■ソース(印刷タイムス2013年5月31日)
http://www.monz.co.jp/news/2013/05/31/7140
■概要
大阪シーリング印刷(松口正社長)では、社会貢献活動の一環として
オリンピック出場を目指すアスリートの育成を支援。
これまでに、フィールドホッケーでオリンピックを目指す選手を入社させるなどしてきたが、
今年に入ってから2104年にロシアのソチで開催される冬季オリンピックにおいて
ショートトラックスピードスケートで出場を目指す桜井雄馬選手と支援企業の契約を結んだ。
桜井雄馬選手は、小学校3年生からスピードスケート・ショートトラックを始め、
これまでにユニバーシア―ド大会・全日本大会で入賞を果たすなどの実績を持つ。
現在は2014年に開催される冬季オリンピック(ロシア・ソチ)に向けた強化合宿に
参加するために休学を決意し、妹の桜井美馬選手と兄妹揃ってのオリンピック出場を目指す。
妹の桜井美馬選手は2010年にカナダで開催されたバンクーバーオリンピックに出場して活躍し、
名古屋の証券会社に就職が決まったが、桜井雄馬選手は残念ながらあと一歩のところで、
前回のバンクーバーオリンピックに出場することができなかった。
今回は、松口社長が知人を介し桜井選手を知り、大阪シーリング印刷で支援企業の1社として
桜井雄馬選手と支援企業の契約を結ぶこととなった。
その契約の模様が6月1日(土)午前7時30分〜8時までNHK名古屋放送局
「ウィークエンド中部」で紹介される(愛知・岐阜・静岡・福井・石川・富山・三重の7県で放映予定)。
桜井雄馬選手は自身のブログにおいて「競技で結果を出し、オリンピックに出場することで
支援先の企業名を広くPRできると思います。支援していただける企業の宣伝活動に
全面協力したいです」と語っている。
2013年にオリンピック選考会が2回(9月6〜8日、12月13〜15日)行われ、2回の大会の
得点の合算で順位を決め、オリンピック代表が決まる。
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桜井選手、良かったね。
http://www.athleteyell.jp/sakurai_yuma/
桜井君と出会ったのはまだ最近(アスリートエールの説明会)。
妹がJOCアスナビで就職先(所属先)が決まり、競技資金が安定する中、
素質が有りながらも、兄が競技資金で苦戦する状況の中、
やはり、上記スポンサー獲得に繋がったのは、桜井君の「危機意識」だ。
確かに、最初はスポンサーメリットをどうしたらいいでしょうか、と不安があったよね。
ただ、話せば話す程に吸収が早いし、
即実行に移すから、こちらが驚いてしまう。
えっ、あの話、もう決まったんかい?と。
取り巻く競技環境や妹の動向から、強く危機意識を持って臨んだ結果だと思います。
ただ強いだけじゃない、律儀で社会性も高い。
寄付金を受ける事と協賛金を受ける事の違いも理解している、
スポンサー企業に対するリターン作りこそ重要というプロ意識も備わっている。
2社目、3社目は時間の問題であろう。
ソチで名を上げろ!
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大阪シーリング印刷さんのような、マイナー競技に理解ある企業さんが
今後も増える事を望みます。