第61回別府大分毎日マラソン終了。
1・アルン・ジョロゲ(小森コーポレーション)
2・セルオド・バトオチル(モンゴル)
3・ヤコブ・ジャルソ(エチオピア)
4・松村 康平(三菱重工長崎)
5・森脇 佑紀(JFEスチール)
6・デスタ・ゲブレヒウェト(エチオピア)
7・門田 浩樹(カネボウ)
8・涌井 圭介(ヤクルト)
9・ジェフリー・ハント(オーストラリア)
10・荒川 丈弘(旭化成)
ケニア出身アルン・ジョロゲの記事が非常に少ない。
日本国内レースだから、日本人の松村にスポットが当たるのは判るが、
それ以上にメディア露出が多いのが、猫ひろし。
文字記事は多少あるが、
画像記事やテレビニュースは圧倒的に猫ひろしの方が多い。
猫ひろしが嫌いな訳じゃない。
むしろ、応援している面もある。
しかしながら、これは純粋スポーツであり、タレント興行ではない。
これではスポンサーシップも崩れる。
1位選手よりも話題性・タレント性が優先するならば、
巡り巡って企業協賛金に関わるマスメディアの位置付けもおかしくなる。
露出=広告露出効果=メディア露出・・・
強い奴に投資する基礎概念が崩れかねないのではないだろうか?
1位の小森コーポレーションはもっと露出されていいし、
ジョロゲも称賛されるべきで、名を上げる時。
(勿論、日本人トップの村松もだ。)
1位を露出するのがメディアの基本姿勢なのではないのか?
テレビ視聴率、新聞発行数、雑誌発行数、ネット視認率・・・
そりゃ数値が多い方が決まっているが、
それも、数値を叩きだせば広告費が入ってくる。
広告費はクライアントが支払う。
クライアントはいかに露出性を高めるかを考える。
(クライアント営業も、TOP選手への協賛を推奨する・・・・
まあ、陸上は実業団スポーツだから、細かく言えば、
そう単純なのではない事は判っているが、
スポーツ全体の話と捉えてほしい。
媒体によって事情が違うのも判るし、裏事情も判る。
しかし、それでいいのか?)
その露出性が高いであろう営業対象が、露出されない・・・・矛盾である。
これでは、強い者よりも、容姿がいい、話題性がある、アスリートよりタレント、、、、
というように、スポーツではなく、エンターテイメントとなる。
タレント(芸能・エンタメ)とアスリート(スポーツ)は、
いつの日かここまで近づいてしまったのか。
一般人の余暇・嗜好・娯楽的な枠に、
この両者を同じ広義のカテゴリーに当てはめたいのは判るが、
それでいいのか?
過去、スポーツ界やスポーツビジネス関係者は、
これらに疑問を持ちながら、何故、追求しないのか?
マスメディアは、いまだ大きな力を持つ。
自分も御世話になっているメディアさんは多いが、スタンスは変えない。
大人の事情が絡む事も判る。
しかし、それをいつか変えないと、
中長期視点で見ると、自らの首を絞めることになる。
(マラソンだけでの話ではなく、全競技=スポーツという観点からの意見なのであしからず。)
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