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2011年05月18日

参戦アスリートによってスポンサー額が変動?

■ソース
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20110517/spo1105171542003-n1.htm
■概略
福原愛ちゃんも、すっかり大人の女性・・・
オランダで開かれていた世界卓球選手権。
福原は中退はしたが、07年に同期早大入学した斎藤佑樹は、プロ野球選手。
22歳の福原がいつまでも天才卓球少女であるはずもない。
アテネ、北京と2度の五輪を経験し、日本の女子スポーツ界の顔的存在。
この大スターが3回連続でロンドン五輪に出られるかどうかは、
この世界選手権次第だった。
関係者いわく、「愛ちゃんが、ロンドンに出るかどうかで、卓球界にとって
スポンサー収入で1億円は違ってくるのでは…」。
ロンドン五輪出場権は国際卓球連盟のランキングで各国・地域2人までの
上位28人が自動的に獲得することになっている。
過去実績など関係ない、実に合理的、機械的な決め方。
世界選手権前は日本女子では福原7位、石川佳純(IMG)10位、
平野早矢香(ミキハウス)11位と、3人が2枠を目指す激烈な小差の争い。
世界選手権直後は、石川が当確、福原が有力、平野は微妙、というのが大方の見方。
それだけに最新ランク発表が注目されていた。
・・・・・
国内実績ではいまいちで、昨年度の全日本総合ランキングでベスト10外。
「“そんな選手を世界選手権日本代表にするのはおかしい”とやっかみ声は聞こえる。
それだけに混合メダルは福原にとって絶大な効果があったのでは」と関係者。
15歳で出場したアテネ五輪で、福原の試合は平均視聴率20%をキープした。
19歳で出た北京五輪では、開会式で日本選手団の旗手の大役を務めた。
五輪までは、あと1年3カ月近くある。
福原が五輪代表となったことでマスコミには、いやでもその名が取り沙汰される。
同期生斎藤に負けず、愛ちゃんも「持ってる女」ではないか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

福原愛のロンドン五輪参戦の可否で、スポンサー額が¥1億、変わる?
メディア露出=広告というモノサシで考えれば、確かにうなづける。
広告露出効果=テレビ視聴率で、リーチが変わってくるから仕方ない。

プロ野球、JリーグのTOPプロと比べれば、ぶっちゃけ、卓球はまだマイナー。
しかし、ゴールデンの地上波中継が入る競技だから、それはそれは、
他のマイナー競技に比べると強い。
テレビ視聴率こそ、(プロ)スポーツの尺度と見られるから・・・
その主因が、愛ちゃんという社会全体から支持を受ける選手だから、
その存在は非常に重要。

視聴率が取れるなら、広告リーチを望む企業も協賛しやすいから、
1億位の差異が出るのも無理はない。
スポーツの宿命でもあり、価値を示すものとも言えます。

ただ、視聴率=リーチだけで考えていいのか?という問い掛けもしたい。
アイドルを育成すればテレビが回り、
集客も集金も付いてくるスポーツでいいのか疑問も残る。
(愛ちゃんをどうこう言っているのではなく、スポーツの価値の話なのであしからず)

テレビ露出の無いマイナー競技は、地道に頑張るしかない。
但し、頑張っていれば扉は開ける・・・・でも無い事も再考しなければならない。

スポーツって、本来は、強い者が評価されるもの。
(愛ちゃんが弱いのに優先される等とは言っていない。一般論なのであしからず)
上記記事とは全く関係なく、
弱くてもアイドル性があればテレビが付くケースもあるし、
弱くても資金豊富な選手が称えられるケースもある。
スポーツって何だっけ?と判らなくなる事もある。
スポーツが今後どう生きるか?何が価値だったっけ?と再考する際、
色々な観点から考える必要がある。

逆説的に見れば、
アイドル性や資金豊富な選手を仕掛ければ、テレビも付いてきて、
集客も集金も有利に導ける・・・とも言えなくは無い。
エージェントという立場から見れば非常に悩ましい。
アスリートは競技だけ追求して、強ければいい、とも言いたいし、
いやいや、弱くても、マーケティング・マネジメントを駆使してスターを
作り上げれば、結果的にはOKとも言える世界観があるのも事実。
無論、前者を理想としながら、後者をどこまで介入させるかが、
マネジメント会社やエージェントのブランドにも繋がるし、
一番重要な、アスリート本人の存在性に関わってくるし。

エンタメとスポーツが、微妙な良い均衡関係を作り上げている現在のスポーツ。
スポーツビジネスと捉えれば、間違っていない。
ただ、もっと広い視点で考える岐路に来ている、とも勝手ながら考える。

決して愛ちゃんをどうこう言っているのではない点を再確認しつつ、
個人的には、平野選手のひた向きさとか、あの目力が、
見る者に影響を与えるのではないか、と注目しています。
ただ、スポーツを考えると、個人的な注目など全く関係なく、
強い者が勝つ・・・この原点を極める世界観が、
最終的には、スポーツの価値のベースになるはず。

・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、テレビ露出が全くないマイナー競技でも、
競技普及策はいくらでもあると思います。

posted by sports777 at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月17日

いよいよ2012年から世界最高峰EVレース開始

■ソース
http://response.jp/article/2011/05/17/156429.html
■概略
南アフリカ本拠フォーミュレック(FORMULEC)社は、
2012年〜EVフォーミュラレース「フォーミュレック・ワールドシリーズ」を開催。

このEVフォーミュラレース使用マシンは、
同社が2010年秋のパリモーターショーで初公開した『EF1』。
F1マシンと同じく、シングルシーターのフォーミュラマシンで、
強力なモーターにより、0-96km/h加速3秒以内、最高速240km/h以上。
同社発表によると、フランスFCI社のスポンサードを受け、
フォーミュレック・ワールドシリーズを開催。2012年から、年間10戦を計画。
さらに同社は2014年から、他社参入にも門戸を開放。
F1のような世界最高峰のEVフォーミュラレースへの発展構想を描いている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お〜、いよいよ始まります。
EVフォーミュラ・レース。



2050年、ガソリンレースは消え、EVレースonlyとなる(と思う・・・)。
いや、もっと早いかも?
その序章が始まった。
爆音が無いのは本当に寂しい。
しかし、これがモータースポーツの未来なのかもしれない。
であれば、割り切って、それを先行で追求した方がいいのかもしれない・・・

避けられるなら避けたいけど、
時代の流れには逆らえない。
石油枯渇、CO2課題等を配慮すれば、確実にガソリンレースは消える方向。
重量バランスからマシン挙動も変わるだろうし、空力も変わってくるのかも。
見た目が同じでも別物マシンになる・・・

爆音・バックファイアー等が大好きな者として、ガソリンレースが消えるのは
非常に寂しいのだが、もう先に進むしかない。
新たなファン開発も必要になるし、
モータースポーツの未来を占う舞台が始まる・・・
posted by sports777 at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月15日

応援・資金を呼ぶバックアップ体制の作り方

■ソース(週刊ポスト2011年5月20日号)
http://www.news-postseven.com/archives/20110515_20035.html
■概略
セルジオ越後氏 日本のスポーツは今が親企業から脱する好機
震災復興は「脱企業」「地元密着」のスポーツ文化を育てるチャンス。
地元の名士をチーム会長に招けばJリーグも変わるはずと、セルジオ越後氏。
* * *
節電・自粛ムードの広がりによる産業界へのダメージは甚大。
サッカーを含めた日本のスポーツ界は、今季はもちろん、
来季以降もスポンサー獲得という面で大きな困難に直面するはず。
東電はFC東京スポンサーから撤退。なでしこ東京電力マリーゼも無期限自粛。
根本的な原因は地震や原発事故にあるのではない。
日本のスポーツ界は良くも悪くも企業のスポーツ文化を背景にしている。
親会社の経営状態がそのままチームの命運を握る。
今後、企業の財布の紐はさらに固くなる。1年や2年で元に戻ると
考えるのは甘いかもしれない。ただ、これは前進のきっかけ。

日本のスポーツが“親会社ありき”の企業スポーツ文化から脱却し、
クラブスポーツ文化へと転換する為に本格的議論を始めるチャンス。
巨大企業におんぶに抱っこから独り立ちしなければ、スポーツ界に未来はない。

今の状況を生かし、生き残るための準備をする必要がある。

例えば・・・・・
チーム会長に親会社からの出向ではなく、地元名士を招く。
そうすれば地元での営業的な競争力が備わり、かつ選挙で選ばれることで
足腰の強い体質に生まれ変わることができる。
Jリーグ本部は分配金制度のような中央集権的なあり方をやめ、
クラブの裁量に任せる運営に転換すべき。
自由度が増せばチームは必ず活性化するものだからだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

セルジオ氏、いつもの辛口評価と立案、いいですねえ。
上記案も賛成です。

確かに、様々な競技がソシオ・スタイルを理想とするが、
それが回るようになるには、相当な時間が掛かる。
だからと言って待っていられない。
周辺から変革していくしかない。

資金調達に関して言えば、
今後、スポンサー獲得活動はより厳しくなる。
今が底で、今後よくなるであろう、というレベルでは無い。
底はもっと先にある。
それを頭に入れながら、スポンサー獲得法を考えなくちゃいけないし、
同時に、セルジオ氏のような対策を進める必要がある。

スポンサー営業マンやエージェントは創意工夫によって、
底に達するまで、そして上昇過程に入るまで、切り抜けなくてはならないのだが。

チーム会長に地元名士・・・
これって、当ブログ読者の多くを占めるアマチュア個人競技選手にとって、
普段から伝えている、地元密着・人密着の「後援会」を固めよ、
と言う事に通じます。
後援会長を誰に依頼するか、ここがポイントです。
アスリートカレッジや各種セミナーでは、
リアル後援会の作り方や、オンライン後援会との組み合わせ方を伝える際、
理事や事務局長の重要性を話していますが、
それこそ、地域密着・人密着の体制にするべきで、
地元の有力者を呼び込むのは当然。
Jリーグチームは、現在でも地元名士が関与していると思いますが、
肩書きというか、外部に表現するポジションって大事ですよね。
スポンサー企業サイドが「長」を名乗るのか、
地元の方が「長」を名乗るのか、これは小さいようで大きな事。
稼働力に影響してきますから。

アマ個人選手の場合も、全く同様。
応援される状況を作るには、あれこれ細かい事を言っていられないですが、
少し俯瞰して考えると、答えが見えてきます。
応援という「気」をもらい、支援という「金」をもらう、
そして競技に専念できる環境を固めていく、
それが戦績に繋がる、、、、、
このスパイラルを作らなくてはなりません。
待っていてできるものではなく、自ら仕掛けるもの。

posted by sports777 at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一般人のスポンサー募集でも企業が付く?

■ソース(2011年05月03日バンコク経済新聞)
http://bangkok.keizai.biz/headline/649/
■概略
タイ青年、自転車で世界一周に挑戦−費用は企業スポンサーと募金で
セントラルプラザ・ラマ3世通り店で5月11日、自転車で世界一周を
目指す企画「タイ自転車世界一周チャリティープロジェクト」の出発式開催。

挑戦するのはアタニット・パンヤーピチャイユット(37)さん。
16歳からサムイ島のレストランで働いてきた料理人だったが約半年前、
「好きな自転車で世界を回りながら見聞を広げたい」と退職。
その後、「企業宛てに資金援助を求める手紙を書いたり、新聞広告を掲載
するなどをしてスポンサー探しを続けてきた」という。
同プロジジェクトには多数の企業が装備品の提供を申し出たほか、
ウドンタニー県庁も資金の一部負担を決定。
フェイスブックでは募金を募るなど話題を集めていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本とタイでは、取り巻く社会環境が異なるので、
共通化させた言い方はできませんが、
当ブログ読者のようなアスリートではない、
一般人(料理人)の冒険にスポンサーが付くタイランド・・・

企業へ手紙を書いて協賛金を依頼するケースは日本でも多いが、
国内アマチュア・アスリートがそれで日本企業を成約に導く確率は低い。
現在、有名なプロ選手でも、昔は資金難で何百通の手紙を書き、
何百社に訪問し、それでも1社も成約しなかったという苦労話は多い。

ただ、この記事の方、どんな新聞か判りませんが、
マスメディアを使うという考え方自体はツワモノ。
(まあ、日本での昔の3行広告のような形かもしれないが)
日本の新聞に、スポンサー募集を掲載しようと考える人はいない。
まともに掲載したら、とんでもない金額になりますしね。
(地方紙、地域誌等に、規模ダウンしていけば何とかなるかもしれないが)

ただ、最初から諦めないで、どうしたら全国紙に載せてもらえるだろうかと
考える事は非常に重要です。

昔に比べて、今はネットが普及したので、
オンラインでSNSを使う事も容易だが、
これまで当ブログでは、
ブログでスポンサー募集を単に呼び掛けても無駄と言い続けてきた。

ただ、それはSocialメディアがここまで普及する前の話。
今後、更にSocialメディア等のツールが普及すれば、
確率は低いかもしれないが、成約する可能性が出るかも。
金が無いから金下さい・・・という依頼文ではダメだけど、
人と違う事や表現や工夫によって、
可能性が高まる事は有り得る。
以前、2輪の関口太郎選手は、2chで資金調達しましたしね。

フェイスブックの威力も、今後もっともっと増すかもしれない。
mixiに対して実名登録だから、信用性やビジネス性も増して、
何かしらの転換になるかもしれない。

まあ、単に呼び掛けるだけでは、日本の場合、通用しないと思うが、
工夫次第ではチャンスが生まれるはず。

もう1つ、上記記事で勉強になるのは、県庁も資金を出している点。
日本の行政に個人選手が依頼しても、基本的には難しい世界。
ただ、難しいとは言っても、実現させている事例もある事は確か。
これも、ただ単に御願いします、では通用しないが、
企業スポンサー同様に、相手の立場でモノを考えれば、
切り開けるチャンスはあります。
例え、戦績下位のアマチュア個人選手であっても、
世の中から投資を受けるチャンスはいくらでもある。

協賛金と寄付金は似て非なるものなので注意が必要だが、
それを同時に追求する事も有り得る。
事例は日本国内でもある。
工夫次第です。

posted by sports777 at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

平井美鈴、TBSラジオ「中野浩一のフリートーク」参戦!

先日、フリーダイビング・平井美鈴選手の
ラジオ収録のチェックに行ってきました。

TBSラジオ「中野浩一のフリートーク」954kHz
http://www.tbs.co.jp/radio/format/nakano.html
 ・5月28日(土)17時15分〜17時30分
 ・6月4日(土)17時15分〜17時30分
平井さんが2週に渡って出演されますので、どうぞ聞いてみて下さい。

↓ あら、ちょっとピンぼけしてしまった・・・
平井美鈴TBSs.jpg


↓ 中野浩一氏・平井選手・木村郁美アシスタント
平井美鈴さん@s.jpg
伝説のミスター競輪=中野氏が、スポーツコメンテーターとして、
スポーツ話題を毎週取り上げています。

重いフィンを持参した甲斐があったようで、
フリーダイビングの凄さが伝わったかな。
平井さんの話の内容は、、、、もちろんラジオでチェックして下さい!
posted by sports777 at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月14日

アマ選手は、地域密着以上に、人密着であれ

■ソース(2011年5月13日デイリースポーツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110513-00000045-dal-ent
■概略
吉本芸人が47都道府県に引越セレモニー
47都道府県に社員と芸人を住まわせ、地域活性化を目指す
吉本興業の新機軸「あなたの街に住みますプロジェクト」の一環として、
各県に住むことになった「地元に住みます芸人」の引っ越しセレモニーが
13日、大阪市内で行われた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

http://www.yoshimoto.co.jp/sumimasukoubo/
http://search.yoshimoto.co.jp/sumimasu_prf/

お笑い芸人が各地方に住み、地域貢献・地域密着活動を行うという。
Jリーグの地域密着思想を思い浮かべる。
総合型地域スポーツクラブも、地域に根差したスポーツ振興としては同じ方向。
スポーツが地域に溶け込むべきという考えに、
エンタメが乗り込んできた・・・とも受け取れる。
(別に悪い意味じゃありません)

アマチュア・アスリートのブログ読者は焦ってほしい。
それは、アマチュア・アスリートこそ地域密着であるべきだから。

当ブログでも以前から伝えているつもりですが、
資金難のアマ選手程に、地元を重視し、ファンを集め、
地域の経営者と親交し、その先にはスポンサー獲得にもつなげる土壌を作る。
いわゆる「応援者・支援者」を「ファンクラブ・後援会」という形で集めよ、
という大きな意味があります。

アスリート面談で、選手の出身地と在住地、両親の出身地、勤務地、
祖父母の在住地など、選手の周辺環境を細かく聞くケースがあります。
その他、現在年収や副収入額等も細かく聞く場合も多いです。
言いたくない事もあるでしょうが、
競技の周辺環境を改善するには、必要な情報で、
何も興味本位で個人情報をかき集めているのではありません(笑)
アドバイスの域を超えて、コンサルティングするには、
競技以外のあらゆる情報を把握した上で、着地点を模索しなくちゃいけない。
(スポーツ以外の人事コンサルなら当たり前なのですが、
 スポーツ界の選手サポートでそこまで突っ込むサポートって少ないですよね)

前述と何が関係するか?
その選手の応援&支援態勢をどこでどの位、どう組み立てるか、という点で、
非常に重要な情報なのです。

資金難の相談が殆どですので、多くの選手が、
企業スポンサー獲得の直接的な質問から入ってくるのですが、
そんなのは後回し。
企業よりも先に、ファンを作る事が重要。
それには、両親・兄弟・祖父母を始め、身近な知人からの応援形を固め、
いかに地域に広げられるか、という点を重視しているからです。
地域から応援される形ができれば、その延長に地域企業経営者も入ってくる。
少額でもいいから、地域企業スポンサーが獲得できれば、
その先に中小企業スポンサーも見えてくる。
更には大手スポンサーへの繋がりも生まれてくる。

資金難のアマ選手は、いきなり1発ドカン¥1000万出してくれる企業を
紹介して下さい、と言ってくる方も多い。
いやいや、その前にやる事あるでしょと、
やる事やれば、企業を頼らなくても300位は集められるでしょと(笑)

やる事やれば、、、、って何をやるのか?
地域に根差した後援会を固めよというのが、直接的な答えになります。
それには、キチンと地域に溶け込まなくちゃいけないし、
選手1人では限界があるので、
両親・親戚・祖父母・親友・知人の協力も必要。
だから本拠地をどこにするか、各人の在住地やコネクションのある地域を
細かく探る必要がありますので、家族構成や職業や勤務地まで、
面談の際に細かく聞く訳です。
(バイトを含めた現在年収や父親の役職(年収予測)まで突っ込むのは、
 企業スポンサーにいくら依頼するのかを試算する上で必要。
 親のスネをかじれないのは判る。しかし、父親が本気で協力してくれれば、
 父親のビジネスコネクションでスポンサー獲得チャンスが生まれる場合も
 あるし、そもそも年間競技資金の何%を企業に依頼するべきかを、
 キチンと計算しなければならない。企業スポンサーを募る前に、
 できる事がある。)

アスリートカレッジやアスリートセミナーに参加した選手には、
これまでクローズドでしつこく伝えてきましたが、
未参加の方にも、それらを強く言いたいですね。

後援会で数百万集めた事例はいくらでもありますし、
アスリートカレッジでその辺りを伝えているので、皆さん参加して下さい。
参加する時間が無い方は、個別にメール下さい。

そういう訳で、
アマ選手程に、地域との関係を深める必要があります。
その恩恵はでかい。
関係を深めるには、色々とやるべき事が発生しますが、
具体的なアクションは、、、、それはカレッジで伝えます(笑)

更に突っ込んだ話をすれば、
アマ選手は、
「地域密着」より、更に1歩踏み込んだ「人密着」であれと伝えています。
地域というと、どうしても捉え所がない広義なものにも見えてしまう。
どうしても「エリア」として受け取ってしまう選手が多い。
だから、「地域」とは、「地域の人」を指し、
「地域」という言葉以上に、その地域に住む「人」を、
いかに自分のファン(応援者・支援者)になってもらうかを考えよ、
ということです。

幼い時から同一地に住んでいるなら、小学校時代の仲間、
中学時代の仲間、高校時代の仲間がいるはず。
親の地域コネクションもあるはず。
仲間の仲間の仲間・・・まで情報を広げられる可能性もあるし、
小さい頃からの知人であれば、応援確率も高い。
地域誌や地域メディアも話題にしてくれる可能性がある。
地域有力者が応援してくれれば、情報が一気に広がる可能性もある。

たかが「生まれた地(住んでいる地)」ですが、
されど「生まれた地(住んでいる地)」なんです。

人間、共通項があると仲間意識は一気に深まる。
競技名刺に自分の情報をできるだけ多く書き込めというのも、そういう理由。
犬が好きなら愛犬家と記載すればいい。
A型血液ならA型と記載すればいい
沖縄出身なら沖縄出身と記載すればいい。

そのような情報の中で、「地」は結束力や帰属意識を浮かべる要素となる。
その「地」を大事にする事は、支援者・応援者を増やす事に繋がる。
それは、資金調達にも好影響する。
プロ選手は、全国区でマスメディア活用したブランディングをすればいい。
アマ選手は、地域重視でバズマーケティングを用いたブランディングが必須。

Jリーグが何故、地域密着なのかを調べれば、
もっと詳細な答えが出てくるはずです。
アマチュア個人選手は、Jリーグ以上に地域密着であるべき。
だから、地域密着以上に、人密着であれ、と伝えています。

お笑い芸人に負けていられませんよ(笑)
posted by sports777 at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月13日

新興国がF1スポンサーで存在感

■ソース(Morningstar 2011/05/06)
http://www.morningstar.co.jp/news/blog/asia/2011/2q/b0506.html
■概略
F1に対してスポンサー(協賛)という形で進出する新興国企業。

F1はドライバー技量だけでなく、車の性能も重要な要素である為、
技術開発に年間で何10億〜数100億円という資金をチームが使っています。
この莫大な資金を賄うのがスポンサー企業。
スポンサー企業はマシンに自社ブランドを掲載して世界中のTVでブランド認知させたり、
F1チームと共同で自社製品プロモーションを行ったりして、売上げを伸ばす。

スポンサー企業として従来資金を出していたのは、フィリップ・モリス、JT(日本たばこ産業)、
ブリティッシュ・アメリカン・タバコなどの「タバコ」産業でした。

しかし、世界的なタバコ広告の規制の中、F1も例外ではなく現在はタバコ広告は禁止され、
それに代わるスポンサー企業が必要とされてきました。

2008年リーマンショックで、一部のトップチームを除いてF1チームはスポンサー獲得に
苦労するようになりましたが、そんな中でスポンサーとして進出してきたのが新興国企業。

 ・東南アジア最大のLCC(格安航空会社)である「エアアジア」
 ・インドでビール、航空会社などを持つ「キングフィッシャーグループ」、
 ・インド自動車メーカー「タタ自動車」、
 ・メキシコ通信大手「テルメックス」、
 ・ベネズエラの国営石油会社「PDVSA」、
 ・マレーシアの国営石油会社「ペトロナス」、
 ・アブダビの航空会社「エティハド航空」、、、、

このうち2011年からスポンサーとなった企業の1つにテルメックスがあるのですが、
この企業のCEOカルロス・スリム氏は今年3月に米経済誌「フォーブス」が発表した
世界長者番付でビル・ゲイツやウォーレン・バフェットを抑えてトップになった人物。
テルメックス以外にもメキシコの携帯電話会社のアメリカ・モビルなども所有しており
メキシコの通信・電話関連のドンともいえます。

かつて日本のバブル時代、F1ブームと相まってエプソン、キヤノン、パナソニック、
東芝、三井物産、集英社など今では考えられないほど日本の多くの企業が
F1チームのスポンサーとなりました。

それが今では殆ど日本企業スポンサーは見ることがなくなり、
代わって新興国企業の露出が増えてきたというのは世界経済の勢いをそのまま反映。

(参考)

・テルメックスが今年スポンサーとなったF1チームには日本人のF1ドライバーである
 小林可夢偉(カムイ)選手がエースドライバーとして在籍しています。

・新興国企業以外にもFX(外国為替証拠金取引)事業を営むFXPROやMIG BANK
 などもF1チームのスポンサーとなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふむふむ、新興国企業、強し。
バブル時代の日本企業スポンサー群が懐かしい。
(そうか、集英社さんもF1スポンサーだったのか・・・)

カムイが頑張っていますが、どうも寂しい。
日本メーカー、日本スポンサーに復活してほしい。
それは理想論か、、、
F1を目指すドライバーが、海外流出する流れがいいのか悪いのか、、、
F1はスポーツでありながら、ビジネス要素も濃いから、
経済状況と直結してしまいますわねえ。

posted by sports777 at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポーツでも新興国が台頭、F1もBRICsの時代

■ソース(Morningstar 2011/04/15)
http://www.morningstar.co.jp/news/blog/asia/2011/2q/b0415.html
■概略
01年にゴールドマン・サックス調査チームがBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)
を定義してから10。それ以来BRICsや新興国という言葉は多くのメディアを介して
世界に発信され、今では多くの人がBRICs・新興国という言葉を知る。

新興国は主に経済・投資面で報道され注目を集めてきましたが、
スポーツの世界でもその台頭ぶりは目を見張る。

特に、オリンピックやサッカーW杯と並ぶ世界3大スポーツイベントの1つのF1。

F1は自動車レースの最高峰とされ、年間20レースが開催される。
そのF1の開催地について1998年と2011年を比較してみるとある傾向が見える。
1998年開催地は下16か国で、世界の主要国が開催地を占めていました。

  1. オーストラリア
  2. ブラジル
  3. アルゼンチン
  4. サンマリノ
  5. スペイン
  6. モナコ
  7. カナダ
  8. フランス
  9. イギリス
  10. オーストリア
  11. ドイツ
  12. ハンガリー
  13. ベルギー
  14. イタリア
  15. ルクセンブルク
  16. 日本

今年2011年は20戦に拡大され、中国、マレーシア、トルコ、インド、アブダビ(UAE)、
バーレーンと1998年とは打って変って新興国が開催地として多く選ばれています。

  1. バーレーン(政情不安によって中止・延期に)
  2. オーストラリア
  3. マレーシア
  4. 中国
  5. トルコ
  6. スペイン
  7. モナコ
  8. カナダ
  9. ヨーロッパ(実際にはスペインで開催)
  10. イギリス
  11. ドイツ
  12. ハンガリー
  13. ベルギー
  14. イタリア
  15. シンガポール
  16. 日本
  17. 韓国
  18. インド(今年初開催)
  19. アブダビ
  20. ブラジル

今年のF1で注目されるのはインドで初開催されること。

F1は4年に1度のオリンピックやサッカーW杯と違って毎年開催され、
世界187か国でテレビ放送されている巨大スポーツ(スポーツビジネス)。

その為、多くの利権が絡み、開催には数十億を支払う必要があると言われており、
資金供給企業(スポンサー企業)がいないと開催は困難。

そんな新興国が増えてきているということは新興国の経済成長の証。

今後F1開催地として2014年ロシア(ソチ)が加わることが決まっています。
2014年はソチ冬季オリンピックが開催される為、F1は2015年に延期されるという
話もありますが、いずれにせよこれでBRICs全ての国でF1が開催されます。

F1開催地の変化を見ていくと世界における各国経済力が見えてくるような
感じがしませんでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Morningstarで、
F1開催地変化を経済力に絡めた話題を記事化しているとは意外。
確かに以前、BRICsがかなり注目されていました。
経過を見ると、ゴールドマン様のおっしゃる通り、
金のある所にF1有りの構図がはっきり見える。

中国も凄いけど、インドもどうなっちゃうんだろ、
新たな世界レベルのF1人気が始まるのか?
ちょっと、昔は、想像できないF1をい取り巻く周辺環境に変化してきています。

金の掛かるスポーツだから、金を外して考えられないが、
日本はどうなる?
金というモノサシでも、他の要因でも、どうしても懸念されます。

今こそ目覚めよ、日本のモータースポーツ、
日本のF1環境!

posted by sports777 at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月10日

上智大学ソフィアレーシング、ありがとう

当ブログ読者にモータースポーツ関係者も多いと思いますが、
「学生フォーミュラ」は御存知ですかね?

032[1].jpg
http://www.athleteyell.jp/sophia_racing/
http://www.sophia-racing.com/index.html
アスリートエールでは、「上智大学ソフィアレーシング」を掲載しており、
詳しくは、ページをチェック願いたいのですが、
現在、2011年度パートナー企業をまとめているとの事で、
弊社も掲載して頂きました(下から2段目の右)。
http://www.sophia-racing.com/index.html

ソフィアの皆さん、ありがとうございました。恐縮です。

マシンやスタッフウェアにもロゴを入れて頂けるようで、感謝!
自動車関係会社が多い中で異質だと思いますが(笑)

上智大学ソフィアレーシングは、2003年から2008年に、
全日本で4度優勝している強豪チーム。
歴代、赤いマシンが格好いい。
特にフロントノーズの曲線美がgood。

四谷の上智大学に、マシンを観に行く機会がまだ達成できていなくて、
早く見てみたいのですが、レーシングカートとFJ1600の間、的なイメージ。
全長2.8m、車重230kg、排気量600cc、出力103ps、
こりゃ結構速いぞ、軽くて振り回すのが楽しそう。
フレーム設計から自分達で行なっているのが凄い所。
そう、学生フォーミュラは、速さを競うだけでなく、
マシンを作るというモノづくり要素も問われるポイントだから、
各大学で設計思想が変わってくる。
だから面白い。



頑張れ、上智sophia !
posted by sports777 at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BtoB企業のスポンサーメリットの訴求ポイント

■ソース(船井総研のコンサル事例より)
http://www.funaisoken.co.jp/site/column/column_1238394250_0.html
■概略
BtoB中堅給食受託企業が、J リーグのスポンサーを活用して業績拡大!
(株式会社 LEOC)
新しい業務拡大の切り口としてのスポンサー活用
給食事業LEOCは、業務拡大の切り口として横浜FCとスポンサーシップ。
「アスリート食」という新分野のイメージを定着・拡大に成功。
同社は病院食事や社員食堂の受託業を中心に業績を伸ばしてきた。
更なる業務拡大として、「食事を通じて健康な体を手に入れる」という
健康・食育関連分野を主なテーマとして設定した。
◇横浜FC支援を通じてスピーディーな認知度アップ
給食受託会社は、エンドユーザーに直接顔が見えづらい。
裏方的な同社が「健康・食育」というイメージを浸透させ、
認知度を上げるには、直接的ではなく間接的アプローチが必要であった。
その間接的アプローチが横浜FCとのスポンサーシップ契約。
食事支援を通じてチームのサポートを開始。
◇様々な業界からの問合せ増加→業務拡大に大きく貢献
認知度が大きく向上し、様々な業界からの問い合わせが増えた。
横浜FC支援を通じた「アスリート食」が認められ、
現在はトップリーグの食事支援も行っている。
又、都内71校で行う食育講習や食育サッカークリニック等の開催で、
商品販売の場で他社タイアップを行う等、活動の幅を広げている。
これらの活動もスポンサーとして認知度が高まる以前と現在では、
エンドユーザーに対する浸透力が大きく違う。
「横浜FCを支援するLEOC」とのイメージは強く、信頼性が大きく向上。
◇採用コスト、教育費の低減
M&Aで過去3度、社名変更=度重なる社内環境変化は、社員一体化の弊害。
社員が同じ方向を向く為の指針が、「横浜FCの支援をしている会社」。
誰もが知るチームの支援会社として、社員のロイヤリティを高める効果。
パートスタッフのロイヤリティ向上は非常に大きな効果をもたらした。
給食受託業務は、労働集約的な産業で、パートスタッフ確保は大きな課題。
チーム応援というロイヤリティは、退職率の低下という結果にも現れた。
採用コストだけでなく、教育コスト削減にも繋がり、経費削減に直結した。
◇リクルート活動への貢献
スポンサーになったことで、新卒学生の応募者が格段に増えた。
スポーツビジネスに関する学生の興味は非常に高く、アスリートの
栄養サポートをしたいというニーズも多く、応募する学生が多くなった。
2008年入社予定の採用活動は、横浜FCスポンサーを前面に打ち出し、
首都圏の応募総数は、前年比の137%に増加。
◇受託チャネルの拡大による業績アップも実現
スポンサーになったことで、直接的な業績アップにも繋がった。
スポンサー同士のネットワークが広がりは、大きなメリットのひとつ。
スポンサーネットワークで、新しい販売ルートを獲得。直接的な業績UP。
◇今後のスポンサーシップの契約について
スポンサーシップは、直接的メリットを図る事が出来ないと言われる。
しかし、同社にとっては直接的な業績アップだけではなく、
採用活動メリット、社員モチベーションのメリット等、様々な享受。
スポンサーシップのメリットは多くあり、費用対効果は充分にある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちょっとソースが古いかもしれませんが(2009年4月)、
BtoB企業のスポーツ・スポンサーシップの利点が判ると思います。

スポーツ・スポンサーシップは、消費者と直接関係にあるBtoC企業なら
スポンサーメリットを提示しやすいが、BtoB企業は難しいと考えがち。
だから、スポンサー候補企業をリスト化する際、
BtoB企業を外してしまうスポンサー営業マンも少なくない。
だからこそ、上記の事例情報は貴重ですよね。
BtoB企業でも十分費用対効果が出たという実績話ですから。

BtoCでもBtoBでも共通するのが、売上UPとブランドUP。
御金の取り所が異なるだけで、着地点は一緒。



もう1つ大事な事・・・
BtoB企業の顧客の顧客の顧客の顧客・・・と辿れば、
必ず行き着く所はCである。つまり消費者でありファン(潜在ファン)。
だから、BtoB企業も間接的にCを大事にしなくちゃいけない。
スポンサー交渉時にここをプレゼンする必要もある。

posted by sports777 at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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