http://news.livedoor.com/article/detail/5652947/
■概略
アスリートの成長
・・・・ダルビッシュも入団当時は、少し問題を起こしたことがあり、
昔の自分を見ているようで 親近感と心配があるのだろう。
そして もう一人のチームメイトの斉藤佑樹の存在だろう。
彼の言動に 何か気付き 感じたのではないだろうか・・・。
宮里藍、 石川遼、 斉藤佑樹・・・この三人には共通項がある。
そこの世論の評価がある。
今、企業にコンプライアンスがあるように、
人間に対しても求められるなら、公人として見られるアスリート、
および、団体や連盟も重点を置くべきだ。
ファンの要望に応えるタイミングだろう。
自分を変えて、又は、今までの自分を壊せるなら 伸びる。
先輩の助言や 仲間の振る舞いを観て変わろうとする。
成長できる人の要素は 「素直」さである。
やんちゃな本性を残しながら、公人としてのアスリートを考える。
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そうですね。
企業のCSR(Corporate Social Responsibility)同様に、
アスリートのASR(Athlete Social Responsibility)という造語で、
選手には説明していますが、
やはり、世間を味方にする、多くのファンを持つ、、、、
これはスポーツで飯を喰っていきたいアスリートなら基本中の基本となる。
何故、ファンを増やさなくてはならないか、
何故、コンプラ(例えば法律違反)は絶対なのか、
何故、社会全体に見据えないといけないのか、
結構、難しく考える選手が多いのですが、
簡単に言えば、最後の最後は、自分の戦績に影響しますからね。
ファンからはオーラもらえるし、競技資金も出してくれるかもしれない。
コンプラを当然とし、パーソナルブランドを構築し、
社会を勉強すれば、企業スポンサーが付くかもしれない。
競技資金に余裕ができれば、1ランク上のコーチを雇えるかもしれないし、
最新競技用具が買える可能性も出る。
又、社会人たる規範や言動や行動は、指導者の目に良く映る。
贔屓選手になれば、内緒の競技技術を教えてもらえるかもしれない。
一見、面倒そうなASRは、全て自分に返ってきます。
学生などの若い選手だと、全て自分の実力と吠える方もいますが、
必ず壁にぶち当たる。
チャンピオンになれずに涙を流し、それをきっかけに生活面も見直し、
その後、本来の強さを身に付けて、チャンプを獲った、、、、
というケースを良く聞きます。
それは何故か?
やはり、心を変えるという所が大きいのではないでしょうか。
メンタル、非常に大事です。
ASRはそこに根付いてくるものです。
例えば、格闘技系選手だと、ヤンチャで暴れん坊が多い。
しかし、チャンプ周辺の戦績上位選手は、
対外的には暴れん坊でも、
実際に会うと、非常に低姿勢で丁重な選手が多い。
それだけ、精神が鍛えられていると言えます。
ASRは、戦績に関係するんです!
ちなみに、企業スポンサーが欲しいというアスリートは、ASRは必須ですよ。
何かしら、契約書に違反するような事が少しでも発覚したら、
訴訟になっちゃいますからね。
競技資金を得るどころか、弁護士費用などもかさんで、
結果、負けて、大損害となる事も無くは無い。
そうなったら、競技断念となるでしょうね。
そんな事にならないように、常日頃から、ASRを頭の片隅に置いておいて下さい。