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2011年07月23日

スポーツ視点と人類視点でのスクリーニング

■ソース
http://news.ameba.jp/20110722-191/
■概略
ロンドン五輪に世界最大級のマクドナルド店、批判が続出
ファストフード大手マクドナルドが来年行われるロンドン五輪に合わせ、
世界最大規模の店舗を五輪公園内に設置することについて、
英医師会などが21日、否定的な見解を示した。
五輪オフィシャルスポンサーであるマクドナルドには、
五輪公園内に独占的に飲食施設を設置する権利が与えられ、
パブリックエリアに2店舗、選手村とメディアセンターに2店舗を構える予定。
これに対して英医師会など医療関係者は、
「多くの先進国や一部の発展途上国で肥満が大きな問題となっているが、
残念ながらマクドナルドがロンドン五輪のメインスポンサーになっている」と
否定的な見解を示した。
また、英議会の衛生委員会は「健康問題の大きなテーマになっている
子どもの肥満について考えるなら、五輪公園に世界最大規模のマクドナルドを
設置することが若者に適切なメッセージになるのかと疑問に思うのは当然」
との声明を出した。
このほか、同じく五輪のスポンサーである飲料大手コカ・コーラや英
製菓大手キャドバリーも同様の批判を受けている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

CSR(企業の社会的責任)をモノサシとする、
SRI(社会的責任投資:Socially responsible investment)においての
ネガティブ・スクリーニング業種は、海外では以下が一般的に挙げられる。

 ・武器製造産業
 ・たばこ産業
 ・原子力産業
 ・アルコール産業
 ・アダルト産業
 ・ギャンブル産業

DJSI、FTSE4good、Ethibelなどのインデックスを調べると記載されているが、
マクドナルド・コーラ・キャドバリー系の記載はない(笑)
記載されていないから、いいじゃない、、、、と言っている意味ではなく、
スクリーニングは時代や社会背景にも影響するから、
マックさん、コーラさんも永続的な安心を持てるとは言えない。
タバコがいい例であり、
スポーツでは、F1界にあれだけのタバコ資金が流れていなかったら、
今のF1も、もしかしたら少し様相が違うものになっていたかもしれない。
当時、副流煙や受動喫煙やタバコガンなどのワードは無かったし、
その後の非常に短期間で、タバコが全世界から敵視される産業となった。

今後、更なる環境志向で、環境ホルモンに影響を与えるメーカーや
電磁波に絡む産業等が、将来的にネガティブ・スクリーニング対象になるかも。

日本では非常にゆるいが、上記・原子力産業に、○○電力なども入る訳ですよね。
武器製造産業だって、別にミサイルを作っている企業ではなくても、
そのどこかに使用されるパーツ製造会社なら、対象に入るリスクも高くなる。
昔、消費者金融会社は、国内では悪とされてきた。
時代が流れて、今や、銀行と資本関係があり、
テレビでCMをバンバン出して良い業種となった(笑)

深く考えれば、上記以上にネガティブスクリーニングされるべき
企業や産業はいくらでもあるしね。

時代や見方によって、社会悪と映る業種も変わってくる。
そこには利権も絡んでくる事でしょう。

そういった事を頭の隅に入れながら、記事を読み返してみると、
英医師会の言う事も判らなくは無い。
携帯電話やIHや電子レンジ類の電磁波が、
100年後には、人体影響が高いから使用禁止という時代になるかもしれないし、
カップ麺は環境ホルモンに影響するから食べちゃダメなんて時代が来るかもしれないし、
それらの明確な証拠が確立できるまでは、グレーな見られ方をする。
利便性の追求を行う人類が、明確な判断ができない時期は、
その道のプロ(英医師会)が、予防を兼ねた情報発信をするしかない。
啓蒙・啓発レベルになるかもしれないが、
その声に耳を傾けるのも、人類の仕事の1つだ。

マックが肥満=健康害という構図で、記事が掲載されているが、
角度の違う見方をすれば、
低所得者でも買える安さや、時間の無いエグゼクティブが早さを求めて
マックを選んでいるかもしれないし、
そこを五輪でスクリーニングはまだまだ難しいのかとも思う。
ただ、近い将来、もっともっと科学的な証拠を元に、大きく世論が動く事になれば、
マックさんだって動かずにはいられない時代に入る。
ですから、社会・人類といったマクロな視点で見るなら、
英医師会の意見を通すには、もう少し時間がかかるのではないかと思われます。
(利権とか何とか、そういったものは全く考えずに、純粋な啓発期間や
 情報波及時間を考えての意見)


で、スポーツ界はこれをどう受け止めるかが大きな問題だ。
マック、コーラという、スポーツ界の大大大スポンサー企業が、
スポーツから離れるなどの事態になった場合、
スポーツ界は一体どうなるだろうか?
F1からタバコ広告を禁止した時以上のインパクトが発生する。

今はまだ問題は生まれないはずだが、
5年後、10年後、20年後は何が起こるか判らない。
スポーツ関係者の視点ではなく、
人類・社会の視点が優先される事象になった場合、そのスピードは脅威となる。

(原発がいい例だ。そもそも、これが海外の先進国だったら、社会の動きは
 今の日本国内の動きと全く違ったものとなる・・・・日本はゆるい。
 良くも悪くも全ての面で。)



さて、仕事するかあ。

posted by sports777 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポンサーシップの目的・狙いを先行予測

スポーツ・スポンサーシップnews、更新しました。
このサイトでは、報道発表があった協賛案件、
又、情報持ち込み案件を簡潔に羅列しています。

サイトの目的は2つ。
1つは、ビジネス向け。
スポーツ団体のスポンサー営業マンや広告代理店マン、
そして、企業宣伝部・広報部の方々に、贔屓競技種以外にも、
全般的にスポーツスポンサーシップ情報を認知して頂く為。
もう1つは、アスリート向け。
不況下でも、これだけスポンサーシップが動いており、
プロ・メジャー競技以外にも協賛契約はたくさんある、
という状況を知ってほしい、、、そんな目的で情報をまとめています。
(まだまだ、情報が少なすぎますが・・・)
この2つの目的の先は、
スポンサーシップ普及というミッションに向かっています。

という前置きをして、、、、

多分、気付いた方も多いと思いますが、
最近、ECCさんが、Jクラブの広告掲載契約を広範囲で締結されています。
北海道・東京・名古屋・大阪・・・

 ・ECC、コンサドーレとスポンサー契約

 ・ECC、セレッソとスポンサー契約

 ・ECC、ヴェルディとスポンサー契約

 ・ECC、グランパスとスポンサー契約

ECCさんは大阪発の企業さんながら、大きく全国展開されており、
教育事業だからこそ、若者との接触機会利益の向上は、
顧客開発上、必須ですから、
キッズ年代から人気で、若者人数が集まる競技=サッカーは、
スポーツ投資対象として有利ですよね。

ただ、胸や背中のドカンと1発・高額協賛ではなく、
少額の分散型を選択されています。
当件にエージェントとして動いた訳ではないので、
現場レベルでその真意を聞いた訳ではありませんが、
そこには、分散型を選ぶ明確な意思があり、
狙いが見えます。

企業のスポンサーシップの目的は、皆、似て非なるものであり、
1社さんごとにニーズを吸い取り、それに則した、
メニューにない商材(スポンサーメリット)でさえも、
カスタマイズ提案営業すれば、成約確率は上がる。

例え不況下でも、
そういった狙いに則した提示ができれば、相対的な減少が目立つ時代でも、
少ない絶対数を掘り起こせる、という事が言えます。
ECCさんの事例は、そのニーズや狙いが、結果から読めてくるので、
当ブログ読者のアマチュア・アスリートも、
スポンサー開発面での情報武装時に、
ニーズや狙いの掘り起こしを、
先行で予測する癖をつけておいて下さい。

posted by sports777 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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