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2011年02月12日

“カレーうどん娘”村上佳菜子ブレーク・・・アスリートは地域重視であれ

■ソース
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110212/oth11021212010005-n1.htm
■概略
次代の日本女子フィギュア界を担うニュー・ヒロインとして期待されている
16歳の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が急成長。
早くも大ブレークの予感を漂わせている。
・・・・・
帰国して一番やりたいことを問われると、「今はカレーうどんが食べたい」と発言。
早速、空港内のうどん店に駆け込み、カレーうどんに舌鼓を打った。

海外から帰国して真っ先に日本食が食べたくなる心理はよく理解できるが、
村上の「カレーうどん」発言には意外と思った人も多かったかもしれない。
だが、名古屋ではひつまぶし、きしめん、味噌カツ、手羽先などと並んで
カレーうどんは名物のひとつ。
メニューがカレーうどんのみの「カレーうどん専門店」もあるほどだ。
昨年1月には、カレーライスと比べて存在感の薄いカレーうどんの消費拡大を
目指して、業界有志らが「カレーうどん100年革新プロジェクト」なるものを立ち上げ。
カレーうどんの発祥については諸説あるが、全国的に普及してちょうど100周年
になるのだとか…。今回の村上の発言で、再びカレーうどんが脚光を浴びることに。

彼女が今年ブレークすることで、一気に“カレーうどんブーム”が到来するかも?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アスリート面談の際、
できるだけ、出身・小中学校・地元関係度・親ネットワーク・現在居住地等を
聞くようにしています。
何故なら、これからブレイクすべき選手には、
地域密着、いや、ファン(個人)密着が必須であり、その関係性を探る為です。
アマ選手のスポンサー獲得面に大きな影響を及ぼします。

上記記事は、そのOne of them。
村上選手の名古屋に絡まった話ですよね。
これで、カレーうどん関係会社からのオファーも入る事でしょう。
村上選手程の戦績が無いアマ選手でも、これは大きく関係する話です。
地元企業であれば、スポンサーメリットを作りやすく、寄与度が高いですからね。


あ、それと、選手には面談時に収入源・年収なども細かく聞きますね。
サラリーマン等は、基本的に自分の年収をさらけ出すのは嫌がりますが、
アスリートが企業スポンサーをつけて競技資金をほしい・・・という時に、
人事コンサル的に、その人の金周りを聞き取るのは当然。
守秘情報なので他者にはもちろん言いませんが、
その収入源(殆どがアルバイト)をいじる(増大)事もできるかもしれないし、
そのアルバイト先へのスポンサー依頼も含めてリサーチします。

その選手の競技戦績情報は、大雑把でいい。
過去がチャンピオンであろうと、万年下位であろうと関係無い。
重要なのは「未来戦績」である。
そして「人間力」と「企業寄与精神」である。

現在の企業スポンサー獲得は、広告というモノサシで判断されているケースが多い。
プロなら当たり前。
リーチを望む企業も多いですしね。
しかし、リーチを作れないアマ選手の場合、
戦績TOPでテレビに出ないのは、最初の分析条件なのだから、
そこをいじっても意味がなく、
企業への貢献を、広告リーチ以外で作らないといけない。
そうなると、選手の詳細な分析が必要で、
何に絡められるかを考えないといけない・・・全てをさらけ出す情報が必須である。

だから、選手面談には時間がかかる。
1人3,4時間は当たり前。6〜8時間ぶっ通しというケースも少なくない。
アマチュアに企業スポンサー付けするのは困難という、スポーツビジネス関係者は多い。
しかし、それは、広告というモノサシで見ての話だし、
プロに比較して、利益率が低過ぎてやっていられないというモノサシからであり、
殆どの方が手を出さないですよね(笑)
しかし、金の卵のボトムを生かさないと、
TOP域の仕事は目減りする。
だから、スポーツ界の底上げは、ボトムをいじらないと。
もっともっと、
スポーツベンチャー的に、優秀な人材が、アマに目を向ければいい。

いや〜大変ですよ、現実は。
アスリートエールでも130人と繋がっていますが、
(繋がり度はまちまちですが)
そりゃあ大変ですが、言い訳できないし、社会意義が高いと思っているので
パワーをかけているのですが、
もっと多くの優秀人材や関係者が、ボトムに目を向けるべき。

あら、また話が脱線してますね。
毎度毎度、スミマセン。

それにしても、村上選手、アスリートエールに掲載してほしかったなあ、
ほんの少し、タイミングが遅かったなあ。

posted by sports777 at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラフアイデアにアクション策は眠っている

■ソース
http://rocketnews24.com/?p=72962
■概略
ネットユーザーが考えた相撲界の復活の秘策!
マゲにカメラを仕込んで力士視点放送
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子供じみた発想と、笑うなかれ。
これを笑うのであれば、実現可能な代案を出せ・・・と言える。

誰かの発想に、論評は誰にでもできる。
一方、発想できる人は少ない。
だから、ダメだダメだと言う前に、こうしたらどうだろうという、
脳ミソ稼働が必要。
最初はラフなブレストでいい。
しかし、そこから現実的な種が生まれる。
そして、語るだけでなく、アクション化するのは極僅か。
ハイクラスなビジネスでも、最初はラフから始まる。

人間、30年、40年も生きていると堅くなる。
自然と周辺環境が優先されてくる。
安定する程に、それが当たり前となり、ハングリー精神も落ちる。
世間のモノサシが自分のモノサシになる。
元来の自分のモノサシで死ぬまで行けばいい。
言いたいことは、
今の時代、ビジネスにおけるプロとアマチュアの境が無くなってきている事と、
(ラフアイデアから現実アクションに起用されるチャンスはある)
企画戦略のプロこそ、
こういった、おいおい、それは無いだろ・・・と言われるような土壌に
目を光らせている事と、
論評する前に、まずは自分で考えた案を出す事が最重要という点。

何故こんな話を書くか?
スポーツビジネス界の堅さや、横の流れの少なさから、
自由力をもっと上げなくてはならないという観点から
この記事話題に絡めて、書いています。


相撲に関しては、
昔、某世界TOP企業と絡めて、世界トーナメントを提案したことがある。
国技衰退を心配された10年以上前かな。
絶対的日本人スターを作るべき時期に、アホかと言われました。
こういう論理で考えて、スポンサーも付くので、
そのアホの意味がわかりませんとプレゼンしても撃沈させられた記憶がある(笑)
超簡単に言えば、
海外の眠った相撲ファンを表面化させて、国内をあおるシミュレーションであったが、
現在の相撲問題を見ると、
何かしらのゼロスタート策をスタートさせるかどうか、岐路にあるのでは?
今や、相撲プロリーグ新設くらい、ぶっ飛んだアイデアを机上論議すべき時にきている。
こういう時に、
過去の常識に捉われず、ラフアイデアの中に、現実アクション策が眠っていると
言いたい・・・・のであります。

何でもいい、いいものは即アクション。
大企業的ではなく、ベンチャー企業的に、スピードをアイデアを持って勝負。
財団であろうと国絡みであろうと何であろうと、
何でもいい、改革が必要です。


マゲにカメラ・・・いいじゃないですか。
迫力あるシーンが撮れるかもしれない。
最近は映画で見慣れていると思いますが、動物目線と言う事で、
動物の背中にカメラを背負わせて映像を作るケースもあるし、
ちょっと違ったものでは、
猪木さんがプロレス中継で、3Dのスローモーション映像を採用した事があり、
新鮮に映りました。
モータースポーツでは、タイヤハウスにカメラを仕込んで、路面ギリギリの
迫力ある映像を使って、スピード感を訴求していますし・・・

出身地域強調・・・いいじゃないですか。
総合型地域クラブスポーツ構想に通ずるし。

プロ・アマ問わず、ラフアイデアを出し、
日本相撲協会は、柔軟な発想を机上論議するべき。
無論、問題解決が先ですが、
未来アクション策は同時進行した方がいいですよ。

そんなアホな・・・と言う人は多いですが、
何故アホなの?を、マクロ解析からミクロ分析をして、
論理的に説明できる人は少ない。
そもそも、否定する前に、代案を出す習慣が、スポーツ界には必要。
posted by sports777 at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デフリンピック冬季大会、2月18日スタート

■ソース
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021201000117.html
■概略
聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」冬季大会が2月18〜26日に
スロバキアで開かれる。日本から21人が参加する予定だが、
身体障害者の「パラリンピック」に比べ知名度は低く、「応援して」と呼び掛けている。

「遠征費や用具代で既に150万円の持ち出し」
スノーボード日本代表で選手団主将の原田上さん(34)は手話通訳を介し、
厳しい懐事情を訴えた。
生まれつき耳が聞こえない。
平日は医療機器製造工場で働き、週末に北海道や長野県に遠征。
デフリンピック2大会連続で金メダル獲得、今回世界初の冬季同一種目3連覇を目指す。
だが活躍はあまり知られておらず、スポンサーも付いていない。
2006年度の内閣府調査では、パラリンピックを知っている人が94・0%だったのに対し、
デフリンピックはわずか2・8%。
耳が聞こえないという意味の英語「デフ」とオリンピックを合わせたデフリンピックは
4年に1度開催。歴史はパラリンピックより古く、夏季は1924年、冬季は49年に始まった。
連絡先は全日本ろうあ連盟デフリンピック派遣委員会事務局、電話03(3268)8847。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日、関係者に御話を聞いた。
デフリンピック自体は以前から知っていましたが、
パラリン認知率94%に対し、デフリン認知率2.8%というのは、上記記事で知った・・・

足や手を失った方々に対して、ろうあの方は健常者との見分けがつかないので、
訴求方法が難しいとの事。スポンサー交渉も難しいとの事。

よし、難しいならやる!
簡単なものにはあまり興味が無いので、ちょっと勉強させて頂いて、
状況把握してから戦略を考えましょうという流れにしました。
デフリンそのものではないのですが、ちょっと絡みます。

パラリンピックはオリンピックと連動開催という形で、世の人々に認知を高めた。
スペシャルオリンピックスもデフリンピックも、そういう観点から見ると独立開催。
連動開催交渉は時間が掛かるので、まずは、味方作りかな。
単独競技の小さい所から開始して、大きな所まで行きましょう。
秋には、変革を報告します。


posted by sports777 at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地域密着の前にファン密着

■ソース(河北新報2011年02月12日)
http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110212_01.htm
■概略
「初めはそんなに期待していなかったんですが、だんだん引き込まれてしまって」。
秋田ノーザンハピネッツを観戦した人から、よくこんな話を聞く
▼男子プロバスケ、bjリーグに今季から参戦。身長2メートルもある選手たちの
迫力あるプレーやゴール下の激しい攻防、チアリーダーの華やかなダンス、
ピンクのタオルを掲げながらの会場一体となった応援。楽しくないはずがない
▼県内で数多くの飲食店を経営する秋田市の佐藤公重さん(62)も、その魅力に
はまった1人。会社はスポンサーに名を連ねる。応援する理由はほかにもある
▼チーム運営会社は社長の水野勇気さん(28)ら若者たちが中心になって創設し、
リーグ参入の道を開いた。秋田の大学を卒業したとはいえ、東京出身の水野さん
のような若者が地元のために頑張ってくれるのが何よりうれしい
▼プレー中に勢い余ってコートから飛び出した選手が接触して広告のボードが
壊れた時、すぐ若者が出て来て修理していた。それが水野さんだった。
「スポンサーも大事にしてくれている証拠」と佐藤さん
▼チームの成績は東地区で下位に低迷しているが、観客動員はリーグトップクラス。
昨年暮れのホームゲームには3500人を超える人が詰め掛けた。
応援の輪は着実に広がっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほんわか、いい感じです。
新規bjが今後増えますが、頑張って下さい。


全般論・・・
地域密着という言葉よりも、もっとミクロに、ファン密着。
エリアよりもパーソナル。
パーソナルを重視していると、結果的にエリアをカバーする。
精神論で行けば、エリアよりも人を見る。
マーケティング論でも、今や複数を狙う時でさえ、個のターゲットを想定するのだから、
スポーツも、
地域密着の前に、人密着、ファン密着であれ。
これはチームアスリートも個人アスリートも同じ。
posted by sports777 at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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