追求される事になります。
元々、それが当然なのですが。
アマチュア選手は、プロ以上に、
スポンサーメリットを明確にして、
費用対効果・ROIを提示して下さい。
それがスポンサー獲得への近道になりますから。
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