http://www.asahi.com/sports/spo/TKY201104150109.html
■概略
バスケットボールbjリーグ・仙台89ERS、、、、
4月、スポンサー企業の被災見舞い。例年なら契約料アップをお願いする
時期だが、今年は金額交渉どころか「お互い頑張りましょう」としか言えない。
5月22日閉幕の今季は活動を休止した。
今秋開幕の来季に向け、契約はチーム存続にかかわる。
5月末にはbjリーグ側による経営状態の審査があり、来季参戦の可否が決まる。
今季は、創設以来初めての黒字が目前だった。実績に心配はない。
しかし見通しのチェックは厳しくなるだろうと中村は覚悟している。
例年、年間予算はbjリーグでは中規模の約2億5千万円。
来季は入場料収入も読みにくい。選手を減らし、外国人の3人枠を使い切らない
選択も頭にある。試合会場の演出も削減対象。「練習や試合ができるようになれば
済む部活動や企業チームと違って、プロの活動再開は長い取り組みになる。
お金を回していかなければならないから」
岩手県釜石市の社会人ラグビー、釜石シーウェイブスはアマチュアだが、
スポンサーと個人、法人の会費を土台に運営している点で事情は似ている。
2部にあたるトップリーグイーストに所属し、年間予算は約7千万円。
被災した企業からスポンサー料、会費を取らないことにしたので約3千万円の減収。
5月15日に恒例の招待試合で「復興」の第一歩をアピールするが、
経済的な先行きは楽観できない。
「普段は地域の人々に広く支えてもらっているクラブだが、非常時には全国的な
ブランド力が頼りになる」と主務の仲上太一は話した。
bjリーグ仙台の中村も、東京や大阪の企業にもスポンサーの話を持ちかける。
チアリーダーによる避難所での体操教室に同行し、地域に支えられていることを
実感しながら言った。「一企業に頼ると危ないが、地域密着も大災害に遭うと
ひとたまりもなかった。全国的な広がりも必要。それを考えておかなければならない
チームがほかにもあるかもしれない」
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仙台・釜石共に、大きな打撃で大変な状況と思います。
今回は有事と言えますが、
平時であっても、
例え地域密着チームでも、全国ネットの企業スポンサーは必要ですよね。
総合型地域スポーツクラブという方向性が今後も伸びるので、
地域密着思想は、今後益々深くなるかもしれませんが、
やはりソシオのような会員(収入)のみに頼る形は、まだ日本に根付いていない為、
地域の大手・中小・零細企業に協賛を頼る事が必須ですが、
もう一歩、できる事なら、その地域に何かしらの関係がある全国クラスの大手企業に
入ってほしいものです。
確かに、上記記事のように、有事であれば尚更と言えるのかもしれません。
仮に、仙台に支店が無い全国ネット企業を、仙台に投資して頂く為にも、
何かしらの関係性・動機付けを企画提案する事になりますが、
無論、広告露出効果に繋げられればいいのですが、
それも難しい場合、CSRテーマで絡めて行く事が一策になるはず。
某チームでも、全く関係性が無いと思われる法人が、
地方チームのメインスポンサーになっているケースもあるので、
この非常事態時に、安易な事は発言できないですが、
何とか、東京・大阪でスポンサー契約を実現してほしいです。
仙台出身の全国ネット企業の役員も多く存在するはずですから、頑張ってほしいです。
こちらで貢献できる事として、その辺り、少し当たってみるかあ。