http://www.townnews.co.jp/0605/2012/04/12/141792.html
■概略
競技の魅力 五輪で伝えたい
※2014年ソチ五輪の正式競技に決まったフリースタイルスキー。
国内の注目を一気に集めるチャンスと見る。
「五輪でメダルを獲って、世界と戦えるところを示せば競技の認知度も
上がるはず」と語る。海外ではエンターテインメント性の高い人気スポーツ
としてスポンサー企業を集めるが、国内選手を取り巻く環境は厳しい。
練習できるゲレンデは限られ、遠征費は働いて工面する。
「上に行く才能を持った選手がやめていくのを何十人と見た。
必死に頑張る後輩のためにも道を切り開きたい」と、言葉に力を込める。
※ジャンプ台や鉄のレール、ボックスの置かれた数百メートルを滑降し、
技の難易度や、その完成度を競うスロープスタイルが専門種目。
2012W杯に2戦出場し、7位と14位に入った。現在の世界ランクは13位。
※2歳からスキーを覚え、19歳でフリースタイルに出会った。
2007年に日本で開かれた国際大会で国内最高の5位入賞。
フリースキーの体験プログラムやファッションショーも手がけ、
競技普及イベントを成功させる為、芸能事務所主宰の学校にも通った。
※市内のスポーツクラブで働き、練習や遠征に先立つ資金集めに汗を流す。
練習を満足に出来ないもどかしさもあるが、
地元企業からスポンサーの申し出が寄せられるなど、生まれ育ったまちの
温かさを再認識し始めた。
2013年W杯でポイントを稼ぎ、まずはソチ五輪の日本代表の切符を目指す。
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この方ですかね。
http://freeskiblog.com/glintsonsnow/
記事から、アマアスリートの苦労が垣間見れる。
競技資金が無くなったら、競技を続行できない。
当たり前の話だけど、
金の卵が、志半ば、競技を去っていくケースは多い。
そういう状況を見ながら、かろうじて競技維持できている選手がいる。
そういう場面を多く見ている選手こそ、
競技普及に目覚める・・・しかし方法が判らない。
自分(選手)が小さくやるより、
協会・連盟がもっとしっかりやるべきと、「気付き」が生まれる・・・
又、スポンサー企業獲得法が判らないけど、
とにかく協賛金が欲しいと考えるようになる・・・
考えるよりも先に、行動に移る・・・
マイナー競技アマ選手でTOPを狙う選手の典型的なケースですが、
このように、こうしてああして進めれば、協賛金も募れるし、
競技環境もよくできる・・・・改善は可能と言いたい。
(昨日も、この点、1,2時間しゃべった(笑))
そして、この記事には重要な事が隠されているのに、
ブログ読者のアマ選手は気付きましたよね?
繰り返し述べている、
マイナー競技アマ個人選手程に、地元と地域密着であれ、
人密着であれ、、、、という点です。
(この点も、昨日、1時間位しゃべった(笑))
大口協賛金が即必要だという事で、
大金を1社に懇願するケースが多い。
スポンサーメリットの重要性を理解していない選手が殆どなので、
結果的に、協賛金ではなく、寄付金を依頼している。
企業は一個人に大金の寄付金を出す訳が無い。
故に、資金調達方法が全くズレているから、
取れるものも取れない(笑)
時間と労力が無駄・・・というケースが非常に多い。
そういった事を理解した上で、
地元中心のファン作りを行う。
たったこれだけで、変革の兆しが現れるようになる。
企業に依頼したい額を、地元から集められたという成功例は多い。
手法を知りたいアスリートは御連絡下さい。
PS・つい昨日も、こういったブログ記事を読んで問い合わせをくれた
競泳選手と直接会って打ち合わせをしました。
3,4時間と意外と短時間でしたが、
前述した重要事項は伝えられたはず。
後は本人のメンタル次第だ。
どれだけの危機感を持って対応するか、
周りがどんなに動いても、本人に意識改革が無ければ、
状況が良くなる事はない。
全てはアスリートの吸収力の問題。
変革できるアスリートは多い。
だから、変革を促す指導の場を確立する事が、
スポーツ界の課題だ。