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2012年04月09日
春のスポンサーシップ状況
スポンサーシップニュースを常々チェックしているかな?
http://sponsorship.jp/
春は契約が多くなる季節。
どうしてもメジャー競技:サッカーの情報が多いけど、
スポンサーシップの状況=どのような企業が協賛しているのか?
これを追求して調べる事は、自らのスポンサー契約獲得への
傾向と対策を知るという事に繋がります。
マイナー競技選手のスポンサー獲りに役立ててほしいという想いから
ボランティア推進スタートしたので、チェックして下さいね。
又、自らスポンサー契約をした時は連絡を下さい。
又、自競技の協会・連盟に、契約時はニュースとして掲載すべきと伝えて下さい。
契約ニュースは協賛企業にとって、1つのスポンサーメリットにもなります。
情報を波及することで、企業ブランド形成の一部になりますからね。
当ブログを読んで頂けている企業広報部・経営企画部・宣伝部の方々も、
是非、スポンサーシップ契約時はニュースとして御連絡下さい。
無料掲載しています。
サイトアクセスは、やはり、広告代理店や企業(多分、宣伝部や広報部)の方が多いですね。
その次に、各種スポーツ団体の方々が当サイトをチェックしています。
BtoB情報的になりますが、個人アスリートやスポーツファンの視認もありますので、
御活用下さい。
連絡はこちらに、、、、
sports_sponsor@yahoo.co.ジェイピー
タレント好感度とアスリート好感度
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120404/bsd1204040500004-n1.htm
■概略
イチロー、アスリート好感度で1位 イメージ調査
博報堂DYメディアパートナーズは3日、アスリートのイメージ調査を発表。
総合好感度1位は野球イチローで、フィギュアスケート浅田真央さんが続いた。
「誠実そう」なアスリートでは埼玉県庁職員でマラソン選手の川内優輝さん、
「明るい」では横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清さんがそれぞれトップ。
「勢いを感じる」の1位は15歳のスキージャンプ選手の高梨沙羅さん、
2位は米大リーグ入りしたダルビッシュ有さんだった。
「リーダーシップがある」では、昨年のサッカー女子W杯でなでしこジャパンを
優勝に導いた沢穂希さんが1位に選ばれた。
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Hさんの詳細。
http://www.hakuhodody-media.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/04/HDYnews120403.pdf
基本的に、一般社会の認知するアスリートからの選抜だから、
TV中継競技から選ばれる・・・
(TV露出が少なく、新聞中心にブレイクしてきた沙羅ちゃんだけが、
本来のアマチュアの代表格だろうな)
スポーツ界全体の発展を考えると、
TV中継競技以外のアスリートでも、ドラマを持っていたり、献身心が高かったり、
抜群の容姿だったり、思考回路が物凄い、、、、、、といった、
社会に注目されてもよいアスリートが沢山いるので、
Hさんは勿論、DさんにもAさんにも、
隠れたアスリートの社会認知=TV露出にもっと御協力頂きたいな。
早速、頼みに行こう!
PS・川内選手はスポーツ面・フィジカル面ばかりが露出されるが、
思考面をもっと報道してあげてほしいなあ。
五輪関連プロダクトをもっと増やすには
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20120405ddlk33040550000c.html
■概略
岡山のジーンズで日本のアスリートを応援しよう。
ジーンズの製造・販売会社クラクション(倉敷市中庄)が日本オリンピック委員会(JOC)
公式ライセンス商品の「5COLOR BLUE JEANS」を発売。
五輪のマークに使われる赤、青、緑、黄、黒を裏側に配したジーンズ。
マークを使うための契約料は選手育成事業に活用される。
裏側に横糸の色が出やすいデニム生地の特性を生かし、インディゴブルーの縦糸と
5色の横糸で織り上げた。ベルト部分の皮のラベルには、JOCのマークと
「JAPAN OLYMPIC TEAM SUPPORTERS」の文字が焼き印してある。
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これかあ。
http://www.klax-on.net/
http://www.klax-on.net/j2012.html
マーク使用契約料が、予測売上数からの単価¥18900当り%が不明ですが、
先行で使用料を払う形でも、CauseRelatedMarktingの一環とも言える。
http://denim-japan.blogspot.jp/2012/03/5-color-blue-jeans.html
メーカーからのFAXリリースで報道も入ったようですが、
JOCサイドももっとPRすればいいのになあ。
社団・財団・中間法人は、WWF同様、マークonly等の商標権利ビジネスではなく、
もう少し関係企業に歩み寄った販売協力をした方がいいのでは。
その商標の力が大きい程に、企業サイドの利益追求心が大きくなるのも確かだが、
源が鰍ネらまだしも、社財団系なら、
もっと資金拠出社に優しい(メリットのある)対応でも良いのでは。
(つまり、商品販促にもっと協力的になれば企業も喜び、
資金提供社も増える可能性がある、ということ。これは、他NPO・NGO等の事例で判る。)
会長に提案しよっと。
WWFの場合のライセンス規定
http://www.wwf.or.jp/corp/fin/lic/
(昔はもっと詳細に情報公開していたと思うのだけどなあ)
法的にOKでも、、、
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/04/03/kiji/K20120403002966080.html
■概略
G大阪が中心となって吹田市内に建設する新スタジアムの募金団体が2日、
大阪市内で会見を開き、3日から建設費用の寄付を本格的に受け付けることを発表。
¥140億円のうち、
・スポンサー企業等から「協賛金¥80億」を取り付け、
・toto等から「助成金¥30億」も決定
・残り¥30億円=「法人寄付¥15億」+「個人寄付金¥15億」を求める
同団体の理事長を務めるG大阪の金森社長は「110億円あれば3万人規模はできるので、
スタジアムが建つことは建つ。しかし、W杯のできる4万人規模のものを造るために
皆さんの協力をお願いしたい」と頭を下げた。寄付は来年3月14日まで受け付ける。
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記事にURLが無いので検索・・・
「スタジアム建設募金団体」
http://www.field-of-smile.jp/
ちょっと気になったのですが、
どんなに定款がしっかりしていて、理事が無報酬で、報告義務を明確にして、
どんなに社会的地位のある方を役員に固めたとしても、
そもそも、30億の寄付金を集めるのに、任意団体はまずいのでは?(笑)
任意団体や競技団体の法人化を推奨する立場の方々が、
大金を任意団体を窓口にするのはちょっと・・・
http://www.field-of-smile.jp/contribution/index.html
税制上「国等に対する寄附金」扱い・・・
どんなに細かい点で抜かりは無くとも、
法律上は許されたとしても、
スポーツNFの問題がメディア報道されたり、
スポーツ基本からNFの組織体制が監査されゆく流れの中で、
短期間でも、窓口を法人化すべきでは?
(サッカーとして捉えるのではなく、スポーツとして捉える視点がほしい)
集める行為自体を否定しているのではないです。
サッカーファンの夢が積み上げられるものとも思えるから。
「協賛金」ではなく、「寄付金」をどう集めるのか・・・非常に注目しています。
集める事自体は、頑張ってほしいです。
強いだけじゃ喰っていけない? 強さ+ASRとは・・・
http://news.livedoor.com/article/detail/6440384/
■概略
北島康介 実力一流 稼ぎ二流
<競泳日本選手権>
輝かしい実績の割に、周囲の評価は決して芳しいものではない。
ロンドン五輪出場を決めた水泳の北島康介(29)。
ロンドン五輪では前人未到の3大会連続金メダル取りを狙う。
2005年〜実業団や団体に所属せず、プロ活動しているものの、実績と稼ぎは比例しないという。
賞金や報奨金以外の主な収入源は、企業からのスポンサー料。
現在、スポンサー契約を交わしているのは清涼飲料水、自動車メーカーなど計4社。
契約金は年間1億円が最高らしく、他の企業は5000万円にも満たないとか。
中には北島が拠点とする米国での活動費用しか支援しないケースもあるそうだ。
広告関係者が「稼いでいるように見えて、副収入は2億円もいけば御の字ではないか」と。
「過去にAV女優と浮名を流すなどイメージに問題がある上、自由奔放な言動を問題視して
スポンサーを務めることに二の足を踏む企業は少なくない。
公の場で不用意な失言でもされたら企業イメージまで悪化しかねないからです。
過去実績からすれば、少なくともあと3〜4社のスポンサーが付いてもおかしくありませんが・・・」
もちろん、副収入2億円なら一流アスリートには違いないが、海外トップスイマーに比べれば寂しい。
ライバルであるアレクサンダー・ダーレオーエン(26=ノルウェー)は北島より実績は乏しいものの、
自動車、精密機械メーカーなど6社と契約。総額で4億〜5億円の稼ぎがあるといわれる。
欧州でのチャリティーやボランティア活動に積極的な姿勢が、企業の共感を呼んでいるという。
現時点での北島、実力はともかく、収入はライバルの足元にも及ばない。
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うーん、これを読んで北島個人をどうこう書くつもりは全くない。
ただ、当ブログを読んでくれているアマ・アスリートにとって、
色々な観点からのヒントが記載されている記事だったので、取り上げてみます。
日本のスポーツで、プロ・アマを定義するのは難しい。
勿論、実業団(給与・報酬を得る)ではなく、副収入(アルバイト等)を要せず、
企業スポンサーからの協賛金だけで喰えるアスリートをプロと呼びたいが、
プロサーファー・プロテニス・プロ格闘家・・・・プロと表現するものの、
実際はアルバイトをしないと競技継続できない=職業的にはアマチュアと分類されるべき、
ケースもあるから、プロアマの定義付けは難しい。
(2億を得る北島は立派なプロ選手だ)
で、大事な事は、プロ=企業スポンサー協賛金を得るには、
昔は強ければ完結していた時代もあったけど、
現代の社会では、強いだけでは喰っていけない、、、という側面が有る事も確か。
北島をどうこう言うつもりはないが、
もっと社会性が高ければ、もっと稼げるのに・・・というゲンダイさんの記事は正しい。
金を出す側の企業の社会面からの傾向を見れば一目瞭然。
ネット普及で情報入手が容易となり、情報公開が当たり前の時代となり、
不正・不祥事をチェックするのは当局や専門機関だけでなく、
一般消費者こそが企業を監視する社会となった事もあるし、
マーケットイン・One to One・CRM・・・などの業績へ結び付けるマーケティングが
大きく変わった事もあるし、
海外からCSR概念が導入され、善意・イメージUPの社会環境貢献では役不足となったり、
マクロな視点で見ると、企業と消費者の距離が大きく近くなったと言えるはず。
そんな中で、
極端な話、どんなに強くても、消費者から反発される=社会性不足と判断されるアスリートに
投資する事を、企業が嫌うのは当然の事。
レピュテーションに影響して、不買でも起きたら大変だ。
ブランドは中長期で形成されるから、1ミスが命取りになる。
よって、アスリートも、企業同様に社会性を求められる。
以前も書いたが、アスリートの社会的責任=ASR(Athlete Social Responsibility)。
勿論、強ければ、TV中継競技なら広告露出効果があるので、
売上に直結されるという広告にダイレクトに繋がるから、
多少、社会性が無くても、露出さえできればOKという考えの企業もある。
しかし、広告=売上という構図も変化してきており、
マスメディアだけに頼るのではなく、SNSやバズマーケティングも売上影響する時代に、
TV露出さえすればいいのか?と考える企業も多くなっている事実がある。
勝負の世界なのだから、強い事は当然、大事。
ただ、強いだけじゃ喰っていけない時代に突入している事を、全アスリートが認識すべき。
プロ程に、こういった考えを認知したくない傾向が少しありますね。
スッと環境変化を認知し、その対応を取る選手がいる。
意識が一番大事で、この環境変化を読みとれるかどうか。
近くにいる監督やコーチの影響も大きいですね。
スポーツしか知らない監督やコーチがいたとして、
いや、スポーツ界の常識はこうだから、とにかく強けりゃいいんだよ、と指導していたら、
それは選手が可哀想だ。
監督やコーチの時代とは、もう世の中は変わっているんだよと、
選手より先に、監督やコーチに教えないといけないかもしれない。
今、様々なアマアスリートから、20万でもほしい、200万で御の字、
2000万あれば立派な競技環境を整えられる、、、、という言葉を聞く中で、
何故2億も協賛されるのか?
その基礎は、確かにテレビ露出にある。
ただ、それはもろい・・・ちょっとした出来事で、2億はゼロになる。
テレビ露出を主とする収入は、テレビに出なけりゃ生まれない。
(仮に水泳競技はTV中継されず、五輪競技では無いとすると、200〜1000万がいい線。
勿論、キャラや容姿などもゼロと仮定した、純粋な選手投資という場合だが。)
だから、
当ブログ読者のアマチュアアスリート達に言いたい事は・・・
・競技者なら、強くなって頂点を目指すのは当然。プラス、社会性を持つ事が大事。
・アマチュアでもプロ意識を持つべき。そうじゃなきゃ、協賛は取れない時代になる。
社会性を持つってどういう事?
プロ意識って何?
と言う方は、御相談下さい。
ここに関心を持った選手は、意識改革のベースはあるのだから、もう少し意識を変えて、
競技資金も増やし、ファンも増やし、結果的に戦績向上となる道の方向性を伝えます。
その方向に走るのは、当然、アスリート本人。
走るのは監督ではなく、コーチではなく、マネージャーではなく、アスリート本人。
(方向を間違えると、お山の大将、裸の王様に成りかねない)