http://world-challengers.com/マルハンWorld Challengers、
10月10日am0時締切です。
資金難のアスリートはフル活用するべきです。
このようなスポンサーシップのチャンスって、中々、生まれませんよ。
年間500社に企業アプローチする猛者でも、成約ゼロのケースがありますし、
それを聞くと、
100社回って成約ゼロです、という選手が努力が不足と勘違いしてしまう。
100社回るのも大変ですよ。
五輪クラスの選手でも、資金難選手は多いですからね。
実業団選手は、資金難を経験した事がないかもしれませんが、
現在、プロで安定している選手でさえ、若い時は苦労した、
競技を断念寸前だったという話はよく聞きます。
(金が無いからパン屋に食パンミミをもらっていたとか、
カップヌードルを2回に分けて食べたとか、
草を食べたとか・・・
別に貧乏自慢話を披露する訳じゃないですが、
アスリートたるや、栄養食食べて、サプリで調整して体を作るのが基本。
バイト時間が優先ではなく、トレーニングの合間にバイト、という生活にしたい。
親のスネも限界で、競技をやめてくれと両親から言われている金の卵もいる。
競技の為に、風呂・トイレ無しのアパート暮らしなんて当たり前、
それでも、競技の頂点を求めている奴らがいる。
そういう雑草魂の奴らに大成してほしい。)
自分は高校3年の時に、アスリートとして生きるのは断念した。
もし、続けていれば、確実に、資金難アスリートで、
セカンドキャリアで人生を悩んでいたかもしれない。
・・・・・・・・
スポーツに全く関係ない世界でも、このような話はいくらでもある。
特に、NPO主体で生活している人々も過酷だ。
東大レベルの頭脳を持ち、コミュニケーション能力も抜群の奴が、
エリートコースに乗れば年収数千万、というのを蹴って、
平均以下の年収で、NPO活動に専念する者もいる。
環境問題や福祉問題や、スポーツ以外に優先されるべき世界は多い。
それはそれで、もっとしっかりした国のセイフティネットも必要だし、
民間の英知によるサポートも必要。
そんな中で、アスリートが勝つ為に金が必要なのか?
必要と思う。
それは優先順位の問題で、
「寄付金」なら東日本大震災に回すべきだ。
自分もNPOを回してきた経験があるので、マクロな視点で考えると、
善意の金、支援の金は、スポーツよりも、もっと深い社会問題に投入されるべき。
しかしながら、アスリートの、あともう少しで這い上がれる、という実情に、
チャンスを生んでもいいはずだ。
深い社会問題に迷惑をかけないように、寄付金ではなく、協賛金。
(寄付色が濃くても、協賛金は協賛金。似て非なるもの。)
地震に津波に放射能、
経済は不安定で先行き不安。
熟成の時代に、人々の嗜好は多様化し、金も集まりにくくなる。
まして、スポーツが、企業にとって、広告の一端と考えられるならば、
そこへの投資は確実に減る。
そういう中での、スポーツ支援プロジェクト。
趣味の延長でやっているという選手には、あまり深刻味が伝わらないかもしれないが、
本気で世界を狙い、スポーツで飯を喰っていきたいという選手なら、
目の前のチャンスを掴み、
そこからまた別のチャンスに繋げる・・・位のしたたかさが必要。
世渡り上手、ずる賢さ、大いに結構。
アスリートには必要と思う。
目の前だけ見たらダメ。その先を考えなくちゃ。
木を見て森を見ずじゃダメ。ミクロもマクロも見なくちゃ。
本気の人間、求む!
小さなきっかけでも、人生は変わる。
posted by sports777 at 12:14|
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