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2011年07月22日

INACにスポンサー申込殺到・・・その対応の仕方

■ソース(2011年7月22日Nikkan Sports News)
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20110722-808735.html
■概略
サッカー女子W杯で初優勝したなでしこジャパンの沢穂希(32)ら
日本代表7選手が21日、帰国後、所属チームINACの練習に合流。
兵庫県芦屋市グラウンドにはTVカメラ20台、報道陣約100人、
ファン約400人が集まった。
INACにはW杯後、スポンサー申込みも殺到。
チームは1口5万円(入会金1万円)で、HPに企業ロゴなどが
掲載できるスポンサーを募集。
これまで大口を含め85社が名を連ねていた。
「W杯前までは問合せゼロ。決勝後は多数。100社はすぐに超える」。
ファンクラブ申込もW杯後は1日200件ほど問合せがあり、
24日リーグ再開戦も「5000人ぐらいは来てくれるんじゃないか」と予想。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なでしこ特需、恐るべし。
まあ、ハンドボール五輪再戦や他にもスポーツ界には特需的な要素が
過去に沢山ありました。
今回の世界一という勲章は、一過性にしてはなりません。

女子サッカーは勿論、協会やクラブが、「待っている」のではなく、
今こそ「攻めなくてはならない」。
確実に。

厳しい言い方をあえてしますが、
寄ってくる事への対処だけで喜んでいるようでは、一過性になる。
それは、バブルの頃のスポンサーシップを思い浮かべれば
関係者ならすぐわかるはず。
金がある時、波がある時は、確かにスポーツにも金が大きく動く。
しかし、改めてその費用対効果を思い起こすタイミングで切られる傾向もある。
日本人の寄付文化を見ても、NPO数の推移を見ても、
投資の世界をモノサシにしても、似たような事が言えます。

ファッションや音楽の流行やビジネス的な流行り廃りの視点から、
スポーツの流行もその一部に入る。
そこに、スポーツの聖域は無い。

だからこそ、今こそ、クラブ側・協会側から「攻めて」ほしい。
攻めるとは、長期持続的な関係を深く追求して、安定を作る事。
それには、費用対効果やリターンやコミュニケーションを明確にして、
「自然発生」ではなく、こちらから「必然作成」する事。
つまり、「待つ」ではなく、「攻める」事。

・・・・・
今、メディアも注目してくれているので、
(大震災後のポジティブな事象とも捉えられるので、社会的意義もある)
女子サッカーだけでなく、
女子アスリート、
いえ、全アマチュアアスリートの競技環境改革という使命を持って、
対応してほしいですね。

女子サッカー選手以上に過酷なアマチュアアスリートは多いですし、
それでも世界ランカーの選手は、サッカーだけでない。
五輪競技は、それでもマシな方で、
五輪競技以外の選手の過酷さは比にならない。

そういったアマスポーツ界の代表という立場で、
女子サッカー選手にはどんどんメディア出演してほしい。
そこでスポーツ界の実情を訴えればいい。
メディアは、メディアの使命として、
事実の情報を世間に投げるに留まらず、
社会の課題の解決に絡んだ情報発信をしてほしい。

当ブログは、資金難選手を主とする、
競技資金の調達にスポットを当てているので、
色々な視点の一部として、金の話をするが、
競技資金は、確実に戦績に直結する。

そういった視点で、女子サッカーの場合も、
注目するべきは、世界一を取った今ではなく、「今後」である。
判り易く言えば、資金難の状態でも世界一を獲れた。
じゃあ、金なんて要らないじゃない、と短角的な見方をする人もいる。
しかし、このパターン、他競技でも沢山事例があるように、
世界一を取っても競技資金は集まらず、
その後、モチベーションを含めた下降に入るケースも事実存在する。
なでしこが、「待ち」の資金調達をするなら、
資金が集まるのも一過性になる可能性がある。
そうなると、他競技の事例を追う事にもなりかねない。
だから、ずっと世界一を保つ為にも、
攻めの資金調達で、最先端の道具・トレーニング法・環境によって、
更なるモチベーションを上げる波を作る必要がある。

女子サッカーの場合、資金難とは言いつつも、
メジャーな男子サッカーのすぐ近くにいる競技種なので、
他競技に比べれば断然有利な状況にあった。
それでも資金難という状況があった。
それが、這い上がる形で世界一を獲り、メディアを誘引した・・・・・
メディアによって情報波及し、新たな見直しが社会レベルで起こっている、、、

これは、他競技の選手・協会・関係者も、これに乗らなくてはならない。
自競技にメディアは入ってくれない・・・・ではなく、
競技に関係なく、攻めなくてはならない。
故に、メディアにこちらから持ち込まなくてはならない。
企業営業を活発にしなくてはならない。

企業はシビアである。
INACを例に挙げれば、
INACは、何故、スポンサーが殺到してくるのか、分析しなくてはならない。
NPOではなく、株式会社運営なので、その辺りのマーケティングは、
当然、プロが付いているだろうから、余計な御世話かもしれないが、
企業の気持ちは、
女子サッカー選手の資金難を知って、スポンサー投資をしようとしたのか?
特需の延長の御祝いムードでの御祝い金なのか?
今、メディア露出が上がるから、そこに乗ろうとしているのか?
当然、気持ちはそれぞれあるはずだが、
そこの比率を知っておくべき。それは、単発的なものか長期的なものかの
判断材料にもなるので。

スポンサーシップはシビアなので、
金を出す側の視点を常にチェックして、「寄与」する事を忘れると、すぐ崩壊する。
勿論、社会貢献的に捉えて、
永くいい関係ができる機会利益になる事も多いはずだが、
そこに甘えると、全体計算が崩れてしまう。

だから、自然発生を「待つ」のではなく、
必然作成を「攻める」事が必須と言える。

posted by sports777 at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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