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2011年07月30日

アスリート&スポーツのメディアにおけるポジション

■ソース(中央日報2011年07月29日
http://japanese.joins.com/article/314/142314.html
■概略
男女対決の韓国女性ファイター「日本の放送にだまされた」
韓国の女性格闘技(ムエタイ)選手イム・スジョンが、
3日に日本地上波TBSで放送されたスポーツバラエティーショー
「炎の体育会TV2011 シュートボクシング対決2」に出演し、
日本の男性コメディアン3人との激闘試合で
一方的に殴られる場面が見られ、韓国で非難の声が出ている。
韓国の国民日報クッキーニュースによると、
イム・スジョンはTBS側からリアルではなくショーという話を聞いていたという。
また相手である春日俊彰はイム・スジョンが負傷中であるにもかかわらず
本気で無差別攻撃をしたほか、イム・スジョンは事前の話とは違う大きな
グローブを渡され、実力を発揮できなかったと怒りを爆発させた。
韓国メディアとネットユーザーは「衝撃的だ」「非常識だ」「マナーもない」などの
反応を見せており、さらに波紋が広がる可能性もある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本のアマチュア・アスリートにとって、PRは非常に重要。
メディア掲載・出演を、待っているのではなく、
自ら攻めて(情報発信して)勝ち取る位の気持ちが重要。
だから、マスメディアは、
雲の上の存在ではなく、自分のファンを作る為の身近なツールと認識すべき。
(故に、普段からメディア関係者との友好な関係作りも必要)

(スポンサー獲得面では、マス出演実績が無くても、それなりの手法で
 獲得は可能だから、メディア未実績を悲観する事は無い。
 今後、掲載・出演に自ら努力すればいい。)

という訳で、やはり視聴率1%で100万人弱(超大雑把な換算)とも言われる
テレビは、リーチという面で非常に強いですよね。
競技雑誌10〜50万部発行に1ページ掲載されるよりも、
新規ファン開発と言う面では、テレビが圧倒的に数値上は強い。
(テレビに出ないアマ選手は、ネット等を利用すればいいのですが)
チャンスがあれば、
基本的には「出演させて頂く」というスタンスで臨まなければならないです。

その中身として、PR・自己ブランディングというモノサシから、
報道系ではなく、バラエティ系も、基本的には「有り」と言える。
リーチが見込めるなら、頭を下げてでも、出演させて頂く形を取った方がいい。
ただ、それは日本のスポーツ文化上の判断とも言えます。
別に海外生活が長い訳ではないので、
異国のスポーツ文化をそんなに深くは知らない立場ではありますが、
ドメスティックなモノサシにせよ、
この日本でのスポーツのポジショニングを考えると、
まだまだ、アスリートと(芸能)タレントの差が曖昧=有名人の定義が「?」の為、
そこでどうブランディングされるか、どう新規ファン開発できるか、
これを見極める所に時間をかけるべきで、
理想としては、報道系が主体。
しかし、現実的には、リーチをかけるという観点から、バラエティでも出演チャンスは
活かさなくてはならない、という所に結果的に着地する・・・
(但し、リーチの大きいテレビだからこそ、アスリート自身が明確なブランディング
 意識を持っていないと、全く別の自分が社会から作られてしまうので注意。
 しゃべらない方が良かったという選手も多い(笑)
 世間一般からは面白おかしくいじられる存在を築いても、
 アスリート本来の競技ファンになってもらえないようでは、本末転倒だし。)

・・・・・・・・
前段が長くなりましたが、
上記・記事の話を始めますと・・・・

完全にコミュニケーション不足の話だと思います。
イム・スジョン選手は代理人を通じて、ショーと聞いていたものと予測しますが、
キチンと日本におけるスポーツのポジションを先方に伝えていたのか、心配。
過去番組事例を見せていたのか、
バラエティだからこそ相手は本気で来る=怪我配慮などしない可能性大がある、
という事を伝えていたのか?

日本選手なら、その辺りの細かいニュアンスまで伝わると思いますが、
異国選手の場合、伝え方も非常にシビアな話になるはずで、
どんなに細かい事情が裏側にあったとしても、
オファーサイドに原因があると言われても仕方ないのではないでしょうか。
(韓国・国民感情が吹き上がるのは当然の事で、これが逆の立場だったら、
 日本ファンも相手国メディアや相手芸人に対して、きっと怒るはず・・・)
「バラエティだから」という一括りの話では治められない事になってしまう・・・

イム・スジョン選手は韓国でバラエティ番組にも出演されているそうですから、
日本メディアサイドは、オファー時にそれを考慮したのかもしれない。
色々なコネクションもある事でしょう。
そして、視聴率を考えれば、
芸人が本気になる程、プロに通用するのか?という視聴者感覚をあおる形となり、
番組の目的に限りなく近づいていく。

現在の日本のスポーツ観を考えると、
バラエティにスポーツを融合させる事で、結果的にスポーツ普及に寄与する
このような番組を制作して頂けるTBSさんに対して、スポーツ界は感謝すべき。
スポーツ*バラエティという切り口から、
新たなファン開発、スポーツ普及に繋がる道が広がるのは事実であるから。
但し、
スポーツに強いTBSさんだからこそ、
当記事に関係なく、スポーツと(芸能)タレントとの差を配慮して頂き、
その上で、報道系とバラエティ系を発信して頂ければと思います。
当記事に関しては、細かいニュアンス、
又、日本独特のスポーツ事情(アスリートとタレントのポジショニング)を考慮し、
海外選手ではなく、日本選手に限定した方が良いのではないかと思います。
(日本メディアが日本選手をメディア支援する、という側面も出ますし、
 マイナー競技を取り上げる程に、TBSさんのCSRポイントにもなりますから
 経営モノサシ上も、その方がいいのではないでしょうか。)


「スポーツ*バラエティ」は、スポーツのポジショニングを上げる為に、
日本では確かに必要と考えます。
ただ、それは、日本での話であり、
海外でのスポーツの位置付け(特に欧州・USA)を含めた、
グローバル基準で言えば、その必要度は少し変わってくるはず、
という事を踏まえた上での熟考が前提になると考えます。


イム・スジョン選手、韓国民に対して、何かしらの明確な対応した方がいいのでは。
小さな話かもしれませんが、
スポーツ界にとっては大きな話です。
日本のスポーツの扱い・スポーツのポジションに大きく関与する事なので。


posted by sports777 at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月29日

個人スポンサー数が1万人を突破した初音ミクGT

■ソース
http://www.famitsu.com/news/201107/29047625.html
■概略
個人スポンサー数が1万人を突破した“初音ミクGTプロジェクト”、
限定フィギュア付きスポンサーコースを募集中
●いまなら限定フィギュア付きの個人スポンサーコースも!

 “SUPER GT”に初音ミクの痛車で参戦中のレーシングチーム
 “GSR & Stsudie with TeamUKYO”の個人スポンサー数が1万人を突破。

 2008年より開始した“初音ミクGTプロジェクト”では、
 “ファンの力で走るレーシングチーム”というコンセプトで、個人スポンサー制度を実施。
 今期の参戦チーム“GSR & Stsudie with TeamUKYO”でもこの制度を継続し、
 毎戦個人スポンサーのハンドルネームをサーキットで掲示し、
 その人数をマシンのルーフに乗せて出走している。
 個人スポンサーになると、サーキットでのハンドルネーム掲示の他、
 オリジナルチケットホルダーや個人スポンサーカードの発行、
 個人スポンサー限定情報の発信など、
 年間を通して様々な個人スポンサー特典を得られる。
 また、現在は、SUPER GT第3戦での初優勝を記念し、
 チームキャラクターである“レーシングミク”のフィギュア
 “figma レーシングミク2011 初優勝記念ver.”が特典についた
 新個人スポンサーコースを募集中。
 現在募集中のfigma 特典付き個人スポンサーコースは、全部で4コース。
 figmaのほかにも、初優勝記念フォトブックや、スポーツブランド
 “ENTLO”製のパーカー、Ridel製のトランクバッグが付属するコースが
 用意されている。
 各コースはニコニコ直販にて受付中で、申込みは2011年8月8日22時まで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

相変わらず、凄いですね。
1万人のファンって、アスリートエールの鏡だなあ。
(掲載選手達、頑張れ)

¥7000、1万、3万、5万のコース設定でしょ。
1人で¥5万を何口も買っているファンがいると聞いていますので、
どうでしょう、
仮に平均¥3万コースとして、*1万人=¥3億ですか。
平均¥1万としたって=¥1億ですよね。
初音ミク様様ですな。

この人数になってくると、制作物コストもボリュームディスカウントできるから、
チームの手取り額は結構な数値となるはずで、
企業メインスポンサーがいなくても、十分、勝てるマシンを作れるのでは?
(いや、スーパーGTとなると、もっと必要か・・・)

大事な事は、ファンが欲しいものをスポンサーメリットに設定している点ですよね。
100人ファン、200人ファンのアスリートエール掲載選手も、
ここは学ぶ事ができますよね。
初音ミクの存在はでかいけど、
そういったキラーコンテンツが無くても、
ファンが欲しいものって何だろう、と良く考えてメリット設定すればいい。

ここでは、初音ミクという強烈なスポンサーメリット商品があるから、
それ欲しさに連動させた「協賛金」。
一方、アスリートエール掲載選手は、協賛に拘る事が大事だといいつつも、
知人からの投資は「寄付金」的になるケースもある。
それはそれで受け取ればいいのだけど、
100人ファンの中の1人でも協賛金を望む人がいるなら、
全体的には協賛金として受け取る意識を持っていないといけません。
(つまり、いかにリターンを返すかを追求する)

もの欲しさ(メリット商品)を生む事ができなくても、
寄付金なら「満足感」というメリットを増幅させ、
協賛金ならものの価値を上げる思考が必要になります。


やはり、アスリートは、ファンの数を増やすと言う事は絶対使命です。
応援心という目には見えなくとも、「気」をもらえる為、パフォーマンスに影響しますし、
小さくても競技資金を投資して頂けますし、
その延長で、中口・大口の企業スポンサーへの道を作る事ができますし。
一石三鳥?


posted by sports777 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスリートの資金不足を今こそ社会訴求

2011年7月17日、女子サッカーなでしこジャパンW杯制覇・・・
多くの報道の中に、なでしこ達の競技環境の苦労が掲載されている。

                                                     
 ・協賛企業に社員雇用され、金銭的には恵まれていない。
 ・殆どの選手は、収入をアルバイトに頼っている。
 ・代表選手でも大半が仕事やアルバイトをしながらプレー
 ・プロ契約でも年俸は数百万円程度
 ・意外と知られていない なでしこジャパン“極貧”残酷物語
 ・日本のエース、沢(INAC神戸)でさえ、年俸360万円程度
 ・月給10万円とか。レジ打ち、仲居など副業でなんとか選手を続けている。
                                                     

この手の資金難・報道は、
決まって五輪前にチョロチョロと出てきて、五輪が終われば皆無となる。

五輪競技は、テレビ中継が入るから、
普段は試合中継が無いから大変と言いつつも、
非五輪競技に比べれば情報波及面で有利だし、
いまだにバブルかよ?と思えてしまう競技も五輪競技内にはある。
スポーツ基本法は、五輪競技の為だけに存在するのではないので、
非五輪競技を含めて、
資金難の現実を社会に知らせる必要がある。

今、なでしこへの注目が上がっている時だからこそ、
多くの一般社会が聞く耳を持っているので、
これらの延長というか、詳細と言った方がいいのだろうか、
改めて、アスリートの資金難の事例を挙げて、
なでしこだけの問題じゃない、スポーツ界全体の話と認知してもらわなければ。

                                                     
 ・年間500社にアプローチして、成約ゼロのレーサー
 ・居酒屋での時給¥850バイトが生活の生命線である格闘技チャンピオン
 ・16前のストックで戦う学生スキーチャンピオン
 ・10年前のドイツチーム中古車で五輪を戦うボブスレー
 ・スポンサーが見つからない為、毎年、競技断念選手を生むモータースポーツ
 ・パラリンピック出場は、自費渡航(日本だけ)のW杯参戦が条件のクロカン
 ・宿泊620円、夕食500円の関西独立リーグチーム
 ・日本代表選手でも海外遠征は全額ないしは6、7割を自己負担のスキー
 ・スポンサーが付かない理由で、メダルを狙える選手の多くが引退
 ・日本の上位で活躍する選手が資金難により世界を転戦できないという問題
 ・マイナー競技は、国や協会からの資金援助は殆どなく、多額の自己負担が必要
 ・フィギュア村主章枝、金欠訴え“就活” 引退も覚悟
 ・琢磨は資金難でシートを獲得できなかった
 ・オリンピック出場費用を稼ぐ為、選手が売春宿をオープン(ニュージーランド
 ・胸ロゴスポンサー獲得の為に、ヌードを披露するバレーチーム(ドイツ)
 ・女子選手がヌードになってハンドボールクラブの経営危機を救う(スペイン)
 ・女子陸上選手、ヌード撮影で合宿費稼ぐ(オランダ)
 ・女子サッカー代表、資金調達の為にヌードカレンダー(オーストラリア
                                                     

できるだけ団体ではなく、個人の事例を調べようと、
サラサラっとネット検索しても、出るわ出るわ、キリが無いです。
時間が無いので、この辺りで止めておきますが、
アスリートの資金難の話であれば、
多分、日本一、アスリート達から直接ヒアリングしていると自負します。
無論、報道に乗っていない話が多い訳ですが、
比較論で申し訳ないですが、なでしこジャパンは、まだマシな方です。

当ブログは、スポーツ関連メディアの方にも読んで頂いているので、
是非、上記のような現実を、まとめて報道してほしいですね。
周辺にメディア知人がいる方は、当記事URLを転送して訴求して下さい。

これらの解決に向けて、
この回避法を教える仕組み作りが重要。
スポーツ基本法の名の元、国が予算確保が必要。
民間努力として、金にならなくても、アクションを続ける。

(資金難のアスリートから、相応の価格を取れないので、半分ボランティア状態。
 これでは続かない・・・少しは国に関与してほしい。
 先日、某議員に、鰍カゃねえ、と言われたが、何で鰍カゃダメなの?
 社団・財団・NPOなら、という考えはもう古いよ。現場を知らな過ぎる。
 自身、散々NPOもやってきたけど、組織形態なんか関係ないでしょ。
 鰍カゃダメなら、国だけでやればいい。
 困っているのは、我々ではなく、アスリートだからね。
 そこを見極める事が必須である。
 メダル量産計画してる場合じゃない。
 その前に有望なアスリートがどんどん減って、
 10年、20年、50年後、日本のスポーツは衰退しちゃうでしょ、早くしないと。)
posted by sports777 at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

行列に並ぶだけで¥500万スポンサーが得られる?

■ソース
http://www.gizmodo.jp/2011/07/iphone_5500.html
http://www.metro.co.uk/tech/869373-iphone-5-fan-bids-to-land-first-handset-gets-40-000-worth-of-freebies
■概略
iPhone 5の列に並びます、で約500万相当のスポンサーがついたぞ!
未だ正式発表のないiPhone 5登場に向けて、
その行列に並ぶ準備をすでに初めている人がいます。
彼の名前は、Rob Shoesmith。
iPhoneアプリを制作する会社Medl Mobileのマーケスペシャリスト、29歳。
ロンドンのCovent GardenにあるApple Store前にキャンプして並ぶ、
そしてiPhone 5を手に入れるまでの様子をブログで公表していくんだそうですよ。
今から並ぶ準備なんて馬鹿げてる、と思います?
いえいえ、彼の賢いところはこの並ぶ行為でスポンサーを募ったところ。
なんと6万4千ドル(約502万円)相当の様々な物資を手に入れたようです。
Apple Store前キャンプのさいに使用するキャンドルからシェービングローション、
さらには3万2600ドル(約255万円)相当のシボレー、
1300ドル(約10万円)相当のアウトドア用品に有名レストランからの食事まで!
彼は上手くのったわけですね、このビッグウェーブに。
実際にApple Store前でキャンプをスタートさせる日はまだ未定のようですが、
ここまでスポンサーがつけば1,2ヶ月のキャンプもなんのそのですね!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スポーツと関係無いネタなのですが、
iphone5を買う為のキャンプで、500万相当のサプライを受けたという記事。
これって、アスリートにとっては、なして??? と思わざるを得ないネタですよね。
物資サプライヤーを獲得するには、
基本的には資金スポンサー交渉と同様に、企画書をプレゼンをするのが普通。
アスリートが苦労して、サプライヤーやスポンサーを依頼する現実に比べて、
行列に加われば500万相当をもらえるなんて、
海外はいいなあ、、、なんて声が聞こえてきそうですが、
皆さん、どう思います?

資金難のアスリートの中には、ふざけんなっと、怒りたくなる人もいるのでは?
ちょっと、怒りを抑えてもらって、一体何故?という点を考えてみませんか?

UKにはもう20年位、行っていないので、現地の生感覚は判りません。
ただ、スマートフォンド素人ながら、iphone5が世界中で注目されている位は
認知しています・・・それでもUKは、世界都市の1つに過ぎない程度。
ただ、チャリティ先進国だから、日本に比べて、こういった事にも寄付金が集まる
土壌(文化)がある事は、UK独自特長と考えなくてはなりません。
それを考慮しても、
車まで提供されるって、凄い事ですよね。
一体、何故なんだ?
答えが判れば、アスリートも皆、真似したいでしょう。

探ってみましょう。

この方、twitter(shoesmith81)でフォロワー4000人程度。
4000人程度なら、そんなに情報発信力があるとは思えない。
facebookは、うーん、特定できない・・・
特定できないという事は、大して武器にしていないと言えます。
ブログ・・・http://robshoesmith.blogspot.com/
PVなどは全く不明ですが、どうも臭うぞ、これが武器なのでは?
マーケティング屋で、PR仕事もしているようで、
いわゆるブロガーであり、ブログの情報発信力がkeyですね。
企業商品も紹介していますしね。

今後、キャンプが始まったら、サプライヤー各社の詳細な紹介を
スタートさせるのではないでしょうか。

サプライしたのは、個人か法人か記載がありませんが、
基本は法人のはず。
自社商品のPRメリットを見込んだはず、と思います。

ちょっと色気が違いますけど、
タレント・アイドルのブログに商品記事を書いてもらう為に、
企業が宣伝広告費を出す、というケースは日本でもありますし、
その金額は、結構大きいですよね。
無論、PV数に応じてその価格が決まる訳ですが、
アスリートも、ブログやSNSを使って情報発信するという事はできます。

アスリート個人のPV数が少なくても、
例えばアスリートエールでは、アスリート数をまとめたPV数で
企業PRを受付けて、
各選手に報酬を払うという形を作っています。
http://www.athleteyell.jp/s_service.html
企業Jobというやつですね。

簡単に言えば、例えば月間100万PVもあれば情報発信力有りと認知されて、
企業PRに貢献できる=PR費を頂ける。
アイドルブログなら、1人で100万PVある人もいるが、
アマチュアアスリートだと、1万PVが精一杯とする。
であれば、100人集まれば、100万PVとなる、、、、、
簡単に言えばこういう感じ。
(実際は、もっと複雑だけど)
多分、記事の方も、ブロガーとして、相当なPVを持っているのでは?


大事な事は、
500万のサプライ(単体max255万シボレーかな?)を受けた、と言う事は、
255万分の価値を返せるから受けられた、という事が言えるはずです。
255万をリターン無しで「くれた」のではありません。
資金スポンサーも物資サプライヤーも、
投資する価値を認めて、初めて投資するのが、当たり前の話でありまして、
いくらチャリティ先進国UKと言えども、
記事のようなケースは、完全にPRビジネスと推測できます。

当ブログ読者のアスリートに再認識してほしいのは、
胸にロゴを貼るから協賛金がほしい、と交渉する場合、
そのロゴの広告露出効果・換算額が、依頼額と同等でなければなりません。
¥10万分のサプライを受けたいのならば、
¥10万分の広告露出効果や、その他の効果・換算額なければ投資されません。
これって、投資の基本中の基本なのですが、
例えば胸ロゴ。
自分が商品として企業に売るのに(買ってもらうのに)、
その商品価格を判らない選手が殆どです。

有名選手なら、広告代理店やマネジメント会社が計算してくれます。
マネジメント会社に所属していないから、判らないよ〜という方、
じゃあ、所属するまで、サプライやスポンサーシップを諦めるの?

いやいや、自分で計算できるようになればいいんです。
テレビに出るなら視聴率計算から導けばいい。
競技雑誌に出るなら発行部数を調べればいい。
ロゴ直接視認については観客動員数を調べればいい。
知識を情報武装すれば、そんなに難しくない。
アスリートは、自分の広告価値(金額化)を自分でできなければならない。
それはアマチュアでも、セミプロでも。
プロなら当然。
(判らない方はアスリートカレッジに来て下さい)


仮にスポンサーメリットが胸ロゴだけで、協賛依頼額が¥100万の場合、
よくよく計算したら、
胸ロゴの広告露出効果額が¥20万にしかならないと判明した時、どうします?
99%のアマチュア選手は、この壁にぶち当たります。
残り¥80万の価値を作らなければ、¥100万の依頼は無理となります。
そこで、スポンサーメリットというものを学ばなくてはならないのですが、
細かい話は省略して(以前の記事を読んで下さい)、
逆に言えば、
¥20万の胸ロゴ価値しかない選手でも、
胸ロゴ以外で¥80万分の企業価値を作る事はできます。
(そうやって高校生レーサーでも、協賛獲得事例があるし)
だから、悲観する事無く、企業依頼にどんどん挑戦するべき。

上記の記事は、簡単に500万分サプライを受けたように記載されているが、
そこにはカラクリがあります。
500万分を受けられる価値が隠されています。
(そんなに美味しい話は世の中に転がっていません。
 何事にも努力や仕掛けが必要であり、スポンサー獲得やサプライ獲得には、
 競技戦績を上げる為の努力と同等の努力が必要です。
 努力とは、情報武装を指します。
 知らなかったでは済まされない事が、アスリートの世界にもあります。
 チャンピオンになれば金も名声も付いてくる、というのは幻想。
 なでしこジャパンは例外と捉えた方がいい。
 マイナー競技では世界優勝しても、メディアが取り上げてくれない、
 というケースがアチコチの競技で現実的にありますよね。
 だから、待ってないで、攻める。
 スポンサーやサプライを受けたいなら「攻める」。
 攻め方を情報武装すればいい。
 そんなに難しい話ではないです。
 数ヵ月前でしたか、ボディボーダー選手の方が、初めてサプライ依頼する、
 という事で相談がありましたが、論理的な攻め方を協議して、
 1発で、確か¥数十万相当を契約したはずです。
 努力と根性だけでは、企業はOKを出さない。
 具体的なリターンを論理的に説明して、そこに向けた寄与をしなければ。

 企業サイド(メーカー等)も、ちょっと成績がいいからと言って、
 簡単にサプライしないで頂きたい。
 アスリートを資金面で助けたいから、資金は無理だけどサプライはする、
 というメーカー企業が多いのですが、
 それは返ってアスリートを甘やかし、
 スポーツスポンサーシップの世界のレベルを下げる事になります。
 そして、それはスポーツ振興に逆行します。
 そうではなく、
 キチンとサプライ額のリターンに努力する選手のみにサプライして下さい。
 競技努力は競技の問題。人様から金や物を受けるのは、別問題。
 ビジネスのはずです。
 サプライによる青田刈りやPR効果も判りますが、正当な選抜の元、
 PRに努力する選手を選抜するべき。
 スポーツサプライの多くを担うスポーツメーカーも、
 アスリートに情報武装を促し(企業寄与を学ばせる)、
 アスリートももっと企業に寄与する事を考えて、
 2者が同じレベルに歩み寄る形こそ、
 結果的にスポーツ振興に結び付くものと確信します。
 
 アスリートには耳の痛い話かもしれないが、
 時代や社会といった環境の変化に則した手法を身に付ければ、
 安定した競技環境に近づく事ができる。
 あえて、自分を厳しい状況にして、周りの環境を察知する。
 やればできる!フォローもする!)

posted by sports777 at 06:54| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月28日

夢を持つ若者を日本企業はもっと応援してby片山右京氏

■ソース(中日スポーツ2011年7月28日)
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/column/katayama/CK2011072802000104.html
■概略
【コラム 片山右京・チャレンジライフ】
なでしこに感動の涙!夢を持つ若者を日本企業はもっと応援して
「なでしこジャパン」の大活躍、ワールドカップ優勝に、思わず涙が出た。
勝った瞬間も泣けたが、出張先サウナの中でニュース映像を見て2度泣けた。
優勝という大きな成果もさることながら、決して恵まれた環境の中で練習を
しているとはいえない彼女たちが、苦難を乗り越えて栄冠を勝ち取ったことを
思うと自然に涙が出てきたのだ。

厳しいトレーニングをしながら、活動資金を得るためにアルバイトをする日々。
当然、練習時間も限られ、節約のために日々の栄養管理もお金との相談。
それでも、国を挙げてバックアップを受けるアメリカやドイツを破り、世界の頂点に。
逆境の中に強さが生まれるのかも。そして、夢があったから頑張れたと思う。

僕自身も若いころは食うや食わずで、FJ(フォーミュラ・ジュニア)1600時代は
ガレージに住み込んでマシンメンテナンスも自分でこつこつやって走った。
インスタントラーメンの麺とスープを別々にして2食に分けて食べたり、
クラッシュで大ケガした時も治療費が払えないから病院を抜け出したこともあった。
それでも夢があったから、悲壮感はなかった。全てを夢にささげることができた。
「なでしこジャパン」の活躍がそんな自分の体験とオーバーラップした。
最近、文化・スポーツ振興に費用を投じる企業が少なくなった。
企業が合理的経営を目指すと、利益を生まないものに資本投下をしないのは当たり前。
そして、昨今の日本経済を考えると、無駄な投資は削減される一方なのは理解できる。
とくに協賛スポンサーともなると金額も大きいから、企業はちゅうちょするのだろう。

しかし、日本の選手には世界に通用する逸材があちこちにいる。
F1では小林可夢偉が頑張り、自転車では別府史之や新城幸也が活躍している。
2輪ロードレースでも日本人ライダーが頑張っている。もちろん女子サッカーも。
そういった若者たちから僕らは元気や勇気をもらっている。

事実、今回の「なでしこジャパン」の活躍から、僕らは勇気をもらった。
こうした選手たちを取り巻く環境はとても厳しい。しかし、夢がある限り諦めてはいけない。
努力した分だけの栄冠は必ずやってくる。
そして、僕らはその栄冠に酔いしれて明日の勇気をもらう。
そんな若者たちに「ありがとう!」と素直に言いたい。
だから、そんな若者たちをもっと応援してあげたいと思う。
日本企業もぜひ彼らを応援してもらいたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



なでしこW杯制覇を機会に、五輪前と同様に、
アスリートの苦しい競技環境を伝える報道がまた一段と多くなっている。
報道との機会利益率を考えれば、記事接触率を上げる為にも、
メディアには、どんどん、それらの情報を発信してほしい。
選手も協会・連盟も、訴え続けなくてはならない。

これが他話題で冷めてくると、こういった報道もまた減ってしまうから、
言い続けなくてはならない。
(言うだけでは変わらないので、現実的な施策を実行する事が必要だが)

基本的に、片山右京氏と同意見。
呼び掛けられる人材が呼び掛けるしかない。

そして、
呼び掛けに反応してくれる企業は、称えられなくてはならない。
先日もブログ記載したが、JOC・文科省の表彰制度だけでは役不足。
具体的な税制優遇や、五輪競技以外の競技も含めた施策でなければ、
スポーツ基本法を成立させた意味がない。
(五輪非競技選手の方が、比較論で言えば、過酷度が高いですし)
スポーツ立国戦略の5大施策も練り直しをしてほしい。


なでしこをW杯以前から支援していた企業、
五輪非競技でも、地道に支援する企業、
苦しい選手程に支援しようとする企業、
どこも協賛しないマイナー競技支援に手を上げる企業、
このような企業が称えられなくてはならない。
国が称えなくても、社会(国民)が称える仕組みを作らなくてはならない。
(しかし、それでは、国も立場が無いでしょう、基本法の意義が判らなくなる。
 立国戦略の予算をそこに投入すべきだ。
 既に、国民の皆さん、スポーツしましょ予算は掘り下げられているはずだが、
 地域社会・国家レベルでスポーツ推進は、医療費削減などにも通じてくるので
 決して否定しないが、過去何十年も課題解決されないアスリート資金難に関して、
 企業協賛の促進を訴求する施策は殆ど実行されていない。
 アスナビも始まっているが、雇用と協賛普及はちょっと意味が違うし、
 システマチックな構造改革には時間が掛かる)

・・・・・・・・・・・・・・・・・
で、更に突っ込むと、
スポーツに予算投入する企業が減ったのは、企業サイドの変化だけではない!
受け手となるスポーツ界の問題も非常に大きい。
ここを無視して、事は改善されない。

努力・根性・熱意だけで企業がOKしてくれないのは、今に始まった事ではなく、
企業の根本(存在意義まで含む)を考えれば、
昔も今も変わらない事。
古き良き時代は、余剰金をもらえたなあ、なんて呑気な事を言っているようでは、
スポーツ資金調達は全く改善されない。

勿論、不況という大きな壁は事由の1つになるし、
東日本大震災も新たな壁になってきているのも事実。
時代や事象が、スポーツ界への投資を妨げがちにしているとも言えるのだが、
根本の問題はそこじゃない。
依頼者(アスリート・協会・連盟・各種団体)サイドの依頼の仕方が、
問題のベースとなっている事は、スポーツ関係者は誰も言わないですよね。
私は、シガラミが無く、直球人間なので、周辺を気にせずに書きますが、
お金をもらいたい側と、お金を出す側の関係が、余りにも曖昧。
これは、もらいたい側の責任の方が、よっぽど高いと言えるのではないだろうか。

と、書きましたが、別にアスリートや協会・連盟を責めているのではなく、
スポーツ界の構造的欠陥だと考えています。
それを教える仕組みが殆ど無い、というのが大問題。
当ブログでも何度も記載しているが、
スポーツ界が協賛金や寄付金を得るにはどうしたらいいのか?
という所を教える場を作らなくては、この先ずっと、スポーツ資金難は解決されない。
運に任せたスポンサー営業は通用しない時代だし、
努力と根性でスポンサー獲得を狙う事も通用しないし、
余剰金をコネだけで成約させるケースは長続きしないし、
スポーツは特殊なんだ、という言い訳は、社会・時代というモノサシから通用しない。
そこには聖域を存在させられない。

金の掛かるモータースポーツが言い事例だが、
千万単位、億単位の企画書を良くみるが、広告効果がその額に達していないでしょ、
というケースが殆どだし、
年間競技資金が500万かかるから500万くれとか、
自分の家賃を競技経費の中に入れた企画書を作る選手もいる。
一方で、テニスコーチや監督は、スポンサーを得るなんて10年早い、
世界100位にならないと協賛なんて無理、
といったスポンサーシップの本質をお分かりか?と質問したくなるケースもある。
企業は何故投資するのか?を判らない選手やコーチでは、
どんなに交渉をうまくやっても低確率。
(「協賛」って、投資の1つに過ぎないから、投資をモノサシにしないとね)

だから、文句タレこんだり、評論してても前に進まないから、
民間でできるアクションとして、教える場を作っているのだが、
ぶっちゃけ、民間じゃ限界もある。
よって、スポーツ基本法が成立した事に、少しは期待をしているのだが、
教える場作りに、国は参加してほしい。
いや、先導してほしい。
いや、先導するのが当然。(基本法を通したのだから)

確かに、クローズドで、教えている場もある。
近日も、どこかでセミナーが始まる事を承知していますが、
10万スポンサー獲得も1億スポンサー獲得も基本は同じであるが、
どこかの成功事例だけ数回程度を教えても、スポンサー獲得率は向上しないと思う。
その時の企画書は?その時のプレゼン法は?その時のコネクションは?
数時間のお話だけで、スポンサーが獲れるようになったら、
そんな簡単な事はない。
(その対策として、私の場合は、セミナー後のフォローの方を重視している。
 7時間のセミナーだけでも不足で、しかも個別フォローアドバイスで、
 周辺から、あなたじゃ無理と言われている戦績の選手にも、
 キッズにもスポンサー獲得を実現してもらう、、、、
 そりゃあ、大変な労力ですよ。
 それを、対象者が東大卒の者でも、数時間の勉強で、
 ドラスティックに改造させるのは、絶対に無理と言い切れる。
 だから、スクール式や、事後フォローが重要だという事。
 国は、これに予算を計上してほしいですね。
 無論、ここで書くだけでなく、また、直接交渉に行きますが。)


故に結論として、
なでしこにスポットが当たっている間に、全競技関係者は、
自分達の競技環境の苦労をどんどん言えばいい。
メディアは報道使命として、問題解決に繋げる為の情報発信をすべき。
そして、選手や関係者は、どんどん企業にアプローチすべきだが、
その際、単なる陳情(寄付金狙い?)や根性・努力・熱意だけの交渉ではなく、
自分の価値(広告効果等)を明確にして、
キチンと企業に寄与できる分だけの、価格相応な交渉をするべき。
(それを教える場に、国も本気を出すべき。民間に協力してほしい。)
そして、そして、
マイナー競技や、真に困っているアスリートに支援の手を伸ばす企業を、
どんどん社会が称えなくてはならない。

こういったベースが整えられて初めて、
企業がアスリートを支援(協賛)する土壌が拡大するものと明言できます。
企業に「おねだり」する感覚(陳情・価格不相応・熱意根性only)はダメ。
それを許してしまうと、スポーツ振興に逆行してしまう。

posted by sports777 at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月26日

メジャーへの階段=タイミングも大きく影響

■ソース
http://news.livedoor.com/article/detail/5734888/
■概略
24日再開プレナスなでしこリーグに、地上波を含めたテレビ各局から
中継のオファーが殺到している。
リーグ関係者は「必ずしも生中継ではないが地上波、BS、CSを含めて
問合せはすごくある。週1回で全国放送?それが理想ですね」と明言。
早ければ今秋にも録画放送を含め“週1なでしこ”が実現する可能性。

現在、同リーグ1試合あたりの放映権料は10万円。
男子A代表は1億5000万〜2億円、Jリーグは数百万〜2000万円。
関係者は「今、大事なのは放送してもらうことで、値上げは考えていない。
規約で(放映権料は)10〜20万円と決めているし、変えるつもりはない」と
今後も値段を据え置く姿勢を示した。
24日のINAC―千葉戦の入場者は史上最多の1万7812人を記録。
リーグ戦は五輪アジア最終予選のため、8月14日で再び中断し、
9月23日から後半戦が始まる。
五輪切符を獲得してリーグ戦が継続的に放送されれば、なでしこ人気は
まだまだ続いていく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こういう時、規約改訂で価格を吊り上げる事もできなくは無いだろうけど、
据え置き価格はGoodですね。
そういう姿勢がまた共感を呼ぶ。
その関係者は、その辺りのブランディングやレピュテーションを狙っての
発言かな、素晴らしい。

視聴率が影響しているから、過去をモノサシに決められているけど、
当然、今後、視聴者が増えれば放映権料も上がるから、
今ここで無理矢理値上げという対応をしなくても、
十分、後から付いてきますよね。
(とにかく先に、放映を決定付ける事が大事で、金は後でいい。)

それにしてもW杯・五輪予選と、タイミングに恵まれている。
五輪予選が無ければ、シビアな評論家が言うように、一過性の可能性もある。
ただ、また五輪予選で活躍するでしょうから、
結構引っ張るな、これは。
その間に、固定層をどれだけ多く増やすかですよね。

ハンド五輪再戦やソフトなど、過去、チャンスを持った競技が色々あったけど、
短期間での勝負で、中々うまく波に乗せられなかったケースがあるのは
仕方ない事ですが、女子サッカーは機会利益に恵まれている・・・

頑張れ、この機会を利用して、メジャー域へ。

posted by sports777 at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポーツ投資=企業の関心を得るということ

■ソース
http://www.asahi.com/car/f1-scene2011/OSK201107230103.html
■概略
ドイツGP。今年はニュルブルックリンクでの開催。
以前はドイツGPと言えばシューマッハの母国GPというイメージだったのだが、
今年はレギュラードライバーとしては5人のドイツ人ドライバーが参戦しているうえに、
今日の午前中に限っていえば何と7人のドイツ人ドライバーが走っていた。
自国グランプリに7人の自国ドライバーが走っている光景、想像してほしい・・・
鈴鹿で7人も日本人ドライバーが走る姿を。
かつてアイルトン・セナが走っていた頃にの鈴鹿サーキットで、日本人ドライバーが
いるのにも関わらず日の丸よりも圧倒的にブラジル国旗が多かった記憶があるが、
そんな光景は日本以外では見たことが無い。
やはりF1が生活や文化に如何に根付いているか?
一過性のブームではなく、開催されるのが当たり前のF1グランプリというポジションが
残念ながら日本とは全く違うように思える。
女子サッカーなでしこジャパンの活躍でスポンサー候補が増えているという。
もちろん世界一は最高の結果だ、
だが彼女達が今に至るまでにも実直なまでにずっと応援し続けてきたスポンサーもいる。
小林可夢偉に日本のレース界の未来を背負わせている今の日本、
ブームの最中にはあれだけ多くいたスポンサーの数々、今がブームじゃないからではなく、
自らブームを作り出すということ、仕掛けるということを改めて考えてもらえないだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

確かに。
なでしこのスポンサーはこれから増えるでしょう。
ただ、世界を獲る以前からのスポンサーは、新規スポンサーよりも重視してほしいです。
名も無く(実際は名はあるが)、
マイナーで(実際は男子サッカーというメジャーの親戚だが)、
金も無く(実際は実業団やスポンサー存在で、必要最低限の金はあるが)、、、、
といった条件でも、応援していた以前からの企業は偉大だし、
そういった企業の売上・ブランドが優先して向上するべき。
(まあ、それは消費者が決める事なので、何とも言いきれないが)

モータースポーツに関しても、
何だかんだ言っても(少ないとは言っても)、スポンサー企業は存在する訳で、
できた波に乗るのではなく、
波を一緒に作ろうとする企業が称えられる仕組みがほしい。

JOCのトップアスリートサポート賞や、文科省の企業表彰制度もありますが、
メダル量産の為の五輪競技ばかり。
勿論、五輪は大事です。
しかし、スポーツ基本法も成立した今、五輪に限った施策は通用しない。
全ての競技の金作りや仕掛けが必須。
別に税金を全競技に投下して、と言っている訳ではなく、
税金を使わずしてもできる事が沢山あるのだから、全体的な国家戦略を
してもらえないかなあと。
本来、スポーツ立国戦略はそうあるべき。
(これが、何だかんだ言って五輪競技が主体なんだなあ。
 五輪競技以外の協会・連盟・選手・関係者よ、立ち上がれ!)

(参考:「カネ」の法的な裏付けに…責任背負うスポーツ界



モータースポーツに話を戻せば、
他国では、大統領がスポンサーマッチングに動いたり、
(それが正しいとは言わないが)
スポーツとビジネスの橋渡しの仕組みとか、仕掛けの基礎作りとか、
勿論、民間企業単体でも、連合でもできない事は無い。
それを開始する大義は何か?
企業なら売上・ブランド向上に使うのは当たり前。
であれば、それに則した周辺環境作りを、もっと歓迎する土壌作りが必要。

F1は金が掛かる。
その投資にROIが伴ってこないと、中々投資できない経済環境もあるが、
国内リーチだけだときつくても、海外進出済みのグローバル企業なら、
よりシビアな計算をしてもROIが成立するケースもあるだろうし、
新興グローバル企業の安価協賛や、連合協賛なんて仕組みも、
あっておかしくない。

欧州では、F1にいくら投資して、いくらの効果(売上向上)があったという
データも色々あるので、そういった現実をもっとオープンなデータ化をすれば、
もっと企業を開拓できるはず。
メディアリーチだけでは通用しない時代になっているし。

F1もMotoGPも、基本的にはメディアリーチを押す。
大事なのは、そのリーチからどれだけコンバージョンが生まれるかであり、
コンバージョン情報を得るには、
企業の経営情報に踏み込まなくてはならないものの、
それを対外的に公表する企業も少なくないはず。
(先日、某チーム当事者に、そういうデータを公表していいか?と聞いたら、
 企業サイドの話が絡むからダメと言われたけど(笑)
 契約には必要なデータなんだよ、と言ったら、
 日本はシビアだなと言ってたけど・・・
 日本がシビアではないよ、もうグローバル・スタンダードでしょ、と話すと、
 まだまだ貴族ビジネスのTOPセールスが残っているからか、
 細かい話無しで成約させるケースもあるらしいけど、
 この先、必ず欧州でももっともっと減っていくでしょ、そのケースは。)


F1サイド(受け手)も、企業サイド(出し手)も、0.5歩でも歩み寄れば、
まだまだ面白い(企業にとって真に有益な)関係が作れるはず。


(参考:F1スポンサーの費用対効果・・・ちょっとまだ調べられていないけど)
(参考:F1スポンサーシップが上向く?)

posted by sports777 at 04:20| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モータースポーツでも地域密着の兆し

■ソース
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011072510402154/
■概略
オートバイ鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐、28〜31日・三重県)に
中国職業能力開発大学校の学生が参加する。
初参戦する岡山のチームに部品提供する他、本番でも作業スタッフを務める。

出場するのは「チーム岡山Trouble Tribe(トラブル・トライブ)」。
元全日本ロードレース王者の花房一樹(27と佐藤大輔さん(36)がライダー。
バイクメーカー主体のチームが多い中、チーム岡山はスポンサーやスタッフを
地元で募るなど「岡山産」にこだわり、同大学校に技術支援を依頼。
同大学校が製作した部品は運転中に足を乗せるステップ。
生産機械システム技術科の学生4人が、軽くて硬いアルミニウム合金の丸棒を
旋盤などで削り出し、滑り止めの細かい溝を施した。

レース本番はバイクを整備するピットに入り、プロメカニックの作業を補助。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

小さなニュースなのですが、
時代・社会のマクロなモノサシから見ると、非常に重要な事が書かれています。

Jリーグに始まった地域密着思想。
様々な競技に影響を与え、バルサのソシオモデル等の理想を、
日本のスポーツ界に広めて、
今や、国が後押しする総合型地域スポーツクラブという考え方も
スポーツ関係者なら誰でも知っているワードに格上げされてきています。
特に、チームスポーツを想像する方が多いのですが、
地域密着(当ブログでは、それ以上に人密着であれと提言)に
競技種は関係ない時代にシフトしてきています。
それは、時代や社会の流れから来る環境の変化に合わせた形なのですが、
これ程、不況・社会不安、又、熟成の時代に、
アスリートが生きて行く環境は当然のように変化してきています。

そんな中で、特に金の掛かるスポーツ=モータースポーツは、
昔ながらのスポンサー交渉や競技体制で、変化が見受けられません。
モータースポーツ関連のサプライヤーによるサプライ主体で、
基本的に、車と関連する企業しかサプライヤー・スポンサーになりません。
(勿論、ゼロではなく、人材関連ビジネス会社等、車以外を専門とする
 企業も入ってきていますが、絶対数が少ない。)


他競技では地域密着・人密着という考え方が掘り下げられて、
以下にそれを追求するかを各所が思考する中、
モータースポーツは、この点で遅れています。
そこに、上記のような記事。
可能性を感じます。

ドでかいスポンサーが欲しいモータースポーツの世界も良く判る。
自分も経験しているし。
しかし、ドでかい所だけを狙って、年間500社回ってゼロ契約よりも、
最小限でもいいから、まずは地元や地域で応援者を固めるという発想を持ってほしい。

仲間内から小口協賛を募るケースがあるが、
寄付金なら深く感謝して受け取り、
協賛金なら例え友人でも明確なスポンサーメリットを提示し、
とにかく人数を集める事が必須。
それが組織化されれば後援会(ファンクラブ)だし、
そこに地元企業の小口・中口を足す形を目指せばいい。
ここに地域密着・人密着が必要になります。
もらいっ放しではなく、地域に貢献する。
例え寄付金・協賛金を出してもらえなくても応援される。
応援心は進化する。
最初は単純な「応援」でも、それが深くなれば「支援」に変わる。

昔は、金持ちが余剰金をレース資金に投資するケースが沢山あった。
これは、モータースポーツだけの話ではないが、
金の掛かるモータースポーツ程に、金額がでかいから華やかだった。
しかし、今の時代、
そういったタニマチシップに近いものは非常に少ないし、
スポンサーシップ(協賛金)と言っても、寄付金に近いモノは通用しない。
だから、大口の企業スポンサーを獲得するには、費用対効果を明確に出す
交渉が鉄則であるし、
大口に頼らず、中口・小口をいかに広く集めるかが必須の時代になっています。
だから、モータースポーツにも、地域密着・人密着が必須という時代が、
既に始まっていると思います。
(中口・小口から大口に繋げる交渉法もありますしね)

モータースポーツ関係者、どうでしょうか?
(勿論、モータースポーツも広いですから、カート・SFJ・F3・Fポン・GTなど、
 一括りに言えないのは良く判っていますが、全般論として、
 モータースポーツというモノサシだけで考えるのではなく、
 スポーツというモノサシ、時代・社会というモノサシで考えないと、
 確実に乗り遅れる、という事を言いたいですね。
 例えば競技人口・・・他スポーツは少子化対策で小中学校に選手派遣して、
 囲い込みをしているのに、モータースポーツは18歳未満だからと、
 課題外でいいのだろうか?
 それは誰がやるのだろうか?
 環境対策はどこが音頭を取って進めるのだろうか?
 金持ちキッズのみ英才教育していればいいのだろうか?

 以前、カートからFJなどへのエスカレーター作りを協議しましたが、
 こんな簡単な事さえ、課題がある(笑)・・・・様々な場面で課題が多いが、
 1つ1つ早く片付けていかないと、本当に競技衰退が早まると思います。)

posted by sports777 at 02:38| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月24日

強ければスポンサーは寄ってくる?

■ソース
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/sports/t_sc/news/20110722/570172
■概略
栃木SC、好成績でスポンサー増加
J2栃木SCが、好調な成績を追い風に協賛企業数を増やしている。
東日本大震災の影響で各チームがスポンサー確保に苦しむ中、
6月末現在で前期比6割増の160社となり、収入で約10%を上積み。
経営陣の刷新が奏功していることに加え、J1昇格(3位以内)の可能性が
膨らんでいることで、チームの商品価値も上昇している。
「最初の電話の反応が去年と全然違う。昇格への機運は高まっている」。
栃木SCの新規スポンサー開拓=田蔵大地営業部長は、快進撃の反響を
肌で感じている。
栃木SCは開幕16試合を終えて8勝6分け2敗=4位。
「成績がいいことで、スポンサー獲得にも勢いがついてきた」(田蔵部長)
栃木SCは昨年4月に経営陣を刷新。
トヨタウッドユーホーム社長や、県内経済界の重鎮らが役員に就任。
厳しい経済環境の中で「足利銀行」や「カンセキ」など県内を代表する企業が
大口オフィシャルパートナーに加わり、2010年度は法人化後初めて単年度黒字。
さらに今期は営業体制を強化。一口10万円サポートカンパニーは前期33社から
84社に大幅増加し、ホーム試合ではスタジアムにバナー広告がズラリと並ぶ。
1日付でオフィシャルパートナーとなった「元気寿司」は、県内グループ店舗で
栃木SCユニホームを着た来店客の10%引きサービス実施。
JFL時代からのスポンサー東武宇都宮百貨店は、
「昇格が達成できれば経済効果は大きい。
県内4プロの先頭に立って栃木を
全国に広めてほしい」とチームの活躍に期待を寄せる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アマチュアアスリートの為に、スポンサー獲得に向けて少し通訳します。
前期比6割増しは凄い。
不況に震災影響が加わり、イベント・音楽・エンタメ・スポーツ等の協賛が
軒並み下降する中での増加は凄い事。

記事からは、「強くなればスポンサーも付いてくる」的に読めてしまう。
ここを単純に読んではいけない。
単に強ければ金が集まり、弱くなれば金が逃げて行く?
確かに表面的に見ればそうなのですが、
表面だけで見る選手が多いので、スポンサー獲得面では、
とにかく強くなりゃあいいんだよ的な発想が生まれるのも無理はない。
スポンサー営業マンや広告代理店マンやエージェントは、
この理由を明確に認知して動いています。
スポンサー獲得活動を行うアマチュア個人アスリートも、
その理由をキチンと認知しておくと、
アクションがしやすくなるし、獲得率が上がりますよ。

昨日のブログにも書きましたが、
企業は何を目的にスポンサードするのか?
強くなる=御祝い金的な意味なのか?(単発御祝い)
強くなる=報道が増える=新たに活躍を知ったのか?(潜在掘り起こし)
強くなる=報道が増える=広告便乗できるとの判断?(広告露出効果)
強くなる=ファンが増える=新規顧客開発ができそう?(販促効果)

こういった事を分析しなくてはなりません。
そこには明確な理由があります。
そうでなければ「寄付金」となる。
リターンを求められるのが「協賛金」なので、必ず企業は目的を持っている。

地域密着企業が多いはずなので、当然、地域関係を良くする事も目的の
1つにカウントされるが、それは主目的ではない。
その先の真の目的を掴まなくてはなりません。

ですから、
その真の目的に迫るスポンサーメリットを提示できるなら、
弱くてもスポンサー契約はしてもらえます。

ここを勘違いしてはいけません。
確かに野球・サッカーというメジャー競技なら、大きな波の中で、
勝てば金も付くという波が大きすぎて、
波の質を見ている余裕も時間もなく、
とかく、大きさだけが1人歩きするが、
ミクロの視点で見ると、そんなに単純な話ではありません。

マイナー競技選手なら判ると思いますが、
世界でメダルを獲りさえすれば(強くなりさえすれば)メディアも
スポンサーも開発できるはずと信じて、実際に強くなり、
その後の環境に愕然とする選手は非常に多いですよね。
強くなる=メディアもスポンサーも上向くという構図が全く作用しないから。

メジャー競技とマイナー競技は違うんだよ、、、、という意見を持つ方は、
そのディティールを理解していない事になるので、後で涙、となりますよ(笑)
メディアは外して考えますが(視聴率や発行部数の為なら何でも有りという、
クオリティが相当多いですので)、
スポンサー獲得面に限って言えば、メジャーもマイナーも無いんですよね。
違っているように見えて、そこにはキチンと共通項があるんですよね(笑)
それを判断するのは企業だから。

故に、何故企業はスポンサーになるのか?をキチンと理解しないと、
強ければいいとか、
営業サイドが波を作るのではなく、波に呑まれる事となると、
弱くなった時の影響が計り知れない(笑)
弱くても協賛してもらえる関係を作り、それを経営面での基礎として、
強くなった時の協賛は、余剰金程度に考えないと、
選手どうこうではなく、クラブ全体の話になってきます。

今、広告の効果が問われ、ネットも相乗してPRの時代と言える。
企業は、商品・サービスを買ってもらう為に、
あらゆる勝負をしなくては生き残れない時代でもある。
そんな時に、何故スポンサードするのか?
真の目的(目標)は決まっている。
そこへ向かう戦略・戦術が千差万別なので、
その千差万別にマッチするカスタマイズ提案ができれば成約も上がる。

上記記事で元気寿司さんの事例が出ているが、
仮にピッチ広告を何十枚も出しても、顧客が大きく跳ねる事は無い。
企業名を新たに記憶する、又は既存認知者の回想を誘うことでの
中長期的に購買へ繋げるブランディングとなる。
だから、速攻性のある売上向上の為に、10%引きサービスという
販促策を組み合わせていますよね。
NBLの自動車メーカー・ハマーの、広告から販促へのシフトと似ている。
スポンサーシップ・アクティベーションの一環と言える。

だから、アマチュア個人アスリートのスポンサー獲得活動に対して、
記事に則したヒントを出すとすれば、
無論、アスリートなのだから、アマでも1位を目指す事が必須。
ただ、多くの競技のコーチ・監督が言っているように、
「強くなくてはスポンサーは獲れない」というのは大きな間違いです。
それは結果論であって、
経緯を分析すれば、そうではない事情が見えてきますから。
故に、
弱くても、企業に寄与する事を追求して(スポンサーメリット)、
それを企画書で示し、誠意を持ってプレゼンすれば、
過去戦績よりも未来戦績に着目してくれる企業は、
この不景気で将来不安の大きい「日本国内にも存在します」。
あとはマッチングなどの、テクニック論だ。


//////////////

それと、記事に絡んで、大きなヒントを書きます。
経営陣を変えたと書かれていますよね。
この効果って何だと思いますかね?
(あくまでもスポンサー獲得面のみで考えるとです)

これと同様の事、アマチュア個人選手でもできます。
こ野手法に気付いていない選手・クラブが非常に多い。
そして、その重要性について、
軽視しているスポンサー営業マン・フロントが多過ぎる。
口で言って判らない方には事例を見せて説明するけど。
ちょっと余談ですが、
スポーツ界と他ビジネス界の貪欲さには、
非常に大きな差があります。
(私がまだスポーツ界に来て2年程度だから説得力が無い?
 ただ、資金・協賛獲りの世界はもう数十年やってますし、、、)

ビジネス界は、ここぞと判断したら、突っ走る。
実験する、試行する、、、、だから、成功確率も上がる。
スポーツ界は、まず手を出さない、というのが基本。
事例を見せても、躊躇する方が多い。
宝くじと同じだ。
夢がでかくても、宝くじ(参加権)を買わなければ、当たる訳ない。
スポーツビジネスというモノサシで見ると、
ビジネス界の「攻め」に対して、
スポーツ界は「守る」イメージが非常に強い。


posted by sports777 at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月23日

スポーツ視点と人類視点でのスクリーニング

■ソース
http://news.ameba.jp/20110722-191/
■概略
ロンドン五輪に世界最大級のマクドナルド店、批判が続出
ファストフード大手マクドナルドが来年行われるロンドン五輪に合わせ、
世界最大規模の店舗を五輪公園内に設置することについて、
英医師会などが21日、否定的な見解を示した。
五輪オフィシャルスポンサーであるマクドナルドには、
五輪公園内に独占的に飲食施設を設置する権利が与えられ、
パブリックエリアに2店舗、選手村とメディアセンターに2店舗を構える予定。
これに対して英医師会など医療関係者は、
「多くの先進国や一部の発展途上国で肥満が大きな問題となっているが、
残念ながらマクドナルドがロンドン五輪のメインスポンサーになっている」と
否定的な見解を示した。
また、英議会の衛生委員会は「健康問題の大きなテーマになっている
子どもの肥満について考えるなら、五輪公園に世界最大規模のマクドナルドを
設置することが若者に適切なメッセージになるのかと疑問に思うのは当然」
との声明を出した。
このほか、同じく五輪のスポンサーである飲料大手コカ・コーラや英
製菓大手キャドバリーも同様の批判を受けている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

CSR(企業の社会的責任)をモノサシとする、
SRI(社会的責任投資:Socially responsible investment)においての
ネガティブ・スクリーニング業種は、海外では以下が一般的に挙げられる。

 ・武器製造産業
 ・たばこ産業
 ・原子力産業
 ・アルコール産業
 ・アダルト産業
 ・ギャンブル産業

DJSI、FTSE4good、Ethibelなどのインデックスを調べると記載されているが、
マクドナルド・コーラ・キャドバリー系の記載はない(笑)
記載されていないから、いいじゃない、、、、と言っている意味ではなく、
スクリーニングは時代や社会背景にも影響するから、
マックさん、コーラさんも永続的な安心を持てるとは言えない。
タバコがいい例であり、
スポーツでは、F1界にあれだけのタバコ資金が流れていなかったら、
今のF1も、もしかしたら少し様相が違うものになっていたかもしれない。
当時、副流煙や受動喫煙やタバコガンなどのワードは無かったし、
その後の非常に短期間で、タバコが全世界から敵視される産業となった。

今後、更なる環境志向で、環境ホルモンに影響を与えるメーカーや
電磁波に絡む産業等が、将来的にネガティブ・スクリーニング対象になるかも。

日本では非常にゆるいが、上記・原子力産業に、○○電力なども入る訳ですよね。
武器製造産業だって、別にミサイルを作っている企業ではなくても、
そのどこかに使用されるパーツ製造会社なら、対象に入るリスクも高くなる。
昔、消費者金融会社は、国内では悪とされてきた。
時代が流れて、今や、銀行と資本関係があり、
テレビでCMをバンバン出して良い業種となった(笑)

深く考えれば、上記以上にネガティブスクリーニングされるべき
企業や産業はいくらでもあるしね。

時代や見方によって、社会悪と映る業種も変わってくる。
そこには利権も絡んでくる事でしょう。

そういった事を頭の隅に入れながら、記事を読み返してみると、
英医師会の言う事も判らなくは無い。
携帯電話やIHや電子レンジ類の電磁波が、
100年後には、人体影響が高いから使用禁止という時代になるかもしれないし、
カップ麺は環境ホルモンに影響するから食べちゃダメなんて時代が来るかもしれないし、
それらの明確な証拠が確立できるまでは、グレーな見られ方をする。
利便性の追求を行う人類が、明確な判断ができない時期は、
その道のプロ(英医師会)が、予防を兼ねた情報発信をするしかない。
啓蒙・啓発レベルになるかもしれないが、
その声に耳を傾けるのも、人類の仕事の1つだ。

マックが肥満=健康害という構図で、記事が掲載されているが、
角度の違う見方をすれば、
低所得者でも買える安さや、時間の無いエグゼクティブが早さを求めて
マックを選んでいるかもしれないし、
そこを五輪でスクリーニングはまだまだ難しいのかとも思う。
ただ、近い将来、もっともっと科学的な証拠を元に、大きく世論が動く事になれば、
マックさんだって動かずにはいられない時代に入る。
ですから、社会・人類といったマクロな視点で見るなら、
英医師会の意見を通すには、もう少し時間がかかるのではないかと思われます。
(利権とか何とか、そういったものは全く考えずに、純粋な啓発期間や
 情報波及時間を考えての意見)


で、スポーツ界はこれをどう受け止めるかが大きな問題だ。
マック、コーラという、スポーツ界の大大大スポンサー企業が、
スポーツから離れるなどの事態になった場合、
スポーツ界は一体どうなるだろうか?
F1からタバコ広告を禁止した時以上のインパクトが発生する。

今はまだ問題は生まれないはずだが、
5年後、10年後、20年後は何が起こるか判らない。
スポーツ関係者の視点ではなく、
人類・社会の視点が優先される事象になった場合、そのスピードは脅威となる。

(原発がいい例だ。そもそも、これが海外の先進国だったら、社会の動きは
 今の日本国内の動きと全く違ったものとなる・・・・日本はゆるい。
 良くも悪くも全ての面で。)



さて、仕事するかあ。

posted by sports777 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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