■ソース(F1通信さん)
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51882759.html
■概略
F1スポンサー制作のF1広告動画は開拓の余地あり: インフォグラフィック
新しいF1シーズンが始まったが、ブランドにとって大きな機会のある分野を
明らかにするレポート(インフォグラフィック)が発表された。
F1は世界最大の国際的スポーツであるが、そのブランド・パートナーは
ビデオを通じてスポンサーシップ権の価値を高めることに苦労している。
新シーズンが開幕し、200以上のスポンサーが契約している。
しかしF1経験のあるコンサルタント会社「ブレンディッド・リパブリック社」は、
2012年中、登録されたスポンサー221社が製作したビデオをレビューし、
マーケティング・ポテンシャルに大きな差があることを明らかにした。
このレポート 「F1におけるコンテンツ・マーケティング:露出から関与へ」は、
以下を強調している。
・スポンサーシップに基づいてビデオ製作するスポンサーはわずか24%。
・ TV視聴者は185ヶ国5億人にもかかわらず、F1放送局向けの
コンテンツを製作するF1スポンサーは10%未満。
ブレンディッド社は、「F1の世界的露出は並ぶものがないが、殆どのスポンサーは、
F1ファンとつながるビデオ・コンテンツを製作するのに苦労している。
ソーシャル・メディアとテレビ人気は、スポンサーに大きな機会を提示している。
視聴者は、F1に対する情熱を盛り上げてくれるコンテンツを切望している。
新シーズンが開幕したので、スポンサーは、放送局が放送したり、
ファンがソーシャル・メディアで共有したがるようなビデオを製作できる余地が
大いにある」と述べた。
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要は、スポンサーサイドもスポンサーシップの権益をフル活用すべき、というもの。
これは、日本のマイナー競技に投資してくれる希少な企業にも同様な事が言える。
本来、スポンサーシップとは、投資される側=アスリートが、自分を商品化し、
スポンサーメリットという商品を売り込まなくてはならない。
しかし、マイナー競技・アマ選手では、中々、スポンサーメリットを構築できず、
セールスシートも作れない現状がある。
(それは選手の責任ではなく、それを教えないスポーツ界に問題がある)
となると、
投資サイドの企業が、スポンサーメリットという商品を自由に組み立ててしまえばいい。
肖像権・著作権をもっとフル活用した方がベター、とも言える事になる。
上記ニュースでは映像がテーマになっているが、
国内マイナー競技アマ選手の場合も、例え無名でも、例え王者でなくとも、
映像によって、イメージ戦略やブランディングはできるし、
資金的・社会的に弱いマイナー競技アマ選手へのスポンサードは、
ビジネスブランド構築より即効性のあるソーシャルブランド構築に役立つ。
金額の大小ではなく、
投資される側の努力(提案・売込・貢献・寄与)は当然であるが、
それを待っているのが歯がゆい企業サイドは、うまく権益を利用して、
スポンサーシップ協賛金の回収(ROI)に役立ててほしい。
企業の利用の仕方を創意工夫すれば、
無名で戦績下位のマイナー競技アマ選手でも十分ROIは成立する。
(有名選手に億が掛る一方、無名選手なら数十、数百万で事足りる。
リーチの広い狭いは、費用対効果を検証すれば、必ずしも有名選手が
有利になるとは限らないし)
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☆企業の広告宣伝部、CSR部の方で、御興味ある方には、
上記理論を、具体的事例を挙げて、数値を持って証明致しますので、
左の黄色いmail toバナーから御連絡下さい。