http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110212/oth11021212010005-n1.htm
■概略
次代の日本女子フィギュア界を担うニュー・ヒロインとして期待されている
16歳の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が急成長。
早くも大ブレークの予感を漂わせている。
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帰国して一番やりたいことを問われると、「今はカレーうどんが食べたい」と発言。
早速、空港内のうどん店に駆け込み、カレーうどんに舌鼓を打った。
海外から帰国して真っ先に日本食が食べたくなる心理はよく理解できるが、
村上の「カレーうどん」発言には意外と思った人も多かったかもしれない。
だが、名古屋ではひつまぶし、きしめん、味噌カツ、手羽先などと並んで
カレーうどんは名物のひとつ。
メニューがカレーうどんのみの「カレーうどん専門店」もあるほどだ。
昨年1月には、カレーライスと比べて存在感の薄いカレーうどんの消費拡大を
目指して、業界有志らが「カレーうどん100年革新プロジェクト」なるものを立ち上げ。
カレーうどんの発祥については諸説あるが、全国的に普及してちょうど100周年
になるのだとか…。今回の村上の発言で、再びカレーうどんが脚光を浴びることに。
彼女が今年ブレークすることで、一気に“カレーうどんブーム”が到来するかも?
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アスリート面談の際、
できるだけ、出身・小中学校・地元関係度・親ネットワーク・現在居住地等を
聞くようにしています。
何故なら、これからブレイクすべき選手には、
地域密着、いや、ファン(個人)密着が必須であり、その関係性を探る為です。
アマ選手のスポンサー獲得面に大きな影響を及ぼします。
上記記事は、そのOne of them。
村上選手の名古屋に絡まった話ですよね。
これで、カレーうどん関係会社からのオファーも入る事でしょう。
村上選手程の戦績が無いアマ選手でも、これは大きく関係する話です。
地元企業であれば、スポンサーメリットを作りやすく、寄与度が高いですからね。
あ、それと、選手には面談時に収入源・年収なども細かく聞きますね。
サラリーマン等は、基本的に自分の年収をさらけ出すのは嫌がりますが、
アスリートが企業スポンサーをつけて競技資金をほしい・・・という時に、
人事コンサル的に、その人の金周りを聞き取るのは当然。
守秘情報なので他者にはもちろん言いませんが、
その収入源(殆どがアルバイト)をいじる(増大)事もできるかもしれないし、
そのアルバイト先へのスポンサー依頼も含めてリサーチします。
その選手の競技戦績情報は、大雑把でいい。
過去がチャンピオンであろうと、万年下位であろうと関係無い。
重要なのは「未来戦績」である。
そして「人間力」と「企業寄与精神」である。
現在の企業スポンサー獲得は、広告というモノサシで判断されているケースが多い。
プロなら当たり前。
リーチを望む企業も多いですしね。
しかし、リーチを作れないアマ選手の場合、
戦績TOPでテレビに出ないのは、最初の分析条件なのだから、
そこをいじっても意味がなく、
企業への貢献を、広告リーチ以外で作らないといけない。
そうなると、選手の詳細な分析が必要で、
何に絡められるかを考えないといけない・・・全てをさらけ出す情報が必須である。
だから、選手面談には時間がかかる。
1人3,4時間は当たり前。6〜8時間ぶっ通しというケースも少なくない。
アマチュアに企業スポンサー付けするのは困難という、スポーツビジネス関係者は多い。
しかし、それは、広告というモノサシで見ての話だし、
プロに比較して、利益率が低過ぎてやっていられないというモノサシからであり、
殆どの方が手を出さないですよね(笑)
しかし、金の卵のボトムを生かさないと、
TOP域の仕事は目減りする。
だから、スポーツ界の底上げは、ボトムをいじらないと。
もっともっと、
スポーツベンチャー的に、優秀な人材が、アマに目を向ければいい。
いや〜大変ですよ、現実は。
アスリートエールでも130人と繋がっていますが、
(繋がり度はまちまちですが)
そりゃあ大変ですが、言い訳できないし、社会意義が高いと思っているので
パワーをかけているのですが、
もっと多くの優秀人材や関係者が、ボトムに目を向けるべき。
あら、また話が脱線してますね。
毎度毎度、スミマセン。
それにしても、村上選手、アスリートエールに掲載してほしかったなあ、
ほんの少し、タイミングが遅かったなあ。