http://news.livedoor.com/article/detail/6613281/
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2014年6月12日〜7月13日のブラジルW杯・プロモ映像ができた模様。
早く来い来いW杯。
http://youtu.be/3FnloRNo3Wk
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日本のプロ野球(NPB)やJリーグに目を転じると、格段に遅れていることに気付く。
BS放送やCS放送でスポーツ番組がたくさん放送されるようになったが、
だからといって、リーグや球団がBSやCSを利用して「貪欲」に稼ぐ姿勢は見えない。
地上波放送もやり方や交渉次第で放送回数を増やすことが可能だが、
現状打開に取り組む球団が現れる様子はない。
米国では視聴率が下がっても放送権利料は確実に上昇している。
NPBやJリーグは米プロリーグが行う放送局との交渉の仕方をもっと研究し、
応用してもよいと思うが、現状以上のことを行う意欲はなさそうだ。
親会社からの天下り役員のケガをしたくないとの保身が積極的な交渉を躊躇させるのだろうか。
アマチュアの世界も額に汗して働くことを嫌っているようだ。
JOCを筆頭とするアマチュアの組織・団体は自分たちが保有する知的財産権の現金化をせず、
政府に補助金の増額を求めたり、宝くじの分配金に期待している。それではいけない。
自ら稼ぎ、それを分配するくらいの気概がなければ、
残念ではあるが日本のスポーツ界が大きく飛躍することはないだろう。
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さすが大坪先生、ビシッと書かれています。
どこの組織とか、細かいミクロな事は言いません。
マクロな視点で、
スポーツ界全体が、何故、現金化(資金調達)に努力しないのか不思議に思う場面が非常に多い。
とにかく資金難なので何もアクションできないとか、
やりたい事は沢山あるが、金が無いから・・・
そして、最後は、
マイナー競技だから仕方ない(現金化できない)・・・という言い訳を言う組織は非常に多い。
会費収入・協賛収入など、細かく見れば収入源は多角にできるが、
根本的な所で、やはり着目すべきが協賛収入の所。
現金化には、戦略と武器(セールスシート)と実行が必要だが、
尽き詰めれば、この基本たる3要素がないがしろにされている。
片っ端から営業しても時間と労力の無駄だし、
コネがないというなら作ればいい。
コネクションは待ってできるものではなく、自ら作るものだから。
セールスシートだって、それがベストなのか?
代理店やプランナーに任せきりでいいのか?
スポンサーメリットは本当にそれしか無いのか?
ここを詰めれば、セールスシートが別物になる。
99%は広告スペース売り。
協賛候補企業は、果たして広告スペースを確保したい為に、
スポーツに投資するのか?
又、最初からどうせダメだろと諦めてアクションを起こさないのはNG。
会費収入で一応運営が回っているから、余計な事や未知な事は避けたい、
といった発想が多い事が心配になる・・・
隅々までチェックすれば、これもスポンサーメリットになる、
あれもスポンサーメリットになる、
あの競技のあの手法はそのまま使えるとか、
現金化はまだまだ可能と判断できるケースが多い。
後は、現場の心意気か(ボトムアップ型)、
又は絶対的なトップ意見が組織全体に通達できるか(トップダウン型)、
危機感も持ち方1つで、現金化は変わる。
■ソース
http://gqjapan.jp/2012/05/24/ishikawaryo1/
■概略
一流アスリートはエンターテイナーである【2】石川遼インタビュー
アスリートとエンターテイナー。交わりそうで交わらない、この2つの言葉。
両立するのは簡単なことではない。
それでも、果敢に挑戦しようとしている20歳の若者がいる。
世界レベルで戦う彼は、自分自身をどう“見せるか”を考え始め、
そして行き着いた答えがあった。
「プロスポーツ選手って、ある意味エンターテイナーでもあるべきだと思うんです。
どうすれば、見ている人たちに夢を与えられるかな、と……」
「昔は、ただの憧れだったんですが、見られる立場になったので、立場が違いますよね。
子どもの頃は、プロスポーツ選手はみんな自分のためだけに戦っているのかなと
思っていたんです。でもいまは、決してそうじゃないと感じています。
たとえば、中田英寿さんや本田圭佑さんは、見せる〞ことをよく考えていると
思うんです。それってエンターテインメントの部分ですよね。
まだ本田さんとはお会いしたことないんですが、見ていてすごく、それを感じます。
僕は、おふたりほどのこだわりを持てていないんですが……、課題ですね」
中田英寿と本田圭祐──。個性的なファッションを見せる両人は、ともに21歳で
海外のクラブチームに移籍した。16歳から活躍の場を海外へと広げている
石川さんだけに、世界を知るこの2人に共感したのかもしれない。
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記事はファッション面をピックアップしていますが、
ファッションより前に、
生き方や思想レベルでの拘りをアスリートは見せていく必要がありますよね。
一流になってから考えるのではなく、
アマ時代、戦績下位時代からでも、これは必須。
他の選手と何が違うのか?
これって、個人ブランディングの世界。
プロ意識という面から、よくアマ選手との面談で、
「はい、ここにサイン下さい」とテストするケースがある。
「サインを依頼された事がないので、特にないんですが・・・」
「その時点でプロ意識、失格だよ(笑)」
いつ何時、どんな状況でも、サイン位掛けないとね。
これは、ファンを意識しているかいないかの問題。
特にキッズにとっては、無名でも、強いスポーツ選手は憧れの的。
そこに、プロもアマも著名も無名も関係ない。
これって、人にどう観られるか、どう魅せるか(見せるか)という事に関係してきます。
サインどうこうだけじゃない。
意識の持ち方は選手それぞれだけど、
その拘りを、どうやって社会に訴求している?
他の選手との違いをどう見せている?
この辺りって、キッズアスリートでさえもキチンと考えなくてはなりません。
アスリートって、生涯孤独でストイックで戦績だけ考えていればいい・・・
という時代は、ちょっと現代に合わなくなってきているはず・・・
これだけ情報過多の時代に、マスメディアのTVに出なくても、
気軽に簡単にネットに情報を載せて拡散する事ができる。
これを利用しない手はない。
地方のマイナー競技アマ選手でも、自分の拘りを世界に向けて発信する事ができる。
その拘りは、キチンと戦略立てた方が有利。
味方を沢山作るから。
味方=応援者は、支援者に育ち、協賛者に育つ可能性も秘めているし、
何より、気をもらう事で、勝機を高める事ができる。
自分を自競技界でどうみせるか、
自分をスポーツ界でどう見せるか、
自分を社会全体にどう見せるか、
これって、かなり重要なセルフブランディングです。
(芸能タレントは差別化策を主にこれが当たり前ですよね、新人でも。
今やアスリートにも必要な時代です。
勿論、サラリーマンでもね。)
■ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120518-00000006-isd-game
■概略
米国任天堂、子ども向けテニスイベントのスポンサーに―『マリオテニス』発売にあわせて
米国任天堂は、「USTA SmashZone Mobile Tour」のオフィシャルスポンサー契約を
締結したと発表。「USTA SmashZone Mobile Tour」は、体験型アトラクションで、
子どもにテニスの楽しみを紹介することを目的に全米各地で開催。
このスポンサー契約は、5月発売予定のニンテンドー3DSソフト『マリオテニス オープン』
の強力なバックアップとなることが期待されている。
さらに、8月25日にUSTA Billie Jean King National Tennis Centerで開催される、
子どものためのテニスイベント「Arthur Ashe Kids’Day」のオフィシャルスポンサーに
なることも決定しており、当日はマリオとルイージも遊びにくる。
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これは各企業の都合優先(スケジュール等)となるが、
様々な企業が、新製品・新サービスを日々発表しているのに合わせて、
スポンサーシップを依頼する事もできる。
しかし、
この手のプロモーションは、守秘義務下でプロジェクト推進されているので、
中々アスリートやスポーツクラブが事前に情報入手する術は無い(少ない)。
だから、普段から広告代理店・メディアの方々を始め、ビジネスネットワークや
コネクション開発を行うべき。
特に、個人選手よりも、団体・クラブの担当者はそういった面を強化すべき。
情報の順序的に、メーカーが新製品を作り上げたとする、
その後、プロモーション・広告・PR計画が組まれて実行される流れだけど、
例えば水系製品なら水系アスリートを起用しようとか、
空がテーマの映画だからスカイ系アスリートを絡められないかとか、
ヨガDVDを出すから、ヨガ先生を探せとか、
レースゲームを出すから、レーサーに協賛したいとか、、、、、
商品やサービスとのマッチングは、やはり情報戦。
情報を早く沢山入手する情報網は、社会人なら当たり前なのだけど、
アスリートもそんなの知らない、時間が無い、、、、とか言う前に、
できるだけ形成した方がいいですよ。
アスリート1人がそんな情報網なんて作っている時間が無い・・・というのも判る。
じゃあ、それらに強い人、たった1人を味方にすればいいんじゃないの?
(ちなみにアスリートエールは、その手の情報を、
掲載選手に対して御知らせしていますよ。
そういったものを使うも使わないも、アスリートの判断。
上場企業からのキャスティングも過去に沢山あるしね。)
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PS・アスリートエールは、現在、第2回マルハンWorld Challengersと連動し、
自ページ公開選手の中から14名選抜者が選ばれるので、
まだ登録していない選手は、この機会にエントリーしてみては。
周りのアスリートにも教えてあげて下さい。
■ソース
http://punta.jp/archives/5008
■概略
子どものスポーツとスポンサーの関係
米国4大プロスポーツ=メジャーリーグ(MLB)、バスケ(NBA)、アメフト(NFL)、
アイスホッケー(NHL)では、親会社や企業名を名乗っていない。
ユニフォームにもスポンサー名は入っていない。
日本のプロ野球では胸に大きく企業名が入ったユニフォームを着用しているが、
これと比較して、米国のメジャーリーグをはじめとするプロスポーツは、
企業ではなく地域住民が「所有している」という意識が強いためと解釈されている。
ところが米国でもユース(子供)・スポーツとなると話は別。
野球リトル・リーグではユニフォーム、帽子、フェンス、ボードにスポンサー名を掲げられる。
但し、酒やたば等はNG。支援企業がチーム編成や采配に関わることは禁止。
又、リトル・リーグ・ワールドシリーズは例外で、スポンサー名入りユニフォームはNG。
子供スポーツのスポンサーは、青少年育成、地域還元という意味合いが強い。
しかし、その一方でビジネスとしても捉えられている。
家庭で1人の子供が野球をしている場合も、祖父母も含めた家族総出で応援する事が多く、
家族の誰かがスポンサーである飲食店やスーパーマーケットを利用する事に繋がるから。
カナダと米国であわせて3500店舗以上を持つドーナツ店『ティム・ホートンズ』は、
同社のひと口サイズのドーナツ『ティム・ビッツ』に由来する子供のスポーツプログラムに
年間300万ドル(約2億4000万円)をつぎ込んでいる。
特にアイスホッケーを初体験する幼児〜8歳までのプログラムは有名で、
NHLスター選手、シドニー・クロスビーも出身者だ。
参加者には胸に『ティム・ホートンズ』と背中に『ティム・ビッツ』とプリントされた
ジャージーが支給され、そのジャージーを来てドーナツ店に行くと飲み物がプレゼント。
幼児は店まで行けないこともあり、付添いの親がドーナツやコーヒーを購入する期待も。
今や子供スポーツ大会にも冠スポンサーがつく時代。
子供スポーツは家族ぐるみで関わるものとなっていて、市場も拡大されている。
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日本のキッズスポーツ環境とはちょっと違いますが、
大事な事は、
記事にも記載されている『キッズスポーツでもビジネスとして捉えている』という点。
日本でキッズスポーツにスポンサー付けを行おうとすると、
社会貢献活動の延長として交渉する方(特にそのクラブ関係者)が多い。
見た目は正しい手法だが、
厳しい見方で企業視点で言えば、「お涙頂戴型・交渉」という側面も持っている。
挙句の果てには、それ協賛でなくて、寄付でしょ?という話になってしまう。
社会貢献活動の一環のみで御願いします、と依頼を掛けたら、
その効果を実証説明する事は難しい。
世界TOPのCSRリサーチ機関や格付け機関でも、まだ算出方法ができていないはず。
(「はず」というのは、スポーツ系よりシビアな人権系・福祉系などでも聞いた事がないから)
つまり企業は、善意だけのモノサシで、交渉事を認可するかどうか稟議する事になる。
確かに日本でも、社会貢献部、CSR部が常識的になってきたので(大企業の場合)、
部門担当者がその意義を追求して判断し、経営者が可否決裁する時代になった。
しかしながら、社会貢献活動は、一方的な善意だけではなく、CSR全体の1つという
認識のグローバルスタンダードに飲み込まれているので、CSRの効果を求める時代。
(業績反映や株価影響を含めて、上場企業、又、格付けインデックスに採用された企業程、
それらを追求しなくては、経営者決裁も降りないであろう。)
話を元に戻すと、
キッズ協賛(寄付ではなく、あくまで協賛)を企業に依頼する場合、
これまでは、地域密着・青少年育成等の大義名分を押すだけで、
一社会貢献活動という面から支援金(結果的に協賛でなく寄付に成る場合も多い)を得る
ケースがあったのだが、
これからの時代は、それらだけでは不十分。
USAのようなビジネスモノサシによるリターンを提示できなくては、通用しない世界が広まる。
キッズスポーツに限らず、シニアスポーツでさえも、
企画書に、「社会貢献要素だけではなく、サンプリング等のビジネスメリットもあります」と、
取って付けたようなセールス文章を記載しているケースを良く見るのだが、
作成者にその詳細を求めると、全く返答できないケースが多い。
「決まったらやります」
「それは以降の相談で・・・」
確かにその時点で細かく決められないかもしれないが、
という事は、スポンサーメリットをビジネス視点で予測計算していないという事になる。
という事は、提示額が価格不相応という確率が非常に大きくなる。
という事は、協賛を求めていながら、実際は寄付を求めている。
という事は、この件でのリターンが全く保障されない。
という事は、成約確率が低い。
・・・・・・こういった流れになる。
故に、言いたい事は、
キッズスポーツでさえも、キチンとしたビジネス面でのリターンを提示できなくてはいけない、
という事であり、それができれば成約率が上がるという事。
キッズの胸にロゴを貼って、一体いくらの広告換算額になるのか?
(キッズの胸ロゴなんて、スポンサーメリットのオマケに過ぎない)
それだけで、依頼額換算に届かなければ、他メリットはどのくらいの価格換算になるのか?
又、どれだけの2次3時リーチになるのか?
こういった事がシャープに刺されば、
キッズスポーツに投資する企業はいくらでもある。
私の周りでは、
間違ってもいいからスポンサーメリット効果額を算出して企業に提示せよと伝えています。
勿論、子供はそんな計算ができないから、両親に指示する訳ですが、
1つ1つ教えれば簡易計算位、未経験者でもできる。
(大学生選手くらいなら、例題を見せれば全部作成してくる位だから)
広告代理店やリサーチ会社のような詳細で明確な計算なんていらない。
アスリート、又は親という、そういった面ではド素人が作るものだから正確性に欠ける。
しかし、それを算出しようとする誠意は企業に伝わる。
そのメリット換算額を見た企業担当者は、
「実際にはこういう計算になりませんけどね・・・」等とは言いながら、
他選手の「お涙頂戴型・Push型・懇願型・詐欺型」との違いは認めてくれるでしょうね。
企業は、スポーツに限らず、そういう懇願をイヤという程に受けていますから、
大企業程にお涙頂戴型は通用しないと認識した方がいいです。
(多くの大企業は、それ対策を実行しているくらいですからね。詳細は言えないけど。)
ですから、換算額に限らず、
とにかく、企業メリット=スポンサーメリットであるビジネス面のプラス効果を、
シニアは勿論、キッズスポーツでも提示できなくてはいけない。
それができれば、戦績界でも超マイナー競技でもアマ選手でもキッズでも
スポンサー獲得率が大幅に上がる。
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ちなみに、「社会貢献の一環」のみで、寄付金を依頼する場合、
大企業程に多くの支援テーマを持っていますから、それはそれは大変。
「青少年育成の一環でサッカークラブに寄付100万御願いします」という依頼は、
環境系NPOが提示する「植林活動100万」や
人権系NGOが提示する「飢餓の幼児支援100万」や「地雷除去支援100万」等と、
ぶつかる事になります。
どれが正しいとかのレベルではなく、各企業は関わる理由を熟考しますから、
企業の思想や姿勢PR、又、上記のようなビジネスメリットを考えるのが本音。
「資金難で潰れそうだから、メリットなんて言う前にお金下さい!」的な交渉が一番ダメ。
お金を出す側の視点に立っていない。
又、金が絡む限り、それは甘い、と言わざるを得ない。
(それなら街頭募金をした方が早いかもしれない?)
社会貢献活動の一環で・・・と押すのなら、
社会貢献と企業の関係をプロレベルで説明できないとね。
だからこそ、キッズ投資交渉と言えども、ビジネス性を持った交渉をする方が、
結果的に、成約に届くまでのスピードが早いはず。
(騙されたと思って実験してみて下さい。絶対、後で判るから(笑))
ちなみにちなみに、キッズのクラブ(団体)でも個人でも上記の交渉法は全く同じ。
どうしても、ビジネスに繋げるには団体の方が有利だけど、個人でも大丈夫。
人数で負けている点は、他でカバーできる。
主催者側は、スポンサー契約を結んでいない企業による五輪を絡めた宣伝活動を禁止。
「試合」「2012年」などと「ロンドン」「夏」「スポンサー」「メダル」「金」「銀」「銅」などの
言葉を組み合わせることも「違反」という。
さらに五輪の輪やマスコットなど、五輪を連想させる画像や標語、ロゴ使用も禁止。
会場付近では、持ち歩きプラカード、ペットの犬や入れ墨に至るまで、企業名表示を禁止。
期間中は公式スポンサーではない企業・団体が広告を出していないかをチェックするため、
250人もの警官がパトロールを実施。
ロンドン五輪は、米コカ・コーラ、米マクドナルドなどスポンサー企業から計約14億ポンド
(約1820億円)の資金を調達。1億ポンドの資金を提供して一流ランクのスポンサーに
ならない限りは、五輪と関連付ける宣伝を行うことはできなくなっている。
開催地周辺での宣伝広告について小売店に助言している、英法律事務所は
「これはあまりにも厳しすぎる」と憤る。
英小売り大手、マークス&スペンサーも厳しい規制に頭を抱えている。
同社CEOは「五輪ロゴなどの使用なら厳しく規制されて当然だが、わが社はそうでない」と主張。
地元企業や商店からは「五輪開催権を勝ち取ったのは、地元地域や地元企業を活性化
するためだと言われていたが、今われわれが締め出しをくらっているような状態だ」と、嘆きの声。
IOCによると、1980年代、スポンサー減少で五輪が財政難に見舞われ、開催国政府が
開催費をほぼ全額負担せざるを得ない状況となった結果、公認されていない宣伝活動の
規制は厳しさを増していったのだという。
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スポンサー企業サイドの視点で見れば当然。
地元店舗や地域人の視点ではやり過ぎ、、、、、と言ったところか。
経緯も事情も判るし、法的にも前者となるのは判る。
中途半端な論評はできないのだが、
逆のリスクも心配になる。
五輪の商業化が追求され、いつの日かアマチュアという言葉が消え、
アンチ思考が広まる事を懸念する。
だからと言って、当ブログでも、アマ選手でもプロ思想を、と謳い続けているので、
ビズネス的には、前者を支持せざるを得ない。
商標・著作権・肖像権・・・ビジネス視点では色々面倒だが、
アマチュア選手・マイナー競技の世界では、
それ以前のPRや広告が必要な為、
むしろライツ・フリーでどんどん自由にお使い下さい、という立場になる。
(そうは言っても、例え無名でもアスリート個人を守る最低限ルールは必須だが)
五輪は五輪の道を行けばいい。
歴史があるし、様々な情勢もあるし、未来Visionもあるから。
だから、マイナー競技の普及や、スポーツ全般の底辺を広げるには、
ライツ・フリーの五輪に代わる大会が必要なのかな?
そりゃ壮大過ぎて、簡単には作れないけど、
もしかしたら、スポーツの未来を考えると、必要かもしれない・・・
非・五輪競技の様々な超マイナー競技と日常的に関わっていると、
そう思わざるを得ない。
(1の資金を2にするのは比較的簡単だ。しかし、0から1にするステージは相当大変。
五輪競技は前者の感覚。非・五輪競技は後者の感覚。
資金をどう増やすかではなく、まず0から1へ持って行かなければならない。
ビジネス域に及んでいない世界をまずは脱する必要があるので、
五輪とは違う戦略・Visionを持たなければならない・・・)
まあ、細かい事は置いておいて、
(置いとけないか?)
非・五輪競技、頑張りましょう。
■ソース(2012年4月30日)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=40620
http://ja.espnf1.com/sauber/motorsport/story/77257.html
■概略
ザウバー、チェルシーとのパートナーシップを発表
ザウバーがイングランドプレミアリーグのチェルシーFCとの新たなパートナーシップを発表。
「(パートナーシップには)商品の販売やスポーツ科学の分野における知識の交換を含む。
両パートナーはそれぞれのロゴによってお互いをサポートし、
それぞれのスポーツ外にある意義深いマーケットに現れることで利益を得るだろう」
チェルシーのロゴはスペインGPで初めてC31のマシンにお目見えする予定。
ザウバーCEOはチームがこの機会を得て活気づいていると話した。
「F1とサッカーの間でかつてこのような形のパートナーシップは存在したことがないものの、
数々の共通点や相乗効果の可能性を秘めています。
ザウバーF1チームとチェルシーFCは多くの同様なスポーツおよび商業面のテーマを
扱っており、これらの分野で互いに強化することを望んでいます。」
ザウバーのロゴはチェルシーのホームゲームやスタンフォード・ブリッジの
インタビューボードに掲示される予定。
「かつてない形でフットボールクラブとF1を結びつける革新的なパートナーシップであり、
世界最大のスポーツの二つを引きあわせて、われわれのファンを一体化するものだ。」
「このパートナーシップはユニークなコマーシャル機会の可能性と共に我々双方に
大きな利益をもたらすだろう。世界で最も魅力的な二つのスポーツを結びつける共通のビジョンだ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは凄い!
サッカー*F1・・・・・有りそうで無かった手法だ。
確かに、色々な展開が予測できる。
新たなスポンサーを引っ張る事は容易かもしれない。
うーん、やられたな、こういうのを提案しなくちゃいけなかった。
恐れ入りました、、、
(仕掛けはどこかな?)
これは他競技にも展開できますね。
タッグの作り方によっては、マイナー競技を押し上げる手法になるかもしれない。
色々想像できてしまう。
もっと書きたいが、もう眠くて限界、仮眠するのでまた今度・・・
ロンドンオリンピックまであと100日を切り、代表選手も決まり始めているが、
オリンピックアスリートの活動費事情は決して楽ではないようだ。
これまでも世界各国で、オーストラリアのサッカー女子代表や、ドイツの女子バレーチーム、
スペインのハンドボールチームやサッカーチームがカレンダー販売等で資金集め。
日本でもパラリンピック陸上・中西麻耶選手が活動資金を捻出する為にカレンダー発売。
また、ロンドン五輪マラソン代表に決定した藤原新選手は自身のマネジメント会社を設立し、
ニコニコ動画を通じて1000万円の活動資金を集めた。
アスリート以外でも、個人発信力を生かして収益を上げるケースとして、有料メルマガが多い。
■有料メルマガは「ファンクラブ」
有料メルマガの収益率は非常に高い。本の印税が10%とすると、メルマガ収入は80%程。
誰でもが簡単に収益力の高いメディアを持つことが比較的容易であり、
また誰でもが簡単にその人のスポンサーになることができるのである。
本当にその人の活動に賛同している人がいれば、お礼と報告だけのメルマガでも
お金を払う人はいるのではないかと考えられる。
筆者は有料メルマガはファンクラブに似た構造と考えている。
というのも、ある人の情報に共感や信頼性さらに付加価値がある場合には、
お金を出してもそれを購入する。ファンクラブも特定の人やグループの情報を得るために、
メルマガや情報誌が定期的に送られてきて、限定グッズや先行発売を可能にしている。
メルマガもそこでしか入手できない情報や
メルマガに寄せられた質問に答えることも行っている。
特にソーシャルメディアを活用した個人をサポートする基盤は今後も広がるのではないか。
4年後のオリンピックのときにどのような状況になっているかが今から楽しみ。
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そうですね、五輪選手でも資金難は非常に多い。
もっと競技資金があれば、
最新競技用具を購入したい、外人コーチを付けたい、バイトを辞めて練習専念したい、
最新設備でトレーニングしたい、データロガーを取りたい、、、、、
等の言葉を常に聞いています。
そこで大口スポンサー企業を1発ドカンで望む選手が多いのだが、
TOP戦績程にトレーニングに専念したい為に時間が無い(笑)。
だから、スポンサー営業を学ぶ時間も無いし、
エージェントを成功報酬でやってほしいと言う・・・
非常に選手サイドに有利な依頼ばかりだ(笑)
マネジメント会社に所属する選手は、全てマネジメント会社が面倒を見てくれて、
お金もガンガン引っ張ってきてくれると考える選手もいる。
しかし、マネジメント会社から声も掛からない・・・
どうしたらいいのか?
早く資金調達しないと、競技続行できなくなる、そういう危機感を持つ選手は多い。
アスリートは、takeだけ求める傾向が非常に多い。
トレーニングをしているのだから、giveをする時間も無い。
戦績が上がれば、それがgiveになるんでしょ、という発想。
ここを改めないと、資金調達は無理と言わざるを得ない。
出資者は何の為に金を出すのか?と考えれば、答えは見えてくる。
上記のような選手に、よくこういう質問をする。
「あなたの実力と資金難度は判った。
じゃあ、それを踏まえた上で、あなたが社長になったと仮定して、
あなたみたいな選手が100万下さいと交渉してきたら、簡単に出す?」と。
「金が余っていれば出すと思います」と選手・・・
「いや、経営者は、金が余っているから協賛する訳じゃないよ」と、
資金調達(スポンサーシップ)の構造について、基礎の基礎から話す事となる。
(だから時間が掛かる(笑))
1発ドカンの大口スポンサー狙いも判るけど、
その前にやれることが沢山あるでしょと。
それが、上記記事のような事。
それをシステム化したのが、アスリートエールでもある。
競技資金調達ゼロの選手が、SNSやメルマガを通じたファンコミュニケーションで、
月数万〜max月60万以上を集めているケースがある。
藤原選手の1週間1000万には負けるが、地道にファンを固定化している選手がいる。
初めて会う選手の中には、PC嫌いです、ネットできません、メールもやりません、、、、
なんて選手も居た。
トレーニングで忙しく、そんな暇も無いと・・・
しかし、その選手よりも上位戦績のTOP選手でも、その位の事は簡単にこなし、
小さいながらも競技資金を集めている選手がいる。
今や、アスリートだからPCできません、ブログは面倒ですなんて言うのは時代遅れ。
最低限の情報発信を行い、
それをファンコミュニケーションとして成立させて、
そこから小口資金を集金する・・・・よく考えてみれば、非常に簡単にお金を掴む方法だ。
そんな日常的な努力無しで、大口企業スポンサーは無理。
何故なら、企業スポンサーを獲得するには、
ブログやメルマガ以上に、時間と労力を要するから。
(無論、無駄な時間と労力を無くす方法を教えているが・・・)
人様からお金を頂くのは大変な事です。
アスリートだから競技専念のみで資金もほしい、、、なんて都合のいい話は無い。
それなら、いきなり石川遼や浅田真央のようなスーパースターに成るほどの、
世界戦績を出して、世界中のメディアを騒がせる位のパフォーマンスを先に見せてほしい。
その過程(開花途中)だから、それは無理と言うのなら、
やはり、最低限の情報発信位はした方がいいですよ。
それは、キチンと行う程に、競技資金に繋がるし。
記事にあるように、ただカレンダーを作っても売れない、
ただメルマガを出しても誰も読んでくれない、、、、といった壁は必ずある。
誰でもニコ動に出してもらえるかと言えば、それは無理だし、
販売マーケティングやコネクションやノウハウ等、
やはり専門家の補助を受けた方が、結果を出すのが早い。
PS・アスリートエールも、単に選手ページを作ったからといって、
急にファンが増えて、小口協賛がガンガン集まる訳ではないです。
キチンとファン開発を考えて、小口協賛に導く手法を試す必要があります。
無論、事務局でそれを無料でフォロー指導しています。
使うも使わないも、他で資金調達するもしないも、
全てはアスリート自身が決める事。
我々はいつも門を開けて、フォロー体制を強化するまでに過ぎない。
昨季、6年間続けたサッカー選手を引退し、今年からレノファ山口運営スタッフに就いた。
クラブにとって初の専従スタッフ。地元企業や商店を回り、スポンサー獲得に精を出す。
選手時代から気になっていたのは、レノファのクラブとしての未熟さだ。
資金不足なのにスポンサーを集める営業の人材がいなかった。
山口国体も終わり、今年は頼りの強化費もなくなる。「営業やらないか」と声がかかった。
「クラブを変えたい」。もう一度、サッカーに懸けることにした。
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JFLを目指す中国リーグのレノファ。
スポンサー営業の専任スタッフを配置した模様。
地域リーグからJFL昇格を目指す段階での辞令。
http://www.renofa.com/2012_sponsor.html
既にスポンサーが付いているので、
これまでの外部頼りだけではダメだという判断かな?
(少額でも、この数を抱えていたら、専任でなくてはダメですよね(笑))
レノファに限らず、一般論として、
そして、サッカーに限らず、他競技も入れた論として、
全国に資金難クラブが非常に多いのだが、
意外とスポンサー営業の専任がいないケースがある。
(肩書を持っていても、特化していなければ専任と言えない。
専任でなければ、金集めなんてできないし、出資者(企業)に対して失礼。
そもそも、資金提供者への対応が他作業と兼務できる可能性は低く、
それが中途半端なら、次年更新は無いと思った方がいい。)
全て広告代理店任せ、エージェント任せ、というケースは意外に多い。
代表がセールスシートの内容を判らないケースさえある。
それで、資金難だからスポンサーが欲しい、等の発言は御法度だ。
金に対する緊張感が無さ過ぎる。
何故、専任なのか?
うちもエージェント業を行っているので、全部預けられた方が、
調整が簡単だし、売上向上にもなるから、おいしい契約となる。
しかし、売上が落ちようが、調整が難航しようが、
ノウハウ伝達に時間が掛かろうが、
専任を立てて、できるだけ内省化を図るべきと推奨している。
それは、クラブの中長期を考えての思考だ。
それは、地元密着程に、地元情報は内部蓄積するべきだし、
そのデータは中長期で生きるし、
その地域でも傾向や対策といったノウハウはクラブ自身が持つべきで、
外部協力社は、協力社に過ぎない体制を構築しないと、
クラブ自体の資金調達実績がいつまで経っても基礎固めできない。
外部協力社は、比較案件が出れば、おいしい方を選択する。
大口を簡単に失うリスクも考えた方がいいし、
そのクラブ1つに命を賭けてくれるとは限らない。
クラブの命を守るのは、クラブ員でなくてはならない。
そこに、外部協力社に、あくまでも「協力」してもらう・・・
(複数社を使うなら、仕切りを完璧にできないといけないし)
外部協力社は大口交渉業務が基本だ。
少額交渉業務じゃビジネスにならないから、という本音は間違っていない。
但し、クラブサイドから考えれば、10万の少額スポンサーでも大事。
だからこそ、フットワークの軽い、地元密着で、地域の顔となる、
小口から大口交渉までこなす専任が必要。
故に、アマチュアでもマイナー競技でも、クラブには最低1人の
スポンサー営業・専任スタッフを推奨している。
兼任ではなく、「専任」である・・・ここがミソ。
(まあ、そうは言っても、10人未満のクラブでスタッフも居ない、、、
というケースでは、まずは兼任者を探す所からのスタートに
ならざるを得ないのだが・・・
知人の保険営業マンでもいい、化粧品営業主婦でもいい、
スポンサー営業を手伝ってくれる方を何とか捕まえて、
肩書だけでも、法人営業部長などの名刺を持ってもらうべき。
そして、空いた時間でも構わないので、パワー投入して頂く。
無論、営業フィーはできるだけ多く渡す。
選手10人未満であれば、このような超アーリーステージ段階を進む事になるが、
それでも、キチンと体制を作るべき。
サッカーのような選手以外のスタッフを持つ団体なら尚更、
資金調達を要するなら、
他担当を外してでも、スポンサー営業担当を立てるべき。
キチンと対応しないと、最初は御祝儀で契約を頂いても、
本当に簡単に企業は1年で切りますよ(笑)
地元貢献の寄付金的な考えの経営者は少ないと考えた方がいい。
あくまでも協賛金でスポンサーメリットを追求し、価格相応のリターンを求める
経営者が殆どとクラブ側は認識するべきだ。)
小口・中口・大口の構成を考えても、又、短期ではなく
中長期で資金調達を考えても、専任が必要。
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レノファに話を戻せば、石原さんには頑張ってほしい。
努力と根性の営業ではなく、
「戦略的」で「非常識」な営業で、ガンガン資金調達して下さい!
陰ながら応援したいと思います。