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2011年07月15日

前後半でスポンサーロゴを変えるチーム

■ソース
http://footballintheworld.seesaa.net/article/214421925.html
http://www.sofoot.com/deux-sponsors-pour-le-fc-lausanne-sport-144725-news.html
■概略
前後半でユニフォームのスポンサー広告を変えるFCローザンヌ・スポール
前半にスポンサー一つ。後半に別のスポンサー一つ。
スイス1部リーグに昇格したばかりのFCローザンヌ・スポールによる、
メインスポンサー二社に対し平等に広告掲載しようというアイディアである。

つまり選手たちは『バンク・カントナル・ヴォードワーズ』のロゴが入った
ユニフォームを前半終了後に脱ぎ、最後の45分間は『スポールXX』のロゴ入り
ユニフォームを着てピッチ上を駆け巡ることになる。

一方、スイスサッカーリーグはこのコンセプトを禁止してはいない。

「それはだれも今まで考えが及ばなかったことだからですよ」と
FCローザンヌ・スポール会長のジャン・フランソワ・コレはうれしそうに話している。

少なくとも、選手たちは清潔なユニフォームを着てプレーできるということだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「世界のサッカー情報」さんのブログで見つけました。

これは面白い!
厳密に言うと、リーチ・露出時間等は半分という事になるが、
それでもOKという契約ならば、スポンサーサイドは問題なし。
それを受ける条件設定側の問題となる。
日本では、どれだけ許容されるかな?

サッカーだけの問題ではなく、全競技に共通する事だ。
何事にも、柔らかい発想が必要ですよね。

posted by sports777 at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

F1スポンサーの費用対効果

■ソース
http://f1-gate.com/sponsor/f1_12339.html
http://www.yallaf1.com/2011/07/14/hugo-boss-and-hp-best-value-f1-exposure/
■概略
ドイルSport Und Markt が、2010年F1スポンサーの費用対効果を比較。

ブランド認知の評価は・・・
 ・ルノーのスポンサー:ヒューレット・パッカード=年間¥1億1870万投資→660万人リーチ。
 ・マクラーレンのスポンサー:ヒューゴ・ボス=年間¥2億4500万投資→490万人リーチ。
 ・メルセデスGPのスポンサー:アリアンツ11位、プーマ14位、メルセデス・ベンツ23位。
 ・F1公式パートナー:DHL=年間¥7億9000万投資→30万人リーチ。(=32位:費用対効果で最も苦戦)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

えっ、リーチがこんなに少ない計算になるの?
コンバージョン?
いわゆる日本流のリーチではなく、かなりの実質値なのかな。

報道ソースだけで、ちょっと、元データ(プレス)が見つからないので、
何とも言えませんが、
どういう条件での計算結果なのだろうか?
元サイトも探しましたが、見つけられません。

権威ある会社の発表値なので、関心が高いのですが、
ちょっと説明できません。
ドイツ語わかる人に直接聞いてもらおう。。。。。


そもそも、リーチは費用対効果と言えるのか?
リーチ後のコンバージョンこそ費用対効果と言うならば、それが直接効果。
リーチ後にコンバージョンしなければ、ブランディング効果。
というように、分けて考えた方がいいと思うのですがねえ。
マーケの世界でも、色々な視点があると思いますが、
弊社は分けてクライアントに提示します。
マーケ論どうこうよりも、経営者(決裁者)視点でそうしています。
(経営者の関心は、着地の為)

まあ、この辺り、和訳にすると、本来意味が変わっている可能性もあるので、
プレスリリースが見たいな。
どなたか、知っている方は教えて下さい。

posted by sports777 at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月14日

戦績連動型スポンサーシップで駆け引き

■ソース
http://mainichi.jp/enta/sports/general/general/news/20110713spn00m050016000c.html
■概略
世界水泳:狙え1000万円! スポンサーが“ボーナス”用意
競泳世界選手権(24〜31日、上海)に出場する日本代表選手が12日、
北海道・野幌で合宿を公開。同選手権のメダリストに日本水泳連盟の
オフィシャルパートナーGMOクリック証券から強化費が支給される事が発表。

金額は金メダル300万円、銀100万円、銅50万円。
連盟は05年大会まで金200万円、銀100万円、銅50万の金一封を贈っていたが、
世界選手権が賞金大会となった07年以降は取りやめていた。
同選手権の賞金は1位約96万円、2位約56万円、3位約40万円。
今大会の金メダリストは来年のロンドン五輪代表に内定することも決定しており、
選手にとっては五輪切符とビッグボーナスを手に入れるおいしいチャンス。
背泳ぎ3種目にエントリーし、メドレーリレーにも出場チャンスのある入江陵介
(21=イトマンSS)は最大で約1300万円獲得の可能性。
入江は「もしもらえたら、強化や将来の留学のために使いたい」と歓迎した
。“ニンジン作戦”で目指すはメダル量産。
上野競泳委員長は「選手は2つの励みを持って臨める。09年大会はメダル4個
だったので、金を含む5個以上が目標」と力強く語った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ニンジン作戦かあ(笑)
原始的だけど、「いいね」一票なのかな。

これって、マニュアル教材にも記載していますが、
もっと幅を広げて考えると、戦績連動型スポンサーシップに関わる事なんですよね。
戦績に自信があれば、そういうスポンサー交渉も成立する可能性があります。
ボーナス型はその一種。

頑張って下さい。

posted by sports777 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

F1スポンサーシップが上向く?

■ソース
http://sportsnavi.topnews.jp/f1/news/20110713-008-82
■概略
F1幹部、スポンサービジネスに進出か
F1幹部の1人が、F1のスポンサーシップ取引にかかわることを
狙っているようだ。

イギリス『Financial Times』紙は、創立者マーティン・ソレル卿が率いる
世界的な通信サービス企業WPPがF1最大のスポンサーシップ・エージェント
であるジャスト・マーケティング社の少数の株を取得していると報じた。

ソレル卿は、F1を運営するFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)の
親会社である投資ファンド、CVCの取締役のひとりである。

ソレル卿は、モータースポーツとF1は非常に大きな産業となったと述べると同時に
「マーケティング面ではもっとプロフェッショナルなアプローチが必要だ」と語った。

かつてジャスト・マーケティング社を率いていたザック・ブラウンは、
LGやジョニー・ウォーカー、UBSといったF1スポンサー企業関係を取り仕切っている。

「モータースポーツはとても興味深い分野。世界規模で、多くの人たちが注目している。
レースというライブイベントを通じて多様なメディア、そして新たなメディア開拓の
可能性を秘めている」とソレル卿は語った。

ザック・ブラウンは、取引が進んでいるとした上で「結果としてより多くのスポンサーと
カネをこのスポーツに持ち込むだろう」と自信を見せる。

しかし、ブラウンはF1の不変的な政治スタイルはいくつかの潜在的スポンサー
加入の障害になっていると懸念している。

「私は時代やニーズに合わせて柔軟性を持たせるべきと考えている。
そして、そのF1の政治事に我慢できないからこのスポーツに協賛しない
スポンサーがいくつかあると確信している」とブラウンは語った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

F1協賛と言えば、国内アマ選手のスポンサーシップ額に、
ゼロが2つも3つも付いてくる桁の話になり、
欧州サッカー等のように、華やかな世界であるが、
詳細を探っていくと、やはりリーマンショック以降の時代背景を受けているし、
利権構造も半端無いでしょうし、
そういう利権構造にNOという企業が生まれるのは、容易に想像できる。
これはMotoGPも同じでしょうし(結構苦戦しているチームがあると聞いています)、
モータースポーツ以外で、国内でも言える事ですよね(笑)
(何競技とは言わないですが)

F1でさえ、まだまだマーケティング面でプロにならないと、とコメントが出るようなら、
他競技だって、もっともっとポテンシャルがあると言えるのではないだろうか。
競技種にもよるけど、
マーケティング・ゼロとも受け取れる業界もあるし、利権でガチガチの所もあるし、
とにかく競技者以外は受け付けないという業界もあるし、
自分もスポーツ以外の世界からスポーツ界に入った1人の為に、
記事の奥にあるモノが少し判るような気がする。

「卿」なんて、日本では見慣れないワードが出てきますが、
欧州貴族のビジネス面の有利性はありますよねえ。
成り上りじゃないっていうか、、、
しかし、そういう事さえ含めて、変わっていくのではなかろうか。

マクロな視点で見れば、これだけの情報社会化は革命とも読めるし、
100年、1000年単位のスパンでは、大きな岐路のど真ん中に居るはずだし、
そうなると、金の流れも価値も変わるだろうし(事実、変わっているし)、
スポーツのポジショニングも変わるだろうし、
企業の視点も変わるだろうし、
スポンサードの意味や価値も変わってくるだろうし。
協賛というよりも、投資のモノサシに変化が出てきているはず。

例えば・・・
日本だって、社会貢献・メセナ・フィランソロピー等のワードが、
今やCSRという大きな枠組みの1つとなって、
それはグローバルスタンダードに日本独自文化さえ呑み込まれる考え方だし、
今や、広告モノサシではなく、CSRモノサシで企業がスポーツに投資する時代。
(某Jクラブでも、これからはCSRプログラム主体で行きますと言っていたし)
これも、スポーツに関係する、大きな時代変化の片鱗ではないか。
CSRに関わっていた者として、10年前では考えられない事だ。
(CSRはまだまだ認知が低かったし、企業予算も非常に少なかったし、
 環境や人権系テーマでさえも企業に中々通じなかったので、
 スポーツなんて全く無理。それは広告宣伝部に言って、の世界。
 例えば、生物保護なんかも全く通じなかった。
 有名企業の役員でさえ、生物保護してる予算があれば、人に関わる他の
 事をやるよ、という発言もあったが、今や、テレビCMでも生物多様性が
 唱えられ、社会認知も上がってきた。そうなると、そこに予算が生まれる。)

CSR視点のスポーツ観だけじゃない。
王道の広告宣伝視点でのスポーツ観だって、この先、もっともっと変わるはず。
USAで、アクティベーションというワードが浸透してきている点も見逃せない。
プロスポーツの手本の一つであるUSAの変化は、確実に日本にも来る。
(もう来てるけど)
日本のスポーツ事情も、時代・社会に合わせて変わる。
変わらざるを得ない。
変革はもう始まっている。
スポンサーシップというモノサシも、この先、変化が如実化する。
より原点が問われる形が進むであろう。
バブルの逆だから。



posted by sports777 at 02:44| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

6億$スポンサーシップの世界

■ソース
http://www.qoly.jp/index.php/topic/162-201107/5078-sponsorship
■概略
マンチェスター・シティは8日、ホームとするシティ・オブ・マンチェスターの
ネーミングライツをエティハド航空へ売却したと発表。
現地メディアによるとユニフォームスポンサーの延長なども含め、10年間で4億ポンド。
ただ、エティハド航空は、シティのオーナーのシェイク・マンスール氏と繋がりの深い
UAEのナショナルフラッグキャリアであることから、ファイナンシャル・フェアプレー制度を
導入するUEFAは「クラブ収益を膨らませる為の、制度に対する抜け道的なスポンサー契約」
として調査に乗り出すとみられている。

そうした中、『arabianbusiness.com』は、これまでにサッカークラブが結んだ
スポンサー契約のトップ10をリストアップ。あくまで契約金のため、単年に換算した場合は
異なる順位となるが、“クラブの価値”を知る上では非常に興味深いランキング。


10位: ミランとエミレーツ航空                 8300万ドル(5年)

9位: レアル・マドリーとBwin                 8800万ドル(3年)
8位: バイエルン・ミュンヘンとDeutsche Telekom 1億1500万ドル(3年)
7位: リヴァプールとStandard Chartered     1億3000万ドル(4年)
6位: アーセナルとエミレーツ航空            1億6000万ドル(15年)
5位: チェルシーとadidss                1億6000万ドル(10年)
4位: バルセロナとNike                  2億1000万ドル(5年)
3位: バルセロナとカタール財団             2億3500万ドル(5年)
2位: ユヴェントスとTamoil                2億6500万ドル(10年)
1位: マンチェスター・ユナイテッドとNike        4億8600万ドル(13年)


1位マンチェスター・ユナイテッドとNikeは現在、2015年以降の契約延長を交渉中。
新契約は、10年間で4億ポンド(6億4000万ドル)。

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凄いわ、サッカーは・・・
と言うか、
凄いわ、欧州は・・・

言う事無し・・・
以上

posted by sports777 at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポーツクラブのNPO形態運営

■ソース
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201107100051.html
■概略
サッカー中国リーグのレノファ山口(山口市)を運営し、
プロ化を目指すNPO法人「山口アスレチック・クラブ」が設立された。
サッカーを通じた青少年の健全育成や地域スポーツの振興にも取り組み、
将来的には他競技のトップチームづくりも視野に入れる。
9日、同市内のホテルで設立祝賀会があった。

レノファはこれまで、企業スポンサーの資金援助を受けながら任意団体運営。
Jリーグ昇格を目標とするチームとして地域密着型の運営をしていくため、
NPO法人が主体となって認知度や運営の透明性の向上を図ることにした。
レノファは現在、リーグ3位。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

任意団体からNPO認証を受けたようです、
NPOは設立に時間が掛かるけど(それに比べて社団は簡単)、
設立はそんなに難しいものではなく、
これからの運営・維持・安定・発展というフェーズが大変なので、
どうぞ頑張って下さい。

ここから一般論・・・

NPO法が98年に施行されてから、日本でもNPOが増えた(現在4万団体位)。
一時期は、グレーな業界の隠れ蓑・組織的な事件もあり、
NPOと言うだけで、企業サイドから眉を細められた経験も多かった。
NPO=ボランティア団体と捉える人も、いまだに多い。
(特定非営利活動を除けば、基本的には株式会社と同じなのに・・・
 税制優遇も無いし・・・認定NPO制度があるけど敷居が高過ぎて、
 ほんの一部しか恩恵が受けられないから、
 全NPOが優遇される世界でないと、NPOらしさが展開できない。
 税制優遇を受けられる認定NPOは、たった100団体位だし・・・
 最初の入口をもっとシビアにしてもいいから、宗教法人並みにしてもいいはず。)

設立側も、寄付収入に依存するケースが非常に多く、
(それでも最近は、それじゃ無理だと判断して、事業収入確保にシフトする
 動きも出始めているが・・・)
USAみたい寄付文化を期待する。
しかし、NPO先進国USAでも、基本は寄付よりも事業収入が多いし、
戦略型NPOが育つ社会土壌がある。
日本は、まだまだNPOに優しい社会とは言えない。
だから、寄付だけに依存して金が回らず、消滅するNPOも多い。
(設立数ばかりに着目が行って、解散数は着目されない。
 確か、解散数は4000以上あるはず。解散届を出していない状態で、
 未稼働NPOも多い。)

その理由の多くは、寄付収入の不足。
何だかんだ言っても、組織を回すには金が掛かる。
ボランティアの延長で、熱意だけで金後回しとなると、ちょっと痛い目に合う、、、、、
という場面を現場で見てきた。
NPOを支援するNPOを作って、色々なNPOを見てきたけど、
(今はスポーツで忙しいから、それこそ未稼働だけど・・・)
寄付収入を上げる為にも、事業収入を先行で作ろうよ、という考えから、
策を練って実行してきた。
無論、そこにはビジネス性が求められるから、ボランティア色が濃い団体には
マッチしない。
そういう団体には、いかに呼び掛け方を工夫するか、マーケティングの世界だ。
(まあ、これもビジネス性に近づく話なのだが・・・)

そんな訳で、当時は、社会福祉・人権・環境系テーマのNPOが多かったものの、
今では、スポーツNPOが非常に多く設立されている。
総合型地域スポーツクラブの発想が進めば、更に増えるのかもしれない。
(NPOを実践した立場から言えば、今後は、個人的には一般社団法人を薦めるが)

サッカー・バルサのソシオシステムを見れば、
それこそ会員費でクラブを回す・・・これは、協賛金よりも寄付金に近い形だが、
確かに、日本のスポーツNPOが目指すべき姿だし、理想形と言える。
地域民からの会員費で運営を回す形がベストなのは言うまでも無い。

ただ、ここで注意すべきは、
NPOにスポーツテーマも、スポーツ以外のテーマも関係なく、
組織を回すには、計画された寄付収入なり、事業収入が入ってこないといけないから、
株式会社の事業計画と同等レベルの収入計画や、集金活動が必須となる。

NPO先進国USA、チャリティ先進国UKに比べたら、日本は遅れている。
そんなに簡単に寄付金は集まらない。
様々なテーマのNPOより、スポーツNPOの方が、本来は寄付収集に有利である。
スポーツは、キッズ&ジュニアの青少年育成や、勝ち負けによる感情移入を伴う為、
支持・共感を得やすい。
しかし、寄付が集まらないケースが多い・・・

こうなると、NPOの有利性を活用しながらも、株式会社のビジネス性を用いた、
資金調達マーケティングが必要になる。
NPOが多くなればなるほどに、寄付集金という視点から見れば、
ドナーの奪い合いになる。
株式会社クラブの、スポンサー企業の奪い合いを全く同じ。
敗れた所は、金が回らずに解散、というケースもある。
つまり、鰍セろうとNPOだろうと、組織形態に関係なく、
運営資金を集める仕組みをベース化しないと、
スポーツNPOだろうと、それ以外のテーマのNPOだろうと回らなくなる。

※だから、大事な事は、
 ・設立時に周到な集金計画を行なう事。
 ・集金にはマーケティング論が必須な事。
  (NPOの中には、根っからビジネス性を嫌う理事も多い。
   ボランティアの延長系NPOは、それでもいい。
   しかし、そんな事を言ってられないという理事も多い現実がある。)

※マーケティング論とは・・・(一部抜粋)
 ・まず、寄付金依頼のチラシから変更してもらうケースがあります。
  特定非営利活動、特に、人権系・福祉系では、Push型の寄付依頼文が多い。
  ここにエモーショナル・マーケティングを掛けて、Pull型にする。
  メリットではなく、ベネフィットを訴求する。
  モノクロチラシから、カラーチラシにして、アットホーム印刷っぽくなく、
  多少コストが掛かっても、印刷屋に発注させる。
 ・又、依頼時に、ドナー候補者をリスト化する。
  年齢・性別・バックグラウンド等を調べて、どんな人がどんな理由で
  寄付を断り、どんな人がOKしたかをリサーチする。
  たった、これだけで、狙うべき層が見えてくる場合もある。
  意外と学生に受けて、学生ネットワークを広げてもらうきっかけになったり。
 ・依頼の仕方を何パターンか用意して実験する。
  Push型、お涙頂戴型、特典メリット型、権威型、Pull型、、、、、
  依頼の仕方にも色々あるけど、
  全部を試し、自NPOにマッチする傾向を知る。

まあ、この他にも沢山あるけど、
寄付金と協賛金は全く別次元のものではあるが、
同じ「資金調達(集金)」という視点で見れば、ベースは同じ。

どうやって、財布を開いてもらうか。
それは、相手にとって、財布を開きたいと思う、メリットなりベネフィットなりを
どう伝えるかであるはず。

無論、寄付金は、ベネフィットを伝える方がいい傾向があるし、
協賛金は、実質的なメリットを求められる傾向が高い。
ビジネスである協賛獲得の方が、何倍も難しい世界ですが、
あなどるなかれ、寄付金獲得も簡単な世界ではない。
寄付金であれ、協賛金であれ、どちらも、心に刺さる誠意を伝える事は、
最も基盤となる所だ。
協賛金の場合は、その上に、実質的メリットをシビアに乗せる事が必須。

寄付も協賛も、コネで決まるケースがあるのも事実。
但し、中身も無しにコネで決めた契約はもろい。
短期で終わるケースを散々見てきた。
バブルの頃がいい例である。

だから、コネクションは非常に大事なのだが、
もっと大事なのは、「中身(メリット・ベネフィット)」と言える。
これは、地べたを這いつくばってきた経験者の意見であり、
私見であるが、間違っていないはず。
数百本単位の実例の目の前で見てきた経験論なので、
お偉い評論家がどう言おうと、負けない主張とさせて頂く。

先に中身を完璧にして、その上にコネクションを乗せる。
言葉で言うのは簡単だが、これを実行するには時間と労力が必要。
ただ、そういう努力は必ず、企画書なりプレゼンを通して相手に伝わる。
変に、言葉で熱意・情熱・根性・努力・人間性なんて自ら言う必要はない。
(だからこそ、アマ選手のスポンサー獲りにおいても、
 Push型はNGと言っている事もある。)

アマ選手の99%はそういったビジネス企画書の書き方も判らないし、
誰にも教えてもらえないし、競技に専念していれば、プレゼンにも不慣れ。
だから、資金難で、真にスポンサーが欲しいなら、
そこには、競技以外の努力も必要。
(判らなければ、判る人に聞く。これ、大昔からの鉄則。)
昔は、戦績だけ求めていれば良かったのかもしれないが、
今の時代、そういう訳には行かない。
時代環境が変わってきているから。
時代を生きるには、時代に合わせるしかない。

スポーツNPOクラブも、理念中心で、ビジネス論排除、、、
とは言っていられないはず。
マーケティングなんて概念は、うちには必要ないと言われたケースも
過去に何度もあるが、5年、10年経った今、資金難というNPOもある。
だから、98年当時の清く正しく美しい、善意onlyのNPO論で、
喰って行ける所は、勿論、それがNPOの理想なのだから、それで進めばいい。
しかし、そこまで安定域に達しないNPOが殆どなので、
そういうNPO(スポーツ含む)には、是非、資金調達にマーケティング論を
駆使して頂きたいと思います。


持論ですが、当ブログでも何度も書いている通り、
スポーツ団体は、NPOであれ社団であれ、協賛金を追求するべきです。
寄付金よりも、協賛金獲得の方が、ビジネス知識も必要だから難しい。
しかし、スポーツには、支持・共感という、他テーマNPOよりも有利な面もあるし、
勝負にエンタメ性を交える事もできるし、
あえて、協賛金を主軸に資金調達を考えるべきです。
協賛金を追求すると言う事は、ファン・コミュニケーションも必須だし、
結果的に、資金調達を安定させる近道になるはず。
人権系・福祉系など、明らかに税金投入すべきテーマが横にある中で、
そこと資金調達面でぶつかるのは、芳しくないと思います。
誰が何に寄付しようと自由だが、できれば、その選択肢は、
本当に税金や寄付が無くては無理だ、という所に譲る位の余裕が、社会にほしい。

飢餓・内紛は、別世界でなく、同じ地球上で起こっているし、
何秒に1人という速度で子供が死んでいる事実もあるし、
環境系だって、森林破壊は今でも進んでいる。
(森林は目に見えやすいけど、海洋汚染なんて、今まで全く注目されなかった。
 放射能問題で、海に目が行く事を願います。CO2吸収だって、森だけが
 吸収しているのでは無いですし。海のCO2吸収率がもっと着目されるべき。
 温暖化で生態系破壊も始まっているし。)
こういう方面に税金・寄付が有効に使われるべき。
メリット&ベネフィットを伝えにくい世界で、グローバルな社会問題だから。

スポーツは、ちょっとした工夫で、メリット&ベネフィットを作れる。
それがうまく稼働していないから、飢餓・戦争・環境破壊などと、
同列で寄付依頼をする事となる。
スポーツ以外の深刻なテーマは、協賛金を頼りにくいので、寄付が中心となる。
スポーツは、工夫・知識によって、寄付ではなく、協賛金を頼りにできる。
だから、スポーツは、自らに厳しく、協賛金を追求すべきです。


ヤバイ、熱くなって、また長文になってしもうた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PS・報道機関様、NPOを「NPO法人」と呼称するのは変ですよ。
   株式会社を株式会社法人とは言いませんし、
   「Oganization」と「法人」がダブっています。
   現場レベルで、NPOを知らない人に、法人という事を伝える為に、
   NPO法人と呼称する事は良いですが、
   新聞・テレビといった報道のプロが、呼称以上に、
   活字として、そういう表現を記載するのは、宜しく無いと思いますよ。

PS・そう言えば、当ブログのヘッダーと左バナーと整理してみた。
   ブログの言葉に責任を持つ為にも、書き手が見える方向とする為、
   ヘッダーに写真を入れてみた。小さくて見えないか・・・それじゃ意味ないか・・・

posted by sports777 at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月10日

4年¥346億のスポンサーメリットは?

■ソース
http://www.topnews.jp/2011/07/08/news/f1/teams/ferrari/39383.html
■概略
フェラーリ、F1チーム名を変更
フェラーリが、F1公式チーム名変更を決断。
長年タイトルスポンサーのタバコブランド「マールボロ」が、ついにチーム名から消える。
かつてF1は、多くのタバコメーカーがスポンサーを行っていたが、
各国でタバコ広告が禁止され、現在ではF1からタバコ広告が姿を消している。
しかし、タバコメーカーからのスポンサードが禁止されているわけではない。

その為、今もタバコメーカーのフィリップ・モリスがタイトルスポンサーになっており、
公式チーム名は同社ブランド名を入れ、「スクーデリア・フェラーリ・マールボロ」。
クルマやウエアにロゴを入れることもできないため、
マールボロのロゴを連想させるようなバーコードをクルマやウエアに掲出していたが、
昨年はサブリミナル効果があると話題になり、フェラーリはバーコード掲出をやめている。

しかし、『thef1times.com』によると、フェラーリは公式チーム名変更を決断。
マールボロの名をチーム名から外すよう決めたという。

フェラーリがマールボロの名を公式チーム名に残していることについては、
反タバコ団体からの抗議があったようで、不要なトラブルを避けるための決断。

先日フェラーリは、フィリップ・モリスとの契約を2015年まで延長したと発表したばかり。
フェラーリとフィリップ・モリスの新契約は、4年間で3億ユーロ(約346億円)と言われる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うーん、難しい。
世界的なタバコ離れとスクリーニング。
後世、タバコの存在は無くなるだろうが、今はまだ変換期。

その上で、
F1の最大のスポンサーメリット=広告露出効果が無くても、大金を出す、というのだから、
フェラーリだけでなく、スポーツ界にとって神様のような存在、という見方もできる。
フィリップ・モリスにとって、4年間¥346億のリターンは赤字決済の可能性が高いから。
よっぽど社長がF1好きなのか、強いコネクションなのか、
通常は有り得ない投資。
だから、広告(メディア)露出効果以外で、
見えない大きなスポンサーメリットがあるのではと勘繰ってしまう・・・

仮にフィリップ・モリスがクライアントなら、
やはり、広告露出や販促などの業績に関わる事ではなく、
CSRブランディングを推奨し、次世代ビジネスにシフトして安定するまでの
ブランド再生を提案します。
既に新規事業など、事業シフト策も始まっている事でしょうから、
社会背景・時代背景を考慮すれば、金が掛かっても、そちらを社会に打ち出す事が、
最終的には、マイナスを減らす事になるでしょうから、
そんな場面で、新たなスポーツ活用戦略をアクションしてほしいですね。

スクリーニングされる産業は、タバコだけでは無いですが、
その事業自体が悪と映る産業でも、内部改革中の企業も有りますし、
うまく別事業にシフトしようとする動きもあります。
こういう企業に共通するのは、
会社自体はスクリーニング対象であっても、中の社員達は相当しっかりした方が多い、、、、
過去、御付き合いしたその手の企業を思い起こすと、そんな事が言える。
ただ、結果的に、その事業自体が社会全体からのスクリーニング対象ならば、
スクリーニングされないような事業シフトを行なうしかない。

(以前、CSR専門会社をやっていた時は、Socialブランドに関する相談を受け、
 かなり社会から悪評判だった企業の経営陣と協議し、
 1週間後には社会貢献部を創設して頂き、そこに予算投下させる流れも作れ、
 本体事業の広告を減らすとか、、、、
 別の企業では、消費者目線のPRに変えさせるとか、社会の立ち位置を少しでも
 改善する提案を行ってきましたが、スポーツ活用も同じ。
 スポーツは、それ自体が単体成立していればいい、というものではなく、
 他産業・業態・社会に、直接貢献するモノにならないと、この先、生きていけない。
 これは、マクロ視点で長期的なモノサシからの私見だが、
 事実、こういった事が無い為に、ほころびがでている側面もある。
 つまり、スポーツサイドがスクリーニングどうこう言う前に、
 スポーツ界内部がスクリーニングされるべき事も沢山あるという事。
 スポーツは清き正しきものだから、社会監査の目を配慮して、
 スクリーニング企業と御付き合いできない、と言う前に、
 スポーツ界内部の変革を行うのが筋。)


posted by sports777 at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NTC&アスリートヴィレッジ

JISS隣のNTCアスリートヴィレッジに行ってきました。
日本ハンドボール協会さんの研修会で、少しを話をさせて頂きました。
関係者の方々、いい機会を頂きました、ありがとうございます。
(日本ハンドボール協会「2011開催地責任者・GM合同研修会​」)


帰り際は既にこの暗さ、、、、どこかわからん、、、、(入口です)
110709_201039.jpg


今日は、パーソナルスポンサーシップではなく、
大会スポンサーシップの話でしたが、
ベースの部分は、個人だろうがチームだろうが、大会だろうが、皆一緒。
短い時間で全てを伝える事は無理ですが、
やってみよう、という精神が大事ですから、それを元にアクションに繋げて頂きたい。

資金調達も大事ですが、集客・PR・運営深化も同時に追求して、
第3のプロスポーツ?=バスケに負けない動きが期待されます。

元ハンドボ―ラ―としては、何かしら関わってみたい、という1日でした。

JISSも凄いけど、NTCもヴィレッジも凄いなあ。
立派な施設です。
できる事なら、五輪競技以外の選手にも開放されればなあ・・・

懇親会では、副会長さんと、琉球コラソン・水野GMと深く話をさせて頂きました。
コラソンは、潟Nラブとして以前から注目していましたよ。
クラブでもやれるんだという事、ハンド界にもスポーツ界にも社会にも、
もっともっと証明してやって下さい。


続きはfacebook

posted by sports777 at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月08日

「美しすぎるキックボクサー」君臨

■ソース
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20110621/spo1106211425003-n1.htm
■概略
「美しすぎる市議」「美しすぎる海女」「美しすぎる料理研究家」…。
業界で綺麗な方だろう、と思われる女性は「美しすぎる」ということになっている。
安易だが、確かに人目を引くには手頃なフレーズではある。
昔は“器量はさておき…”の世界だった女子スポーツ界にも美人が急増中で、
スポーツ新聞にもこの見出しが氾濫している。
先日は「美しすぎるカーリング娘」=中部電力の市川美余(21)が一斉に報じられた。
美形が多いといわれるカーリングの中でもとびきりで、恐れ入るほかない。
美人となれば、シーズンに関係なく飛びつくスポーツマスコミの面目躍如ではあった。

今夏の世界選手権(8月)代表選考会を兼ねた先々週の陸上日本選手権の
テレビ中継では、女子の、特にスプリンターたちの美しさに見とれてしまった。
福島千里(22)=北海道ハイテクAC=は笑顔がいい。
2008年の北京五輪にも出場したから福島はファンも多い。
その福島を追って100メートルで2位になった市川華菜(20)=中京大3年=には、
掛け値なしに「こんな美しすぎるランナーがいたのか」と目を見張った。
美しすぎる割には飾り気がないのも魅力で、応援したくなる選手だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

浅尾、本橋、潮田などの次世代・美人アスリートが市川や福島ということなの?
今度は、「かわいすぎるテニスプレーヤー(美濃越舞)」まで登場して・・・
(芸能タレント事務所入りのようです、タレントへの道かあ・・・)


美しすぎるキックボクサー桜朋梨恵(おうともりえ)も御忘れなく、メディア様。

近々、以下の試合で、見られます。
チケットは、ブログ上段記載の本人メールへ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7月16日(土)東京後楽園ホール(開場17:00)

Krush -70kg初代王者決定トーナメント〜決勝戦〜
※桜朋の試合は第6試合です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

posted by sports777 at 06:25| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

浅草と言えばシュートでしょ

■ソース
http://life.oricon.co.jp/89190/full/
■概略
多くの観光客でにぎわう東京・台東区の浅草寺境内で、
大型スポーツイベント『東京スポーツタウン2011』7月30日開催。
アスリートたちが参加し、平均台や鉄棒といった体操競技や短距離走や
ハードル走など陸上競技のデモンストレーションを行うほか、
フェンシングやクライミング、カバディなどの体験企画も実施。
体操の内村航平選手、鶴見虹子選手らもゲストとして駆けつけ、
実技指導やトークショーを行う。
同イベントは、日頃なかなか間近で見ることのできない
トップアスリートの演技を通じ、都民のスポーツに対する興味や
関心を高めることを目的に開催。
東京では・・・
2011年10月『世界体操2011』、
2012年9〜10月『スポーツ祭東京2013』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

東京都さん、違うでしょ、
浅草と言えば「シュートボクシング」でしょ。
五輪競技、持ってくればいいってもんじゃない。

国施策と都施策は違うけど、
総合型地域スポーツクラブ思想もあるし、
スポーツの地域密着は、時代の流れだし、
古くから浅草と密着してきたシュートボクシング無しで、
浅草を語るなど、もってのほか(笑)・・・語ってないか・・・

浅草寺でシュート・デモンストレーションをした方が、盛り上がるでしょ。
格闘技好きの意見に過ぎない?

目的が、「都民のスポーツに対する興味や関心を高めること」との事だが、
うーん、納得できんな。

せめて、帰りに「どん」だな。
posted by sports777 at 05:54| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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