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2011年12月27日

芸人とアスリートの開花の仕方の違いから

■ソース(デイリースポーツ12月27日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000005-dal-ent
■概略
苦節18年Hi‐Hi 月収0円から大逆転!仕事殺到
漫才師No.1決定戦「THE MANZAI 2011」で4強入りした苦節18年の苦労人
お笑いコンビ、Hi‐Hi(ハイハイ)に、100本以上の仕事オファーが殺到。
今年は殆ど仕事がなく、芸能活動で月収『0円』となる芸人生活最大の危機にも直面。
1516組が参加したTHE MANZAI‐では、最終決戦に進出。
王者の座には一歩届かなかったが、“無名の存在”が全国へとその名をとどろかせた。
1993年、20歳のときに芸人デビューするも、2年後にはそろってトラック運転手へと転身。
25歳のときに芸人オーディションに合格して再デビューを果たすも、鳴かず飛ばずで、
上田はカラオケ店のバイト、岩崎は得意のパチスロで食いつなぐ日々。
現在も2人ともバイトをしているが、今年の夏には、ついに芸能活動での月収がゼロに。
ドン底を経験したが、年末になって“お笑いドリーム”をつかみ取った。
“THE MANZAI効果”は絶大で、1日フジテレビ系「爆笑ヒットパレード2012」を皮切りに、
既に30本以上のテレビ、イベント出演が決定。他にもオファーが相次ぎ、100本を超えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これ、アスリートにも共通する事が言える。
マイナー競技の場合、世界で名を上げていても、
一般には競技名も氏名も知られていないケースが非常に多いですし、
機会利益を生む「きっかけ」が必要。

芸人やタレントの場合は、発見される事が以降の生活に直結する場合が多いから、
アスリートとはちょっと違うのだが、
(アスリートの場合、発見→部分的媒体露出→見守り・応援・・・即支援には結ばれない現状)
しかし、発掘されないよりは、新たに発掘されて応援者が1人でも増える機会は必要。
中々、自らのブログやtwitterでは気付いてもらえない。公式サイトの無い選手が多いし。
(とは言っても、アスリートはSNS等は必須の時代)

だから、記事のように、
人生が変わる程の劇的な場にはできないにしろ
(アスリートの場合、戦績維持が中長期で必要だから即人生開花とまでは行かない)、
少しでもファン開発となる場は必須。
地方紙で取り上げられる選手も多いですが、どうしてもスポットとなってしまい、
世界レベルの結果だしてからね、、、、と置き去りにされるケースが多い。

故に、選手側の努力としては、SNS等で地道に情報発信を必須とし、
我々のような周辺が、記事のような場を少しでも大きく、多く、作る必要がある。

スポーツを応援しよう、アスリートを応援しよう・・・という切り口は、これまでに色々あった。
マーケティング的に、同じものでもキャッチコピーの違いで別物に映るので、
実物以上に大きく見られる事もあるし、埋没する事もある。
それら以上の切り口を、今度、試そうと思う。
いや、試すではなく、明確に旗を立てる。

スポーツを、スポーツの枠から出してみたい。
アスリートを、アスリートの枠から出してみたい。
それによって、応援者・支援者・メディアをプラスαできるかもしれない。
来年は仮説検証の年になる。
小さい事かもしれないけど、スポーツ(アスリート)の変革に挑む。

アスリート全体のブランディング、、、、やるよ。


posted by sports777 at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月25日

女子アスリート支援は五輪メダル有望競技のみ?

■ソース(読売新聞12月24日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111224-00000663-yom-spo
■概略
新年度予算案、女子アスリート支援に手厚く
政府が24日に決定した2012年度予算案で、文部科学省のスポーツ予算は、前年度から10億円増となる過去最高の238億円に上った。
国際競技力向上のための予算が拡充され、女子アスリートの支援に力を入れているのが特徴。五輪メダル獲得が有望な種目を重点的に支援し、最先端の競技用具も開発する「マルチサポート」は、前年度から5億円増。このうち、女性向けの練習方法などを研究、開発する「女性アスリート戦略的サポート」には、前年度から2億円増の5億8800万円が盛り込まれた。これとは別に、国立スポーツ科学センターに女子選手を支える医科学専門の女性スタッフを配置する新事業も始める。サッカー・女子日本代表「なでしこジャパン」の活躍もあり、国際大会で日本が好成績を残すには、女子の競技力向上がカギを握ると判断された。
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女子アスリート支援が広まる事は当然良い事。
5億程度のプラスではなく、もっと増額されていいはず。
(スポーツに限らない国家予算は、もっと徹底した事業仕分けを行えば簡単に生まれる。
 様々な現場を見てきた立場で、ボトムからでもそう言い切れる。
 但し、東日本の復興の件が有る為に、今は、スポーツ予算よりも復興予算へ、
 という考えも良く判る。)

ただ、気を付けなくちゃいけないのが、これ、五輪種目競技に限定されて、
更にはメダルが狙える競技だけでしたよね?
この考え方、先日成立した「スポーツ基本法」に反していますよね、民主党さん?

////////////////////
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/kihonhou/attach/1307658.htm
スポーツ基本法/第一章 総則/(基本理念)/第二条/6項に、以下が記載されている。
「スポーツは、我が国のスポーツ選手(プロスポーツの選手を含む。以下同じ。)が
国際競技大会(オリンピック競技大会、パラリンピック競技大会その他の国際的な規模の
スポーツの競技会をいう。以下同じ。)又は全国的な規模のスポーツの競技会において
優秀な成績を収めることができるよう、スポーツに関する競技水準(以下「競技水準」という。)
の向上に資する諸施策相互の有機的な連携を図りつつ、効果的に推進されなければならない。」
////////////////////


つまり、五輪・パラリンに限らず、国際規模大会がある競技ならスポーツとして有資格であり、
基本法に即した予算活用となれば、人気・不人気、又、五輪競技・非五輪競技に関係なく、
御国が支援する事ができる事を意味している。

よって、五輪でメダル有望な女子アスリートだけに支援が集中されるのは、いかがなものか?
無論、国民全体の意思として、五輪メダル有望競技に集中されるのは結構。
ここを批判はしていない。
批判の対象は、非五輪競技がないがしろにされている点だ。
別にそこに金を落とせとは言っていない。
金が降ってこなくても、できる事はいくらでもある。
そういう、「いくらでもある」ことを、少しは御国がバックアップして、
最低限のセイフティネット位は整備してもいいのでは?という意見である。
(セイフティネット以上は、民間でやるべき。そこは御国の助けに甘えちゃダメだし。)

様々なマイナー競技の女子の情報も入手しているつもりだが、
マルチサポートの話など聞いた事がないですし、
そもそも、御国からの聞き取り調査が入った、などの情報も一切無い。

ブログで、うだうだ書いていても始まらない。
来年、仕事が落ち着いたら、直談判に行きます。

なでしこ優勝の機運が、
「五輪メダル有望競技の女子選手のみ」の支援体制になるのではなく、
「全競技の女子選手」というフレームで稼働する事を望む。
それがスポーツ基本法に即したやり方のはず。

posted by sports777 at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月20日

自らをオークション出品してスポンサー獲得

■ソース(2011.12.19)
http://www.sanspo.com/smp/sports/news/111219/spg1112190504001-s.htm
■概略
自分をネット出品、400万で落札/陸上
英国陸上選手ジェームズ・エリントン(26)が来年夏のロンドン五輪出場のための
スポンサーを探して、米ネット競売大手「イーベイ」に「自分自身」を出品したところ、
17日(日本時間18日)に3万2550ポンド(約400万円)で落札された。

エリントンは100・200メートルなどの短距離が専門。
この4年間は深刻なけがに悩まされて成績が下降し、スポンサーも失った。

しかし、ご本人は「現在はけがによる不調からは完全に立ち直った」と宣言。
それを証明するように今シーズンは200メートル種目で、海抜高度0メートルの会場での
英国人シーズンベストとなる20秒52の記録をマークしている。
目指すはロンドン五輪というわけだが、練習するにも先立つもの(つまりお金)がなかった。

豊富な練習時間を確保し、各地に遠征し、トレーニング施設を使い、栄養補給をして、
生活費もとなると3万ポンド(約370万円)は必要と考えた。
そこで思いついたのがネットオークションに「自分自身」を出品することだった。

入札開始価格は3万ポンド。五輪終了後までのトレーニングや広報イベントなどで、
着用ウエアなど一式に自社ロゴを入れる権利獲得との条件で今月8日に出品。

オークション開始の際、エリントンさんは両腕などに入れ墨もあらわな上半身裸の姿で
テレビカメラにアピール。「私はいま絶好調で、必要なのはスポンサーだけ。
落札されれば英国チームに常に加わることができ、メダルも有望だ」と強気のコメント。

そしてフタを開けてみると、10日間で計71件もの入札があった。
落札者は明らかにされていないが、エリントンさんは英BBC放送に対し、
「これ以上ないほど幸せだ」と話している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日取り上げた英国陸上選手のオークション出品のの記事、
http://istyle.seesaa.net/article/239454127.html
結果的に400万円弱が決まったようです。

日本で真似してもきついと思いますが、
(可能性ゼロとは言わないけど)
自分自身の存在を知らせるという、リーチの掛け方はヒントになりますよね。
この選手、またメディアでこのように取り上げられた為、
2社目、3社目の獲得が楽になるかも。
(メディア露出というモノサシでは、この話題の利用で効果が向上するから)


少し話がずれますが、
上記のケースとは関係なく、一般論として、
1社成約すると、2社目・3社目の成約が楽になる、というのは結構有り得ます。
(1社目の成約が一番大変)
スポンサー企業が成約前にアスリートをチェックする際、
どんなに戦績が良くても、どんなに容姿が凄くても、
キチンとスポンサーメリットを実行するのか?といった事を主に、「人」を見ます。
(BtoBの信用調査みたいな感じ)
事前にどこかしらの1社が付いている場合、
2社目の企業は、その1社目との取引状況(契約実績)を見るj事で、
「人」となりに安心感を見出せますから。
それが有る無いでは、意外と判断に影響するケースもあります。
だから1社目が大変な訳で、
逆に言えば、
苦労して1社目を決めた選手は、2社目・3社目を間髪入れずに攻めるべき。

posted by sports777 at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月19日

スポンサー募集記事

■ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111215-00000022-fsi-bus_all
■概略
スポーツイベントの冠スポンサー募集 ルーツ・スポーツ・ジャパン
スポーツイベントの主催などを手がけるルーツ・スポーツ・ジャパン(東京都港区)は、
冠スポンサーの募集を開始した。

対象は、2012年度に関東各地で開かれる、自転車とランニングの「参加型スポーツイベント」。
同社が主催または、企画・運営し、参加者1000〜5000人の規模としている。

イベントタイトルに企業名の冠を付けることで、大会へのエントリーやダイレクトメールを通じて、
「スポーツ愛好家」という範囲を限定した見込み客に複数回接触できる。
さらに参加者からSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やクチコミによって、
情報が広まる効果も期待できる。

企業の知名度向上だけでなくチャリティーイベントなどの社会貢献活動の場として活用可能。

スポンサー料は、イベントによって異なるが、1大会当たり約200万円から。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スポンサー決定記事ではなく、スポンサー募集記事を
Yahooニュースに掲載させる仕掛けは意外と難しい。
さすが、ルーツ中島さん、いい仕事してますね(笑)

ルーツさんは自転車&ランニングが専門で、時々御世話になっています。
大会やイベントの冠スポンサーを見つけるのは大変な作業。
特に、複数案件に同時営業で成約を取って行くのは大変。
ドでかい大会なら知名度を使った通常営業で、広告露出効果を謳っていくのも有りですが、
アマ大会や小規模ですと、その特長やマーケティング要素をピンポイントで当て込んで、
広告露出効果以外で勝負しなければならないケースが多い。
今の時代、看板を掲げるので御金下さい、は通用しない時代ですから。

中島さんのセールスシートはまだ拝見した事がないですが、
もしかしたら、結構、私の作成するものと似ているかもしれない。
自分は、
一応CSR系の仕事を通ってきているので、エコを含めたSocial系要素を盛り込む場合が多い。
イベントによるCSR効果創出は、
事前仕掛けは当然のこと、事後レピュテーションの変化にも気を付けなくちゃいけないし、
ただ良い事しました、で終わらせずに、ブランディングに繋げる事を中長期で狙い、
上場企業なら数値化(実際の数値というよりもブランド結果の着地)を追求するし、
非上場企業・大手なら、その数値化への新参画を追求するし、
零細・中小なら、支持・共感からの販促を追求、、、、、、

今や、多くの競技のセールスシートでCSR効果を謳う時代になってきたけど、
(やっとそういう時代になった。スポーツ分野ではまだまだ最近。
 エコ分野では10年以上前から風潮が見られながらも、浸透はここ5,6年ではなかろうか)
CSR効果=社会に良い事します、、、、ではなく、
CSR効果でこうなります、、、、を予見と想像させなければ納得して頂けない時代に入っています。
CSR部を持つ企業程に、又、経営者が真にCSRを追求している企業程に、
その追求は細かくなる・・・ここは当然の話。
故に、
CSRで良い事しましょうではなく、CSRでここに着地しましょう、という具体的なセールスが必要。

Jリーグクラブのセールスシートでも、最近はどこのクラブでも、
必ずや地域貢献のネタが入っているが、
地域貢献するとどうなるの? という超単純な質問に答えられなければならない。
地域貢献すると地域民と仲良くなれる。
支持・共感がもらえる。
そなると、その先も協賛目的とどう繋がるの?
ここを企業は求めている。
何の為に企業は協賛するのか?
この単純明解な簡単な問いに、正確に答えられなければ、
CSR面からのスポンサー・スポンサーシップは成約に着地できない。

中島さん、一緒に色々攻めますかあ。

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2011年12月11日

メルマガ→サプライヤーに関して

12日・月曜11時に配信のメルマガ第91号を、
先程、配信予約しました。

以前とタイトルを変えたのですが、
まだ登録していないアスリートの方は、是非。

無料メルマガss.jpg

今号は、サプライヤーに関して少し書きました。
サプライとはこういうもの、と決めつけているアスリートが非常に多いので、
いやいや、サプライってそんなに狭いものを指すものではありませんよ、
といった事を書いています。

「サプライヤー」を「スポンサー」と呼ぶアスリートは多いのですが、
広義では、サプライヤーもスポンサーなのですが、
私は、「物資提供=サプライヤー」と「資金提供=スポンサー」は
明確に分けて区分表現すべきとアスリートに伝えています。

「スポンサーがどうしても必要なんです」
『現状のスポンサー状況は何社?』
「今はスポンサー10社です」
『結構ついているじゃない、年間いくら集まっていて、いくら必要なの?』
「100万必要で、今は資金提供ゼロです」
『あっ、スポンサーじゃなくて、サプライヤー10社ということね・・・・』

戦績TOPクラスなら、
自らの競技の競技メーカーから物資サプライは多いものの、
メーカーからサプライを待っているケースが殆ど。
戦績下位なら、自分には声が掛からないと諦めているケースが殆ど。
戦績TOPじゃないとサプライを得られないと、誰が決めたのでしょうか?
それは待っているから。
戦績下位でも攻めればいい。
資金提供スポンサーの交渉と全く同じです。

メーカー視点で考えれば、
普通は、戦績TOP選手なら広告塔機能になりやすいから、
戦績下位よりも戦績TOP選手へのサプライを選択する。
しかし、よく考えれば、
メーカーは、戦績TOP程に、広告露出効果→販売に繋がると考える。
戦績下位にサプライしても、販売に繋がらないと考える。
ここが盲点だ。

じゃあ、戦績下位選手は、広告露出効果が低いから諦める?
いや、広告露出効果ではなく、他の手法で販売に繋げればいいのですよね。
「他の手法」に気付いていないから、
最初から無理だと諦めてしまう・・・
「他の手法」はあります。
ビジネスマンなら皆知っています。
(たまたまアスリートはビジネス社会の経験が浅いから気付かないだけ。
 気付かない今までは仕方ない。今後、勉強して知ればいい。)
学習してほしいです。
posted by sports777 at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月09日

スポンサー募集のリーチの掛け方と着地点

■ソース
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2844614/8177081?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
■概略
スポンサーになって!英陸上選手が競売サイトに自分を出品
2012年ロンドン五輪にどうしても出場したいので、僕を買ってください」。
英国陸上選手、James Ellington(26)が7日、五輪出場をバックアップしてくれる
企業スポンサーを募集するため、インターネット競売大手eBayに「自分自身」を出品した。

落札者は、五輪前後のトレーニングや広報イベントで使用するウエアなど一式に、
自社のロゴを入れる権利を獲得できる。入札価格は3万ポンド(約370万円)から。

AFP取材に対しエリントン選手は、「スポンサー獲得のため、僕自身をオークションにかけた。
今のところ、企業スポンサーは1社もついていない。
企業の関心を集めるために、変わった手段に出てみたんだ」と説明した。

短距離を専門とするエリントン選手は、過去4年間というもの深刻なけがに悩まされてきたが
現在は回復しつつあり、今シーズンは200メートル種目で、海抜高度ゼロメートルの会場での
英国人シーズンベストとなる20.52秒をたたき出している。

しかし、スポンサーは負傷歴があるエリントン選手を敬遠。
並み居るライバルを押しのけてエリントン選手が五輪に出場するためには、
どうにかして生活費とトレーニング費用、計3万ポンドを調達しなければならない。

「今の僕はけがとは無縁だ。来年の五輪で英短距離界の期待の星となる実力はある。
五輪に向けて全力でトレーニングに取り組むなら、働いてなんかいられない。
それに、僕は金持ちでもないんだ」と、エリントン選手は窮状を訴えている。(c)AFP
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

非常に切実な状況なのであろう。
海外では、スポンサーを得たいが故に、女性はヌードになったり、
突拍子も無い策に出る選手もいる。

上記は、「自分自身をオークションにかける=売る」ではなく、
スポンサーメリットをオークションにかけた形だけど、
確かに、「は?人がオークションに?・・・」とメディアを呼ぶ事に成功している。
どこまで想定しているのか判らないが、
スポンサー獲得の為にヌードとなる・・・・・ようなケースとは、ちょっと違うタイプ。

本人にとっては、とにかく切実なのであろう。
直接面談した訳でもないのに、何故か、それが伝わってくる。

日本でも、とにかくスポンサーがほしい、と口頭で言う選手は多い。
が、経験上、その中でも真に切実な状況なのは1〜2割程だろうか?
色々な策を伝えると、1〜2割の選手は、
ポジティブになり、明日からアクションを始めますと、喜んで帰る。
そして後日、アクションの報告が来る。
8〜9割は、そういう事は知らなかったのでアクションしたいですね、
とは言うものの、音信不通となったり、ブログ等をチェックしても
スポンサーが取れた様子が無かったり、競技引退したり・・・

大事なのはアクションであり、仮にそれが成功しなかったとしても、
その努力が他要因を誘引したり、何かしらの「向上」が出るはずだ。
こちらも、やはり、努力している選手に情が入るのは当然。
そこに有名・無名、プロ・アマ、シニア・キッズも関係ない。
どんなに切実でも、クレバーにおいしさだけを求める選手には、
世の中そんなに甘くないよ、と言わざるを得ない。
一方、真に切実で、次の日からアクションを行う選手とは、
メールの行って来いが量を増し、
手取り足取りとまでは行かないものの、心配で応援したくなる。

音信不通となって、何カ月後かに、引退した選手・・・というケースの内、
その後、話ができた選手もいる。
「一応、手法を伝えたつもりだが、その後、アクションしたの?」
「したのですが、ダメだったので、引退しました・・・」
「具体的にどのようにアクションしたの?」
「・・・・・・」

これを聞いて、おいおいまたかよと、自分が情けなくなった・・・
と言うのは、その選手のケースでは、
次の日、コーチと話し合い、このような形でやってみますと報告した模様。
そこで、コーチに否定されたらしい。
そんな手法ではスポンサーは取れないから、あれこれ、こういう風にしようと・・・
その手法というのが、つまり、Push型の紹介手探りというやり方で、
散々、それじゃダメだったのだから、効率的な手法を伝えたつもりなのに、
ぶっちゃけ、スポンサーシップのプロとは言えないコーチに、
こちらの手法を止められた形・・・・
何とも後味が悪い、そして、選手が可哀そうな引退劇・・・

以前、鰍立てずにアスリート相談を受けていた頃は、
確かにこういう事例が何個かあった。
コーチや監督や協会から見れば、
そんな訳のわからん者の言う事をやるな、、、というものだ。
有名に近い選手程にそうなるし、
コーチや監督などの体制が厳重な選手程にそうなる。
可哀そうなのは選手である。
引退するか回避できるかの当事者は選手。
資金調達に苦慮して、すがる想いで来たのは重々承知。

こちらの信用力が無いのも要因の1つと考えて、
悪いけど、こちらも素人じゃないよ、という旗を立てる為にも鰍ノした。
選手だけでなく、コーチ・監督・協会・マネジメント会社にも、
具体的なコンサルをしようと決めた要因でもある。

・・・・
周辺にいる関係者の判断が、
アスリートの人生を決めてしまう事もある、という事を痛感した例は少なくない。
特に競技資金問題は、究極の資金難は即引退に繋がる訳だから、
選手が誰を頼るか、でも決まってしまう。
明確に言うと、コーチ・監督は技術のプロであっても、
スポンサーシップのプロとは言えません。
過去経験でスポンサー獲得活動を実際に行ったり、
有名選手のケースを把握していたり、、、、、そういうケースはあったとしても、
資金を出す企業情勢や時代ニーズやビジネス環境をキャッチしていなければ、
過去経験は通用しない。
プロはPush型でもいい。アマはPull型でないとダメ。
プロもアマも混同している話をする方は非常に多いし、
コネだけでとにかく強引に推し進めるケースもいまだに多い。

アスリートは競技専念して、スポンサー獲得活動はコーチ・監督に任せればいい?
NO。
コーチ・監督は、あくまでも技術の先生であり、
マネジメントを行ってくれる場合でも、スポンサー獲得活動はマネジメントの中でも
特異なものだから、そんなに簡単なものじゃない。
その競技に何十年も通じていれば、物資提供のサプライヤーを掴む事は容易であろう、
しかし、資金提供のスポンサーを掴むのは、紹介程度しか手法は無いはず。
セールスシートを見れば、その手法の成功度が一発で判る。

じゃあ、マネジメント会社に頼めばいい?
無名だと、スポンサー獲得活動の前に、マネジメント会社に所属させてもらえるのかどうか、
という壁にぶち当たりますよね。
通常のマネジメント会社のビジネスモデルは、
メディア出演を含めた、広告ビジネスで稼ぐケースが殆どなので、
無名アマ選手は扱ってもらえない事が多い。
広告ビジネスで回すマネジメント会社は、1人1人のセールスシートは持ち歩かず、
プロフィールのみでプレゼンするケースが多い。
プロフィールには、タレント同様に、メディア実績が必ず記載されている。
(戦績が無くても、容姿があれば売り込むというビジネスモデルができる訳です)
故に、スポンサー獲得活動をマネジメント会社に託したい場合は、
選手がマネジメント会社を選別する目を持っていなくちゃいけないし、
競技以外の特殊性を要するかもしれない。
明日依頼して、明後日には所属回答してもらって、スポンサーを見つけてくれる・・・・
なんていうのは幻想。
キチンと時間を計算すべき。
切羽詰まってからマネジメント会社に御願いするのでは遅い。

広告代理店に依頼する場合も同様だ。
超大手のDさんやHさんは、無名域の個人アマ選手は扱ってもらえません。
よっぽどの特徴があれば、例外で、紹介等はしてくれるかもしれないですが、
ゼロと考えた方がいいです。
地域の小規模な広告代理店なら、扱ってくれる可能性はある。
セールスシート売りというよりも、マッチングの世界です。
獲得確率はどうでしょうね、Pull型の提案を企業にしてくれるなら確率はあります。
Push型のカタログ売りなら、ちょっときついのでは。


よって、ベターな対応は、
アスリート自身が、ある程度の知識を付けなくちゃいけない。
当ブログで何度も言うけど、アスリートの情報武装だ。
確かに全部を自分で行うのは大変だけど、
一度も本格的に行った事が無いという選手は、その先、色々なリスクも待っていますよ。
契約問題だったり、肖像権管理だったり、
自分で自分を売り込めない、なんてケースもありますしね。

だから、
最低限の知識を持った上で、マネジメント会社を含めた周辺関係者を活用する・・・
それで競技時間を削らないで済むなら、そうした方がいいに決まってる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こういった話を踏まえた上で、上記記事を紐解くと、、、、、

日本でebayを使っている人は少ないので、
yahooオークションに自分を出品した、と例えよう。
まず、企業宣伝部や広報部の方が、オークションで投資先を決めるという事は皆無、
と考えた方がいいですよね。
選手公式サイトでスポンサー募集をしても、お声が掛からないものですから。
(スポンサーシップはビジネスなので、サイトに旗を立てても、PVや属性が後回しの
 サイトに、そんなにおいしい話は転がってきません。)
ただ、過去に人を出品したことなど事例が無い・・・という事で、
英国のようにメディアに掲載される可能性はある。
(その前に、2chなどで、良くも悪くも話題になるかもしれない)

故に、自分の名前や状況を知らせるリーチを稼ぐには良いかもしれない。
ただ、それがスポンサー獲得に繋がるかというと、
日本では難しいと判断できます。
(勿論、可能性はゼロではない。同郷出身の経営者だったり、何かしらの要因を
 そこに見つけられれば可能性がぐっと上がる。
 ただ、その確率は低いから、もっと効率的な手法がほしい。
 プラスαとして、こういう策を使う戦略的な手法であれば、有益なのだが。)

根本的な話として、自分自身で発信すると、広告的になるから、
どうせやるなら、第三者からの発信で、PR的にやればいい。

となると、オークションに出さなくても、
もっと効率的に、PR的にリーチをかける手法も他にありますよね。
個人投資家を探すのか、企業投資を探すのか、
ターゲットを絞って、情報発信すればいい。
お涙頂戴型の一時的な寄付金を狙うのか、
中長期で50:50の関係を築く協賛金を得たいのか、
選手自身が、それらを先行で分析しなくちゃいけない。
であれば、アスリートもスポンサーシップの基礎くらいは、
事前に勉強しておかなくてはならない。
スポンサーシップ(協賛金)はビジネスです。
スポンサーシップは寄付行為ではありません。
これは、基本の基本の基本です。
(ここを勘違いしているケースが非常に多いので、個人アマ選手の
 スポンサーシップが普及しない現状があると言って過言ではない、
 と、言い切れます。)


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2011年12月04日

スポンサー企業への恩返しとは

■ソース
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/11/22/kiji/K20111122002084420.html
■概略
売り上げ160%UP!川澄のひと言でついに工場増設
川澄PRで工場増設。なでしこリーグで無敗優勝を果たしたINAC神戸は21日、
熊本県内にあるスポンサー企業などを訪問。
FW川澄奈穂美(26)がW杯直後の試合で、「黒糖ドーナツ棒をご存じですか?」と
試合後のマイクパフォーマンスで大々的に告知したことで売り上げが急増した
「フジバンビ」は工場と配送センターの新設を決定。
“冬の時代”を支えた同社が想像以上の恩返しを受けた。
川澄効果が止まらない。
来季からユニホームの胸スポンサーとしてこれまでの10倍に当たる3年1億円の
再契約を交わしたばかりのフジバンビが今度は工場を増設することになった。
吉田高成社長(66)がうれしそうに明かした。
「川澄さんのひと言で7、8月はお客様をお待たせしてしまいました。
供給する責任があるので、工場と配送センターを作ることになりました」
発端はW杯直後の試合で、川澄が「黒糖ドーナツ棒をご存じですか?おいしいので
ぜひ買ってください」と同社の看板商品を熱烈PRしたことだ。直後から売り上げが急増。
11月10日に放送されたテレビショッピングでも6000個用意した4000円の
黒糖ドーナツ棒が20分で売り切れたほど今でも人気は衰えず、
前年比160%の売り上げを記録している。
吉田社長の感謝の念は尽きないが、同社は2年前から支援を続けてきた。
“冬の時代”を支えてくれた同社への感謝の思いが込められたマイクパフォーマンスから
発展した工場増設。それが川澄流の恩返しとなった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「勝つ事で恩返しをします」と表現するアスリートは多い。
確かに、全般論で言えば、それは間違っていない。
但し、スポンサーシップというモノサシでシビアに言えば、
必ずしもそうではない。
勝っても、実質的な恩返しにならないケースが非常に多い。
(精神論・感情面・福利厚生面などでの恩返しにはなるかもしれない。
 ただ、スポンサーシップの殆どは、ビジネスメリットを期待されるのが、
 本質的なスポンサーシップなので、そういう面では、恩返しの域まで
 達しない場合が非常に多いと言わざるを得ない。)

寄付金を頂くのであれば、勝つだけで良いかもしれない。
しかし、協賛金を頂くのであれば、
プロ意識を持って、その先を考えなくてはいけないのが現実。
直接面談する選手には、できる限り、このような
「スポンサーシップとは・・・」という基本を説明して、
何故、勝つ事が恩返しにならないかを説明する。

協賛企業がスポンサーメリットとして望んでいるのは、勝った後の話。
勝った事によって、メディア効果が出たとか、売上向上したとか、
そのような現実的なメリットを望むのが、ビジネスであるスポンサーシップ。
ここを間違えているアスリートが非常に多い。
「勝つ」ことで止まってしまい、
「勝てば」、自動的にメディア効果や売上効果が上がるものと勘違いする。
勝っても、メディア効果や売上効果が出るとは限らないから、
勝った後をキチンと追いかけるのが、スポンサードされたアスリートの責務でもある。
これを判らない選手が多い。
ただ、それを選手の責任にするつもりは無い。
それを教える場が、スポーツ界に無いのがそもそもの課題原因だ。

何故、勝っても、それらの効果に直結しないのか?
マイナー競技ほどに、メディアリーチは無いし、
勝つ事が、いわゆる広告効果にならない。
故に、それだけでは企業の売上向上に結び付かない。

だから、できる限り接触するアスリートに対して、
勝って恩返しします、という言葉を修正するように指導するケースが多い。
何故なら、それは、
資金提供する企業視点から言えば、
この選手はスポンサーシップというものを判っていないな、と思われてしまうから。
アマ選手でもプロ意識が必要だから、
1歩先を行く、これから生き残るアスリートは、
アマだから判らないのであろうと企業に思わせるのではなく、
アマでも、プロ以上のプロ意識を持っているな、と見せるべき。

更にアスリートには、広告露出からの売上貢献ができないならば、
現実的には、他の貢献で補うべきだと伝えています。
他の方法で貢献できると。

スポーツ界は、どうしてもプロ野球・Jリーグといった、
国内TOPスポーツの周辺事情が基準になって、プロ事情をアマが真似るケースが殆ど。
その原因は、リーチの高いテレビ露出スポーツと、
テレビ中継の無いスポーツをごっちゃにしているから。
つまり、スポーツ=広告露出効果、という図式が全てに当てはまると勘違いされているから。
(だから、胸にロゴを貼るから価格不相応な資金を下さい、というアスリートを生んでしまう。
 だから、テレビ露出の無い競技の依頼の仕方を教える教育機関が必要だ。)

ファンに対しては、プロもアマも「勝つ事で恩返しします」と堂々と言っていい。
しかし、スポンサー企業はそれでは満足しない。
勝った後にどんなスポンサーメリットが出るのか、ここを問われる。
勝っても、広告露出効果が期待されそうに無い、と判断されると、
どんなに強くても投資されない。それが現実だ。

だから、マイナー競技のアマ選手が投資されやすくなる為には、
具体的な、価格相応なスポンサーメリットをキチンと提示する。
これがスポンサー獲得率を上げるカギとなる。
アスリート・コーチ・監督は、ここを磨くと、
スポンサー獲得率は飛躍的に上がる。
騙されたと思って、やってみてほしいものだ。


・・・・・・・・・・
前段が長くなったが、
話を上記の川澄PRの記事に戻そう。
売上160%なら協賛企業も喜びますよね。
マイク発言という「広告露出効果」が、その後の「売上向上」に直結したのだから。
仮に、この発言がマスメディアに乗らず、
競技雑誌1誌にどんなに大きく掲載されても、売上向上には結び付かなかったはず。

故に、上記で言うところの、
「勝った」から恩返しできたのではなく、
勝った後に、スポンサー貢献をマスメディアに乗せた事で、売上に直結させた、
という所でスポンサーシップが成立している。
つまり、
「勝つ事で恩返しをします」と表現が、単純に結果に繋がったのではなく、
選手がPR貢献する事と、それをマスメディア活用できた事が、
連動した為に、結果的に、
「勝つ事で恩返し」できたというケース。

ぶっちゃけ、川澄選手が売上向上という着地点を最初から計算済みとは思えない。
大舞台での発言が、メディアに乗ったのは結果論だ。
しかし、常日頃から、
協賛企業をPRしなくちゃいけない、という使命はキチンと持っていたはず。
そうでなくちゃ、こういう場面で、中々PRなんてできないですからね。

マイナー競技のアマ選手は、周辺にマスメディアがいなければ、
この記事のような結果を計算するのは難しい。
しかし、広告露出しなくても、企業売上に貢献できる方法はいくらでもある。


・・・・・・・・・・
もう1つ、この記事から大事な事が読み取れます。
そもそも、企業は、協賛によって売上が○%上がりました、なんて情報を出してくれない。
だからアスリートは、
スポンサーシップをプロ意識で認識して、キチンと聞くべき。
自分が協賛させて頂いて、どの位の具体的な効果がありましたでしょうか?と。

ぶっちゃけ論で、
マイナー競技・アマ選手が、いつも実質的な売上貢献を高く実現するのは難しい。
もちろん、±ゼロ以上をスポンサーメリットで目指すのは、アスリートの使命だ。
しかし、仮にそれが難しい結果になろうと、
精神面から、又、人(社会人)として、企業に貢献する誠意を言葉に表すべきです。
キチンと常日頃から売上貢献を頭に入れている、という誠意を見せるべき。
そういう精神が、企業の気持ちを変えるし、中長期的な支援に繋がる。

F1とMotoGPで、協賛効果(企業の売上UP額)を出してもいいか?と尋ねた事がある。
その時は、経営情報だから出してもらっちゃ困る、と言われたケースもある。
そう、上場企業は売上や利益が公開されるが、
非上場企業は公開義務が無い事も関係するし、
他売上と重なった、スポンサーシップonlyの効果額を出しずらかったり、
明確に、極秘にしたいという考えを持つ企業も多い。
だから、世間一般に、スポーツスポンサーシップの売上効果が出回るケースは少ない。
(だから、スポーツ界も、これだけ広告が出たでしょ、という所で止まってしまう事に
 甘えているケースが多い。企業はその先を望んでいる。
 CSR系のスポンサーシップだと、その結果が出るまで時間が掛かる。
 しかし、必ず、時間が掛かっても、実質的な数値を伝えなくてはいけない。
 スポンサードされる側のミッションだ。)


posted by sports777 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アマがプロをカモる楽しさ

■ソース
http://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/f-sp-tp0-20111204-872294.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/athletic/headlines/20111204-00000011-spnavi-spo.html
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20111204-OYT1T00357.htm?from=navr
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111204-00000011-spnavi-spo
■概略
2012年ロンドン五輪の男子マラソン代表選考会を兼ねた、第65回福岡国際マラソン選手権大会が4日、福岡朝日国際マラソンコースで行われ、ジョセファト・ダビリ(小森コーポレーション)が2時間7分36秒で優勝。日本人トップの3位は、市民ランナーの星、川内優輝(埼玉県庁・24歳)。
レースは、スタート直後から川内、今井正人(トヨタ自動車九州)ら国内招待選手を中心に20人前後で先頭集団を形成。20キロを過ぎたあたりから、徐々に川内らが遅れ始め、25キロでペースメーカーが外れると一気にダビリがペースアップ。そのまま、先頭を守りきり初優勝。
一方、日本人トップの3位争いは、今井と前田和浩(九電工)に絞られたかと思われたが、ペースの上がらない2人に対して、一時は9位まで順位をさげた川内が猛追。37キロ手前で今井、前田に追いつくと、三つどもえの戦いに。40キロ手前からは、川内と今井が激しいスパートの掛け合いを繰り広げたが、最後は川内が戦いを制し、2時間9分57秒の日本人トップでフィニッシュした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の福岡国際マラソン=ロンドン五輪への切符をかけた五輪代表選考レース。
「市民ランナーの星」というキャッチコピーを持つ川内優輝(埼玉県庁)選手が3位。
途中、今回はダメかなと見えてしまった場面もあったが、
後半の追い上げは凄い。
素人にも判り易い展開で、逆転劇を演じた。
これは面白い。
マラソン玄人でなくても、一過性の技術ではない事が判る。
(当ブログ記事は、まだ玄人の方々にリサーチする前に書いています。
 普通は、この手はリサーチしてから書くのですが、それを待っていられないから、
 社会一般視点で書いちゃう(笑))

「今回も(ゴール後は)倒れると思います」と全身全霊をかけて挑むことを宣言・・・
こういう宣言が支持・共感を生む。
真のプロなら、戦略的に照準レースを絞るのに対して、
こういう全戦・全身全霊の姿は、素人には無謀な根性論に映るから、尚更、共感を呼ぶ。
(無論、川内選手もアマチュアに見えていながら、プロ・セミプロクラスだから、
 年間スケジュールや体調管理や照準の当て方をキチンと戦略立てているだろうが、
 社会一般には、「市民代表」的な報道が先行しているので、アマがプロに挑む・・・的に映る。
 陸上の場合、プロ・アマの定義も曖昧で、実業団選手はどちらかと言うと、
 スポーツ全体から考えると、セミプロの域に入るはず。
 一方、川内選手は、実力はセミプロ以上、競技環境面では公務員=アマチュアと
 定義することが妥当では?)

陸上選手、特にマラソン選手は、他のあらゆる競技の選手に比較して、相当恵まれている。
(あらゆる競技とは、プロ野球・サッカー選手は除く、マイナー競技を指す)
実業団所属であれば、競技環境は整っているし、年収も驚く程に高いケースが多い。
(まあ、川内選手の公務員も、不景気時代の中では年収が高いと言えるけど(笑))
ケースバイケースだが、他競技選手に比べて、セカンドキャリアも待っている。
他競技に比べて、考えられない年収や環境が伴うのは、
やはり、金が回る実業団競技が主体であるし、
長時間中継されるマラソンの特性(放映権料)もあるし、、、、
道具を使わずに走る、というシンプルな競技特性もあるだろう、、、、
陸上界では、選手育成・選手報酬の観点から、当たり前の環境かもしれないが、
スポーツ全体をモノサシにすると、確実に恵まれていると言える。

素人には判らない、裏側の色々な攻防や事情もあるだろう、
しかしながら、こんなに判りやすいレースは無い。
本来、「プロ・セミプロ」の実業団選手が取るべき日本人TOPを、世間が言う「アマ」が獲った。
一度のまぐれではなく、何度も・・・

誤解を恐れず、あえて言います。
アマがプロ(セミプロ)をカモる・・・非常に面白い。
強い者が勝つのがスポーツ。
(競技によっては、強くても金が無けりゃあ上に行けない競技もある)
究極の勝負にプロもアマも関係無い。

そういう中で、アマに負けるプロ(セミプロ)は、ちょっと気合いを入れ直すのは当然として、
競技環境そのものを再考しなくてはいけないのではないでしょうか?
社会は、川内選手のような雑草魂・雑草物語の方が共感する。
弱き(環境)が強き(アドバンテージ)を喰うスポーツは、非常に判り易く、
応援したくなるのが日本人の性だ。

細かい事情は抜きにして、
セミプロ選手、及び、周辺関係者は、根本的に競技環境を考え直した方がいいと考えます。
実業団所属や年収を返上して、川内対策に挑む選手が出てきてもおかしくないはず。
(無論、様々な観点からそれが無理なのは判っているが、そういう精神者が出てきてもいいはず。
 厳しい言い方をすれば、実業団企業は選手年収を減額すべき。
 何の為のプロ・セミプロなのかが問われる。
 陸上界から叩かれてもいい、スポーツ全体をモノサシとする意見を言わせて頂きます。
 全ての実業団が、勝利主義ではなく、福利厚生面から生まれたチームもある事でしょう。
 しかし、それにしても、スポーツ参戦するからには、
 企業名のプライド上、アマに負けているのはまずいのでは?
 いい意味であおりたい。)

2月の東京マラソンで2時間8分37秒で3位の際は、
「実業団には負けたくない。お金をもらわず、自分は払って陸上をしている」という状況で、
賞金200万と副賞610万のBMWを得て、以降は日本陸連から強化選手費・年150万を支給される・・・
確認をしていないが、一部報道によると、賞金も副賞も東北被災地に提供したとか(?)
事実なら、凄い事だ。
挨拶もできない30代で囲われた選手よりも、
こういう選手に資金が集まるスポーツ競技環境こそ、本来のスポーツ環境のはず。
人材的にも、魂的にも、社会的にも、
川内選手を応援し、企業協賛金マッチングをしたいものだ。

川内選手のようなアマ選手は、他の競技でも沢山いる。
特にマイナー競技の世界では、
報道が無い分、こちらで探さなくてはならないが、
探せば探す程に出てくる(笑)
もう少し競技環境がUPさせれば、アマがプロをカモる状況を生み出せる、
といった状況に類似させるケースは沢山ある。

日本では、プロ・セミプロ・アマの定義が競技によって異なるし、
中々、共通化表現できないのだが、
仮に、競技だけで飯が喰える選手をプロ、そうでない選手をアマと区分するならば、
国内にプロは非常に少ない。
例えば、プロテニス選手もプロサーフィン選手もプロゴルフ選手等も、
プロと表現しながらも、実質は後者に相当するケースが殆ど。
(プロ資格やプロ宣言でプロになれる事もあるし)

実業団選手は、その区分で言えば、プロに入るけど、
企業が給与として生活費を支給することを考慮すれば、セミプロと呼んだ方がbetterだろうか。
どちらにしても、アマでは無い。
日本の実業団スタイルが悪いなんて言っていない。
アスリートの人生を考えると、こんなにいいスタイルは他に無い。
但し、それが温室化される温床になるなら、話は別だ。
TOPスポーツなら、2番じゃダメで、1番でないと意味が無い。
精神論での「プロ意識」から考えると、
実業団って何だっけ?と、根本を練り直す必要が来ているのでは?
(それは、「勝つ」ことが至上命令となっている場合だけですが。
 福利厚生系コンセプトが主役のケースは、変革は必要ないと思います。)

まあ、細かい話は抜きにして、
ぶっ倒れるまで上を狙う精神、川内選手、リスペクトします。
スポーツなんて枠にはめる必要はない、「魂」論だ。
こういう選手が、魂を呼び寄せる。
アウェイでも強いはずだ。
posted by sports777 at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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