■ソース(夕刊フジ9月27日(火)16時56分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110927-00000008-ykf-spo
■概要
“クイーン”沢、1億円スポンサー契約!ついに“貧乏脱出”
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の主将、沢穂希(33)が、
日本コカ・コーラとスポンサー契約を結んだことが26日、発表された。
3年契約で契約金は女子選手としては破格の推定1億円。
なでしこブームは、とどまるところを知らない。
沢にとっては、所属するINAC神戸のメンバーらとCM出演するプレナス(ほっともっと)、
サンヨー食品(サッポロ一番)、ファミリーマートに続く4社目の契約。
今回は個人契約で1億円の契約金は女子サッカー界史上最高額という。
年俸360万円、食費は月3万円と何とも“つつましい生活”を送っていただけに、
W杯優勝で文字通り人生が変わった?
「世界的に有名なアスリートと肩を並べるのは光栄」という沢は10月1日から
スポーツ飲料「アクエリアス」のCMに出演。
本田圭佑(サッカー)、北島康介(競泳)、石川遼(ゴルフ)との共演も計画中という。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今までの苦労が実った形か。
全体的な時代の流れは、不況・先行き不安という大きな川の中にいるので、
沢選手のこの朗報は、かなり例外要素の高いもの、と、
スポンサーシップ事情から見れば、そう言わざるを得ない。
無論、川の流れを少しでも変化させられるように、
なでしこブームに乗って、マイナー競技選手や資金難選手に陽の目が当たる
方向へ行ってほしいが、そこは慎重に考えなくてはならない。
あくまでも、スポンサーシップは、金を受ける側ではなく、金を出す側が中心。
先日もどこかで、一生懸命頑張っているのだから、もっと協賛してやれよ、、、、
という声を聞いたが、それは違う。
それは、お涙頂戴の寄付金の世界。
協賛金の世界は、スポーツ界が考える以上にシビアなものだ。
協賛を投資と考えれば、
例えばビジネスの場合、経営失敗すれば社長の首は飛ぶし、
費用対効果が期待できなくなれば、ビジネスなら即止める。
スポーツ協賛は、金を出す側が中心なのだから、
企業の意向で即決される。
故に、間違えてはいけないのが、ブームと言っても、所詮ブーム。
流行り廃りの世界になりがち。
だからこそ、川の流れを俯瞰して見なくてはならない。
もちろん、自分もスポーツ界の中にいるので、ブームにしたい。
しかし、ブームにするには、スポーツ界全体での仕掛けが必要だ。
いい流れに喜んでいたら、実は大きな逆流の中にいた、、、と、ならないように、
根本的な川の流れを変える仕掛けが、アチコチで多発させて、
それが結果的に、大きな流れを作る・・・としないといけない。
コカコーラさんは超大手企業なので、
しかも、CSR面ではなく、広告露出効果面でのビジネス協賛なので、
他の零細・中小企業に、同じ事を期待しても無理だし、
それは「傾向(川の流れ)」となっていない。
あくまでも、部分的な川の渦のようなものと捉えるべき。
コカコーラさんのように、そもそも論として、スポーツと良好な関係があり、
スポーツをビジネス活用しようとする企業は日本には少ない。
その少ない中での、更に今、決断している少数の企業の傾向を、
全体的な傾向とは捉えられない。
事実、サッカー・野球以外のエージェントは、今も尚、苦労しているし、
交渉現場の世界に、なでしこブームが幸いしてくるのは非常に少ない。
そこには、不況や社会への先行き不安が大きくはびこっているから。
大きな時代の流れとしては、やはり、広告露出効果ではなく、
CSRや販促へのスポーツ貢献である。
どんなにブームが大きくなっても、それは広告面での費用対効果が軸。
広告効果が冷めれば、怖い世界がやってくる。
スポーツ本来のポジショニングとして、
地域に根差し、中長期的に、継続して、少額でもいいから継続支援(協賛)される
世界が、根底になくては、スポーツは資金調達面で生きていけない。
もちろん、メジャースポーツは、何だかんだ言って乗り越えられるだろうが、
マイナー競技は簡単に潰れる。
少子化による競技人口減少、環境問題による一部競技への批判、
二極分化による非投資傾向、、、、
ネガティブな要素はいくらでもある。
World challengersを推進していて、
今、マイナー競技や資金難選手の多くの現場の声を聞いていて、
非常に危険な状況を痛感している。
なでしこブームって、いつどこに降ってきているの?と疑問視する競技が殆ど。
なでしこブームは、なでしこ外に波及されていない現実もある。
じゃあ、どうするか?
まず、短期・瞬発型となる広告露出効果を求めるよりも、
(これを求めるならテレビ露出が前提で、しかも高視聴率が求められる)
中長期・持続型をスポーツ界は追求するべき。
時代が更に熟成すればする程に、それが規定路線になる。
寄付ではなく、協賛を前提に言うと、
やはりスポーツ界は企業との関係を良好にしなくてはならない。
バルサのソシオ型を理想とする総合型地域スポーツクラブ思想は間違っていないが、
それで安定させるには、相当な時間が掛かる。
故に、ソシオ型と、企業関係構築型(協賛投資)を両立しなくてはならない。
しかも、それを中長期持続型にするには、
広告露出効果ではなく、CSRやブランディングや販促といった所で、
企業に貢献する姿勢を、スポーツ側が持たなくてはいけない。
(金が動く限り、スポーツだからという聖域は無い。だから、受け手よりも、出し手を
中心に考えて、そこに近づける事が必要。)
スポーツはそんなんじゃないんだよ、とおっしゃる方も、スポーツ界には多いはず。
では、どうしますか?と質問する事になる。
スポーツを軸に考えるのではなく、時代・社会が軸であり、
その軸に合わせたポジションでスポーツを考える必要があるはず。
で、答えは?
大丈夫、こんなに厳しいスポーツ環境でも、進む道はあると思う。
上記は、あえて厳しい企業目線でモノ申したが、
スポーツには、他コンテンツを違う特長があるし。
その特長は、確かに衣食住や絶対ニーズには負ける。
ただ、こんな時代にも元気な企業は沢山存在するので、
そこに良好な関係を築く事は、現在でもできる。
元気が無い企業でも、元気になる所にキチンと貢献して、
貢献具合を数値化したシビアな交渉をすれば、納得して頂ける企業も存在する。
全体的にスポーツ界にとっては、資金調達面で厳しい状況だが、
何でもかんでも、景気事由や企業依存に偏ってはダメ。
金が欲しい、金が欲しいというアスリートもクラブも協会も非常に多いが、
殆どが寄付金を欲しがっているのが現実。
(スポンサーメリットが殆ど無い、という事は、それは協賛金ではなく、寄付金だ)
こんな御時世だからこそ、そんなに都合いい話はありません。
大したスポンサーメリットもないけど、大金が欲しい?
その前に、セールスシートのスポンサーメリットを、
要請額と同等にしなければ、交渉することさえ無理。
企業協賛が厳しいという前に、スポーツ界は、要請額に見合ったスポンサーメリットを
作らなければならない、提示しなければならない。
まず、これを無くして、厳しいという表現はできないはずだ。
これは、根本的な間違いだと断言する。
この対策としては、やはり、教育だ。
厳しい環境の乗り越え方(資金調達法)を教わる場、研究する場もないのに、
根性と努力で乗り越えようとする、
又は、社会・時代、はたまた、企業の責任とする、、、、大きな間違いだ。
スポーツ界全体で、策を練り、できるだけ早く解決策を標準化する、、、
これが必須と考える。
ブームなんて言っていられない。
川の流れは、そんなに楽観的な状況ではない。
スポーツ界はもっともっと危機意識を持つべきだ。
情報武装、まずはそこからではないか?
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2011年09月28日
なでしこブーム?競技資金調達面から見るブームとは・・・
卓球王国・ゴング格闘技・ダートスポーツ各誌様、ありがとうございます
マルハンWorld Challengersのメディアリリースが、
実ってきました。
オンライン・ニュースは数知れず、、、、
twitter等を含めると、もう追い切れません、、、ありがとうございます。
で、リアルの方は・・・
新聞に引き続き、
雑誌は、下記の各誌様、ありがとうございます。
◆卓球王国 http://www.world-tt.com/
◆ゴング格闘技 http://www.eastpress.co.jp/gonkaku/
◆ダートスポーツ http://www.zokeisha.co.jp/dirtsports/
もう確認作業、クリッピングが追い付かない・・・
facebookページへどうぞ。
https://www.facebook.com/worldchallengers#!/worldchallengers
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アスリートエール・推薦メッセージ追加
アスリートエール・推薦メッセージを頂きました、
ありがとうございます。
3名の方を追加します。
皆IELD OF DREAMS
代表取締役社長 山羽教文氏
是吉興業梶iホグレル運営)
代表取締役 向川是吉氏
崖IGHT STUFF
取締役 河島徳基氏
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