http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20110404-OHT1T00030.htm
■概略
ユニホームから“東電”消えた!原発影響で自粛…F東京
FC東京は3日、慈善試合に、ユニホーム背部の「TEPCO」(東京電力)の文字を
布で覆い隠して臨んだ。
東京電力は主要株主でユニホームスポンサーだが、福島第1原発の事故で
広告を自粛する意向がクラブ側に伝えられていた。
すでにクラブハウス看板も撤去し、ホーム公式戦でもピッチ看板は置かない予定。
先方から『当面、広告供出は控えて欲しい』と連絡があった。関係する供出は
すべて自粛ということだった」とFC東京・社長。先週、東京電力側から要請だった。
ただ現状では、スポンサー契約等に変更はないという。
小平グラウンド看板も撤去し、公式サイトのスポンサー一覧からも名前を消している。
東京電力は99年クラブ創設時からのユニホームスポンサーであり、5%弱の株式を
持つ主要株主のひとつ。だが、3月11日の震災後に福島第1原発で事故が起こり、
事前の安全設計のずさんさや事故後の対応のまずさに対し、批判が集まっている。
東電への苦情や脅迫が頻発しており、都内の社員寮や関連施設の表札は、
テープで「東京電力」の文字を隠しているのが現状。
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スポンサーシップにおいて、スポンサーサイドから広告露出取り下げというケース。
不祥事・事故・事件等の、協賛金を出す側のネガティブ要因は、
契約書に従って対処するしかない。
協賛金を受ける側にネガティブ要因が発生した場合は、
出す側からの協賛取り下げや賠償の問題に発展する。
(スポンサーシップは、出す側と受ける側は、50:50の関係が基本)
今回の件は、クラブもファンも、受け止め方が難しいと思うが、
ちょっと状況を見守るしかないですよね。