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2011年05月13日

新興国がF1スポンサーで存在感

■ソース(Morningstar 2011/05/06)
http://www.morningstar.co.jp/news/blog/asia/2011/2q/b0506.html
■概略
F1に対してスポンサー(協賛)という形で進出する新興国企業。

F1はドライバー技量だけでなく、車の性能も重要な要素である為、
技術開発に年間で何10億〜数100億円という資金をチームが使っています。
この莫大な資金を賄うのがスポンサー企業。
スポンサー企業はマシンに自社ブランドを掲載して世界中のTVでブランド認知させたり、
F1チームと共同で自社製品プロモーションを行ったりして、売上げを伸ばす。

スポンサー企業として従来資金を出していたのは、フィリップ・モリス、JT(日本たばこ産業)、
ブリティッシュ・アメリカン・タバコなどの「タバコ」産業でした。

しかし、世界的なタバコ広告の規制の中、F1も例外ではなく現在はタバコ広告は禁止され、
それに代わるスポンサー企業が必要とされてきました。

2008年リーマンショックで、一部のトップチームを除いてF1チームはスポンサー獲得に
苦労するようになりましたが、そんな中でスポンサーとして進出してきたのが新興国企業。

 ・東南アジア最大のLCC(格安航空会社)である「エアアジア」
 ・インドでビール、航空会社などを持つ「キングフィッシャーグループ」、
 ・インド自動車メーカー「タタ自動車」、
 ・メキシコ通信大手「テルメックス」、
 ・ベネズエラの国営石油会社「PDVSA」、
 ・マレーシアの国営石油会社「ペトロナス」、
 ・アブダビの航空会社「エティハド航空」、、、、

このうち2011年からスポンサーとなった企業の1つにテルメックスがあるのですが、
この企業のCEOカルロス・スリム氏は今年3月に米経済誌「フォーブス」が発表した
世界長者番付でビル・ゲイツやウォーレン・バフェットを抑えてトップになった人物。
テルメックス以外にもメキシコの携帯電話会社のアメリカ・モビルなども所有しており
メキシコの通信・電話関連のドンともいえます。

かつて日本のバブル時代、F1ブームと相まってエプソン、キヤノン、パナソニック、
東芝、三井物産、集英社など今では考えられないほど日本の多くの企業が
F1チームのスポンサーとなりました。

それが今では殆ど日本企業スポンサーは見ることがなくなり、
代わって新興国企業の露出が増えてきたというのは世界経済の勢いをそのまま反映。

(参考)

・テルメックスが今年スポンサーとなったF1チームには日本人のF1ドライバーである
 小林可夢偉(カムイ)選手がエースドライバーとして在籍しています。

・新興国企業以外にもFX(外国為替証拠金取引)事業を営むFXPROやMIG BANK
 などもF1チームのスポンサーとなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふむふむ、新興国企業、強し。
バブル時代の日本企業スポンサー群が懐かしい。
(そうか、集英社さんもF1スポンサーだったのか・・・)

カムイが頑張っていますが、どうも寂しい。
日本メーカー、日本スポンサーに復活してほしい。
それは理想論か、、、
F1を目指すドライバーが、海外流出する流れがいいのか悪いのか、、、
F1はスポーツでありながら、ビジネス要素も濃いから、
経済状況と直結してしまいますわねえ。

posted by sports777 at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポーツでも新興国が台頭、F1もBRICsの時代

■ソース(Morningstar 2011/04/15)
http://www.morningstar.co.jp/news/blog/asia/2011/2q/b0415.html
■概略
01年にゴールドマン・サックス調査チームがBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)
を定義してから10。それ以来BRICsや新興国という言葉は多くのメディアを介して
世界に発信され、今では多くの人がBRICs・新興国という言葉を知る。

新興国は主に経済・投資面で報道され注目を集めてきましたが、
スポーツの世界でもその台頭ぶりは目を見張る。

特に、オリンピックやサッカーW杯と並ぶ世界3大スポーツイベントの1つのF1。

F1は自動車レースの最高峰とされ、年間20レースが開催される。
そのF1の開催地について1998年と2011年を比較してみるとある傾向が見える。
1998年開催地は下16か国で、世界の主要国が開催地を占めていました。

  1. オーストラリア
  2. ブラジル
  3. アルゼンチン
  4. サンマリノ
  5. スペイン
  6. モナコ
  7. カナダ
  8. フランス
  9. イギリス
  10. オーストリア
  11. ドイツ
  12. ハンガリー
  13. ベルギー
  14. イタリア
  15. ルクセンブルク
  16. 日本

今年2011年は20戦に拡大され、中国、マレーシア、トルコ、インド、アブダビ(UAE)、
バーレーンと1998年とは打って変って新興国が開催地として多く選ばれています。

  1. バーレーン(政情不安によって中止・延期に)
  2. オーストラリア
  3. マレーシア
  4. 中国
  5. トルコ
  6. スペイン
  7. モナコ
  8. カナダ
  9. ヨーロッパ(実際にはスペインで開催)
  10. イギリス
  11. ドイツ
  12. ハンガリー
  13. ベルギー
  14. イタリア
  15. シンガポール
  16. 日本
  17. 韓国
  18. インド(今年初開催)
  19. アブダビ
  20. ブラジル

今年のF1で注目されるのはインドで初開催されること。

F1は4年に1度のオリンピックやサッカーW杯と違って毎年開催され、
世界187か国でテレビ放送されている巨大スポーツ(スポーツビジネス)。

その為、多くの利権が絡み、開催には数十億を支払う必要があると言われており、
資金供給企業(スポンサー企業)がいないと開催は困難。

そんな新興国が増えてきているということは新興国の経済成長の証。

今後F1開催地として2014年ロシア(ソチ)が加わることが決まっています。
2014年はソチ冬季オリンピックが開催される為、F1は2015年に延期されるという
話もありますが、いずれにせよこれでBRICs全ての国でF1が開催されます。

F1開催地の変化を見ていくと世界における各国経済力が見えてくるような
感じがしませんでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Morningstarで、
F1開催地変化を経済力に絡めた話題を記事化しているとは意外。
確かに以前、BRICsがかなり注目されていました。
経過を見ると、ゴールドマン様のおっしゃる通り、
金のある所にF1有りの構図がはっきり見える。

中国も凄いけど、インドもどうなっちゃうんだろ、
新たな世界レベルのF1人気が始まるのか?
ちょっと、昔は、想像できないF1をい取り巻く周辺環境に変化してきています。

金の掛かるスポーツだから、金を外して考えられないが、
日本はどうなる?
金というモノサシでも、他の要因でも、どうしても懸念されます。

今こそ目覚めよ、日本のモータースポーツ、
日本のF1環境!

posted by sports777 at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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