■ソース
http://kameari.keizai.biz/headline/665
■概略
葛飾のおじさん同級生3人、軽4輪耐久レースに挑戦−地元8店がスポンサード
葛飾区出身・在住の同級生3人が2月5日・富士スピードウェイ開催の
軽自動車限定の8時間耐久レース「K4-GP」の参戦に向け最終調整。
いかに燃費良く速く走れるかを競そうレーススタイルのエコラン競技。88台がエントリー。
参戦するのは、「オートショップニシカワ」(葛飾区青戸5)店主の3人。
3人は葛飾区出身で私立日出学園小学校(千葉県)の同級生。
レース参戦のきっかけについて、西川さんは
「不景気や震災で閉塞感があった。同級生3人で『何か挑戦できないか』という話になり、
今回のレースに挑むことになった」と話す。
3人の活動を見た地元の薬局など8店がスポンサーとなって3人を支援。
「自分たちの活動を応援してくれる、という気持ちが非常にうれしい。出てみないと
わからないが、期待に添えるようなレースをしたい」(西川さん)とも。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8店舗でいくらの協賛金になったかはリサーチしていない。
しかし、それが例え少額であったにせよ、
アスリートにとって重要な意味が隠されている。
自分の故郷や在住地を味方にするという事。
これは、マクロに言えば、時代背景や社会情勢も要因となる。
不況下で企業スポンサー獲得が難しくなっている今、
少額でも小口個人協賛を沢山集める事が非常に大事。
例え投資してくれなくても、
応援という「気」を集める事で、戦績に影響してくる。
背負うものができるから、いいプレッシャーにもなる。
Jリーグの地域密着思想は当たり前。
個人選手はそれ以上に、人密着であれと当ブログでも言い続けてきた。
お国単位でも、総合型地域スポーツクラブ指針ができたし、
サッカーバルセロナのソシオモデルを追う思考が普及したのも、
この時代や社会のタイミングとマッチしている。
大きなクラブや有名選手だけの考え方ではなく、
マイナー競技の無名個人アマ選手こそ、この思想を追求すべきだ。
・・・・・・
あるレーサーに話した事がある。
地域と無関係なモータースポーツでさえ、これからは地域や人密着思想にした方がいいよと。
10万、50万、100万集まったとしても、それじゃレースはできないから効率が悪いです・・・
との返答に、
アホか、時代を読め、後で泣くぞ・・・と説教しました(笑)
大口スポンサーが、後援会や地域からの紹介で生まれるケースもあるというのに、
そういう知識も無しに、最初から何でも否定するな!と(笑)
スーパーGTクラスのレーサーにもいますね、こういう感覚の方が。
少子高齢化で、各競技は確実に競技人口が減る。
二極分化の時代となり、スポーツなんかに投資してる場合じゃないと考える
企業が増える事も考えられる。
高齢者は、自分の孫なら応援するけど、他の人にはねえ、、、
という感覚を持つ人が増えるかもしれない。
そんな近未来に、いい意味での日本国民感=同郷だとか、タメだとか、趣味が同じとか、
小学校が一緒だとか、、、、何かしらの共通項で、
繋がる事が、アスリートの小口競技資金に繋がるポテンシャルがある。
ちょっと無理矢理感もあるけど、甲子園に行く高校や、
全国サッカーに出る高校なども、元を辿れば地域で資金調達してますからね。
その額、いくらか知っているのかな?
個人単位でも、某五輪選手は1000万以上集めたし、
500万程度はざらにいるし、
五輪クラスではなく、地方選クラスでも100万単位で集めている選手も実在しますしね。
確かにモータースポーツは、高校生でも1000万単位が必要なケースがあるので、
100万集めても、それじゃレース参戦もできない。
しかしながら、それは確実に中長期策になる訳で、
気付いた今を、スタートにして始めるべき。
そして、100万の投資家達に、人脈を開いてもらう事もできる。
100万程度ならやらないという選手は、後で100万に泣く。
資金調達って、そんなに軽いもんじゃない。
100円でも、金を受けるという事は大変な事だ。
(寄付なら感謝して終わりだけど、協賛なら100円の価値を返さなくちゃいけないし。
だからこそ、協賛でなく、寄付を集めたいという選手は、
それはスポンサーシップではないので、競技人生上、毎年、パトロンかタニマチを
探せばいい。
タニマチやパトロンは、スポンサーの何百分の1、いや、何十万分の1?
そんな都合のいい方は、そんなに簡単に見つかりませんし、大きなコネや
何かしらの策が無いと巡り会いませんよ。
だから、寄付より厳しい協賛ではあるけれど、自分自身を鍛える意味も込めて、
協賛を追求した方が結果的に早い。)
とにかく、レーサーもレーサー以外のアスリートも、
地元を大切にした方が、自分の為になるよ、という事。
後援会の作り方は個別で教えます。
メールを下さい。
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2012年02月11日
アスリート自身が動きを興すということ
■ソース
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=5&ai_id=144677
■概略
チャン・ミラン財団スタート、「不人気な種目を支援」
重量挙げでオリンピックで金メダルを獲得したチャン・ミラン選手が、
人気のない種目を支援する財団を設立。
チャン・ミランと財団公式スポンサーであるビザコリアは、発足式を開いて公式な
活動をスタートした。チャン・ミラン財団は重量挙げをはじめとして、
財政支援が必要なオリンピックで人気がない種目を支援する計画。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
北京オリンピック・重量挙げ・女子最重量級の金メダリスト。
(アテネでは銀メダル)
2010年、地元に、韓国初の重量挙げ専用「チャン・ミラン体育館」も作ったようで、
選手が率先して事を興す事例。
現実的に金が掛かるので、横に支援者がいたとしても、
選手自身が動かなくちゃいけない場面も多かったはず。
ロンドン五輪を目指す現役選手なので、トレーニングとの兼ね合いも大変だったと思う。
日本でも、選手自身が大きな「事」を興してほしい。
時々あるのですが、
ファン開発の為にSNS位はやった方がいいよとの助言に対して、
トレーニングで忙しいから、そんな暇はありません、と答えるアスリートがいる。
24時間のうち、一体何時間トレーニングしてるの?
トレーニング以外は何もしない、という思考を持っている時点で、
他のアスリートに負けてるよ、と話すのですが、
まあ、それは極端な話として、
時代背景や社会情勢を考慮しながら、アスリートという職業を追求した方がいいという事。
中には、上記のように、トレーニング以上の負荷が掛かる作業をしている人もいます。
(例え、周りがお膳立てしていようとも、本人作業もありますよ、こういうのは。)
マイナー競技の場合、競技普及やPRや資金調達は、全部、協会・連盟にお任せ・・・ではなく、
個人単位でガンガン旗を立てる動きがあっていいと思う。
「出る杭」がガンガン出るべき。
もちろん、アスリートだから戦績最優先でいい。
しかし、それだから他はできないというのは、言い訳とも受け取れるケースもある。
そこらの企業営業マンより、ずっと稼働して、スポンサー交渉を成約させている選手も居るし、
自分の事以上に競技PRに力を入れている選手も居るし・・・
それを全選手がやるべきとは言わない。
やりたい人がやればいい。
ただ、その動きは、例え結果を出せなくても、必ず後になってプラスになるはず。
したたかに考えれば、その動き自体を自分個人のPRやブランディングにできる事だし。
プロ野球やサッカー、又、TV中継競技の場合は、誰かがやってくれるかもしれない。
それ以外の競技選手は、待っているのではなく、攻めるべき。
攻め方次第で、味方は寄ってくる。
Thinkなら誰でもできる。
Actionは、限られた者しかやらない(できない)。
ビジネスもスポーツも、結局は、やるかやらないかという単純なもの。
ベンチャー精神のあるアスリートの大量出現を望みます。
無論、そういう精神にバックアップしたい。
スポーツビジネス界は、他業界に比較してベンチャーが少ない。
スポーツ(選手)界は、それと同様となるのではなく、バンバン動いてほしい。
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=5&ai_id=144677
■概略
チャン・ミラン財団スタート、「不人気な種目を支援」
重量挙げでオリンピックで金メダルを獲得したチャン・ミラン選手が、
人気のない種目を支援する財団を設立。
チャン・ミランと財団公式スポンサーであるビザコリアは、発足式を開いて公式な
活動をスタートした。チャン・ミラン財団は重量挙げをはじめとして、
財政支援が必要なオリンピックで人気がない種目を支援する計画。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
北京オリンピック・重量挙げ・女子最重量級の金メダリスト。
(アテネでは銀メダル)
2010年、地元に、韓国初の重量挙げ専用「チャン・ミラン体育館」も作ったようで、
選手が率先して事を興す事例。
現実的に金が掛かるので、横に支援者がいたとしても、
選手自身が動かなくちゃいけない場面も多かったはず。
ロンドン五輪を目指す現役選手なので、トレーニングとの兼ね合いも大変だったと思う。
日本でも、選手自身が大きな「事」を興してほしい。
時々あるのですが、
ファン開発の為にSNS位はやった方がいいよとの助言に対して、
トレーニングで忙しいから、そんな暇はありません、と答えるアスリートがいる。
24時間のうち、一体何時間トレーニングしてるの?
トレーニング以外は何もしない、という思考を持っている時点で、
他のアスリートに負けてるよ、と話すのですが、
まあ、それは極端な話として、
時代背景や社会情勢を考慮しながら、アスリートという職業を追求した方がいいという事。
中には、上記のように、トレーニング以上の負荷が掛かる作業をしている人もいます。
(例え、周りがお膳立てしていようとも、本人作業もありますよ、こういうのは。)
マイナー競技の場合、競技普及やPRや資金調達は、全部、協会・連盟にお任せ・・・ではなく、
個人単位でガンガン旗を立てる動きがあっていいと思う。
「出る杭」がガンガン出るべき。
もちろん、アスリートだから戦績最優先でいい。
しかし、それだから他はできないというのは、言い訳とも受け取れるケースもある。
そこらの企業営業マンより、ずっと稼働して、スポンサー交渉を成約させている選手も居るし、
自分の事以上に競技PRに力を入れている選手も居るし・・・
それを全選手がやるべきとは言わない。
やりたい人がやればいい。
ただ、その動きは、例え結果を出せなくても、必ず後になってプラスになるはず。
したたかに考えれば、その動き自体を自分個人のPRやブランディングにできる事だし。
プロ野球やサッカー、又、TV中継競技の場合は、誰かがやってくれるかもしれない。
それ以外の競技選手は、待っているのではなく、攻めるべき。
攻め方次第で、味方は寄ってくる。
Thinkなら誰でもできる。
Actionは、限られた者しかやらない(できない)。
ビジネスもスポーツも、結局は、やるかやらないかという単純なもの。
ベンチャー精神のあるアスリートの大量出現を望みます。
無論、そういう精神にバックアップしたい。
スポーツビジネス界は、他業界に比較してベンチャーが少ない。
スポーツ(選手)界は、それと同様となるのではなく、バンバン動いてほしい。