■ソース
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20101007/CK2010100702000100.html?ref=rank
■概略
今季、地域リーグに転落した刈谷市の市民サッカークラブ、FC刈谷が存続の危機。
1年での日本フットボールリーグ(JFL)復帰を目指したが、2試合を残してリーグ2位。
昇格は困難。スポンサー離れに拍車がかかるのは必至。
クラブ会長は、「来年もチームを続けられるか、財政的に厳しいのは事実」と述べ、
来季以降の存続が微妙であることを明らかにした。
昨年4700万円だった収入が、地域リーグに転落した今年は3300万円余に激減。
これが維持できれば、支出の少ない地域リーグには参加し続けることができる。
だが「1年でJFLに復帰するなら」などと支援に条件を付けたスポンサー企業が多く、
“公約”を果たせなかったために来年の収入はさらに1000万円は減るとみられる。
同クラブは今年から、会長を無報酬にするなど、できる限りの経費節減策を講じた。
会長は「安定的なチーム運営にはメーンスポンサーが必要だが、これだけ経済情勢が
悪いと厳しい」と話している。
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愛知県のNPOクラブ・・・・
たすき募金¥500*今日時点で701口=¥35万(目標:JFL加盟金¥1000万)
うーん、頑張れ。
振込先
http://www.fckariya.jp/report/news_tasukibokin.html
99%の選手がPush型企画書・価格不相応で成約できない→ここを改善すれば獲得率は上がる!
2010年10月15日
FC刈谷、存続の危機
競泳男子背泳ぎ、古賀就活必死「広告塔やる」
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20101014-OHT1T00316.htm
■概略
競泳男子背泳ぎの古賀淳也(23)=スウィン埼玉=、
アルペンスキー男子回転の皆川賢太郎(33)=竹村総合設備=らが14日、
都内で企業のアスリート支援の説明会に出席。
就活中の古賀は、43社の人事担当者を前に「経済的地盤を固めてロンドン五輪で金メダルを
取りたい」とアピールした。
昨年の世界選手権で金メダルを獲得した古賀だが「思ったより(スポンサーの)話はこなかった」。
現在はプール使用料などの支援は受けているが、給料収入はなく「親の手を離れていない」状況。
アジア大会(11月、中国)後の12月から就活を再開する予定で「企業のためなら率先して広告塔
もやりたい」と訴えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
競泳は、テレビ露出があるので、他のマイナー競技から比べれば有利。
テレビ露出もなく、観客も超少ないという競技もありますから。
テレビ露出のメディア効果を打ち出しながら、
企業への個別メリットを訴えてほしいですね。
企業にスポーツ選手が雇用訴え
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101401000919.html
■概略
競技に打ち込めるよう安定した雇用やスポンサーを求めるアスリートと企業を
結び付けるための説明会が14日、東京都千代田区で開かれ、
アルペンスキー皆川賢太郎選手(竹村総合設備)や競泳の古賀淳也選手(スウィン埼玉)ら
現役選手が、企業の人事担当者らにスポーツ選手を雇用するメリットを訴えた。
経済同友会がJOCの要請に応じて初開催し、会員の43社が参加した。
現在、所属企業がない古賀選手は「スポーツ選手は目標を持って取り組む力がある。
ビジネスにも共通していると思う」とアピールした。
参加した企業には就職を希望する20〜30代の現役選手31人のリストが配布され、
関心のある企業が今後、個別に採用を進めるという。
不況で企業のスポーツ離れが進む中、JOCは企業側の負担を軽くするため
「1社で1人の支援」を呼び掛ける。バレーボール五輪金メダリストの荒木田裕子理事は
「来年は大阪や北海道など地方にも広げ、アスリートが安心して競技に打ち込める環境を
つくりたい」と語った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これ、聞きたかったな。
スポーツ選手・雇用メリットを、選手がどうプレゼンするのか、全て聞いてみたかった。
雇用マッチングとスポンサーマッチング、
評価ポイントが全く異なりますが、
こういう会が始まった事はいいですよね。
就職難の時代だから、企業サイドは、CSR面での採用か、又は通常人材判定か、、、、
経済同友会が集合をかけたとなると、1部上場企業ばかり43社と思いますが、
しかも人事担当者が43人以上も?
豪華な就職セミナーだ。
人事採用となると、あくまでも雇用でのマッチング・チャンスで、
スポンサーはこの会では別扱いとなるだろうが、
31人の選手は、物凄いチャンスを得ていますね。
2010年10月14日
競泳・松田丈志、スポンサー獲得
■ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101013-00000047-mai-spo
■概略
08年北京五輪の競泳男子200mバタフライ銅メダリストで、
スポンサー探しが難航していた松田丈志(26)=東海(とうみ)SC=が、
九州を中心にドラッグストアをチェーン展開する「コスモス薬品」と契約。
13日に発表し、17日に福岡市内で会見を開く。
松田は、北京五輪当時はミズノ所属
→2009年末レオパレス21・スポンサー契約解除
→約400社の企業に手紙を送るなどして、スポンサー探し
コスモス薬品は社長が松田と同じ宮崎県延岡市出身だった縁から契約。
12年ロンドン五輪まで、メーンスポンサーとして年間活動費の半分を負担。
そのほかは延岡商工会議所が中心となり、宮崎県内企業などから支援金を募る。
松田は「ロンドンへの本当のスタートが切れる。ギアを入れ替えて頑張りたい」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当ブログでも、何度か取り上げて、松田選手と接触したい位でしたが、
メインが決まったようで、良かったですねえ。
ブログ読者のアマチュア選手には、
契約へ至る入口が何かを、記事から読み取ってほしいです。
これって、非常に小さい事のように思えますが、実は非常に大きい。
入口さえ掴めれば、後はスムーズに行くケースも多いですしね。
スポンサー企業とファンの関係
■ソース
http://www.topnews.jp/2010/10/13/news/f1/drivers/kamui-kobayashi/25403.html
■概略
日本GPで活躍を見せ、世界中で評価を高めている小林可夢偉(ザウバー)に、
日本企業からの支援が増えることを、日本中のファンが期待している。
ザウバーは、昨年までBMWがオーナーになっていた。
しかし、BMWは昨年限りでF1を撤退。
急きょチーム創設者のペーター・ザウバーがチーム代表に復帰し、
なんとかチームは存続。
だが、いまだスポンサー数は少なく、財政的には苦しい状態が続いている。
来季はメキシコ大手通信会社テルメックスがパートナーになるものの、
日本GPでの可夢偉の活躍を受け、チーム首脳陣も日本からの支援が
増えることを期待するとのコメントを残していた。
また、数日前からは大手家電メーカーのパナソニックがザウバーと
可夢偉を支援するとの報道を出始めた。
パナソニック側からの正式なコメントは出ていないが、すでに日本のファンは
日本企業による大規模な支援を期待。インターネット上ではパナソニックによる
支援を求める意見も増えきた。
Yahoo!ニュース内のコメント欄にも「これからは、優先的にパナソニック製品
を購入致します」や、「もしカムイのスポンサーについてくれたらパナソニック製品
買っちゃうよ!」、「可夢偉をよろしく」など、パナソニックへ向けたファンからの
メッセージも書き込まれている。
パナソニックによる支援発表を、日本中のファンが待ち望んでいる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
応援する選手のスポンサー企業製品を買おうとするファン心理は大事です。
特にコアファン程に、その反応が強いですから、
どれだけコアファンが選手の裏側に付いているか、、、、
これは企業が気にするポイントの1つ。
ファンクラブや後援会がある選手は、その数が可視できますし、
コア以外の人数もある程度読める。
企業にとっては、大きなマーケティング対象。
そこからの広がりを展開できるし、
広告費を払わなくても、広告効果を生んでくれるケースも少なくない。
(ちなみにアスリートエールは、あえてファン数を見えるようにしています)
ファンを増やすには、ただ単に黙々とストイックに競技をしているだけではダメで、
自分を情報公開するというか、競技への取り組みや目標や試合速報など、
応援してくれる人達に関係性を持つ事が必須。
ファン・コミュニケーションの一環ですよね。
有名選手やチームであれば、マネージャーや専門スタッフがこなしてくれるので、
選手は何もしなくても良い・・・というケースもありますが、
最近、よく気付くのですが、これは逆効果になっているケースが非常に多いですよね。
何でも周りがやってくれるので、プロ意識が備わらないですから。
その競技1本で英才教育を受けて、就業経験も無いという選手に多い。
(だから、キッズ&ジュニア選手を英才教育する親には、なるべくアルバイト等を許し、
社会ルールやマナーを学ぶ機会を作って下さいと頼んでいます。
そして、ファンが固定化されていった時に、できるだけ本人がファンと接触して、
間違いが起こらないように、親がすぐそばでチェックする・・・プロ意識を育てる
最初の1歩です。)
英才教育から日本トップクラスとなり、
自分ではファン対応などの間接業務をやらなくてもいい(周辺がやってくれる)選手は危険。
又、トップを目指す余り、競技さえ極めていればいいのだという考えの選手も危険。
人それぞれだから、考えは自由だが、
危険と表現したのは、いざという時にリスクを持つ事になる・・・という意味です。
例えば、実業団が廃部になって次のチームが見つからないといったケース。
小さい頃からトップ成績で、応援者がとにかく多いと見える状況が続く・・・
両親やコーチが全ての間接業務をやってくれるし、競技資金も出してくれるので、
何も心配無く競技に専念できる。
アルバイトも社会就業経験も無い状態で、実業団に入れば、更に周辺業務は周りが
やってくれるので、とにかく優勝を目指していれば良い・・・
そして突然の廃部で、移籍話も進まない・・・
競技資金がなく、スポンサーがほしいと相談されても、
まずは言葉遣いからでしょ・・・となってしまう。
そう、ファンを想う気持ちもなく、プロ意識もない状態で、企業と良い関係を作るのはきつい。
結果、セカンドキャリア問題になる。
(人間性は良いからと、周りが協力して働く場を作るケースもあるが、その選手に必要なのは、
就業の場では無く、社会経験を学ぶ機会・・・という事になる)
ブログも無いから、ファンとオンラインでさえ接触した事がない・・・
マイナー競技だから、観客は少なく、ファンを意識した事もない・・・
関係者にはチヤホヤされてきたが、一般対応は未経験でサインもない・・・
トップを維持しなければ、マスコミもソッポを向く・・・
こういう時こそファンが支えてくれるはずと言っても、ファンも数も誰かもわからない・・・
これではまずい。
上記はレアケースですが、通常の試合後などの対応で、即わかります。
試合後に、真っ先にスポンサーに挨拶に行く選手もいますし、
その場で、結果報告動画を撮ってブログ掲載する選手もいますし、
年に何回かオフ会を主催している選手もいますし、
様々な形で、ファン・コミュニケーションを行なっている選手が昔から存在します。
その選手達に共通するのは、営業力というか社会適応性というか、
大きく言うと、ファン(ソーシャル)・コミュニケーション力と言えるのではないでしょうか。
ただ、全ての選手がそういった事に長けている訳ではないので、
それを進める基盤が必要です。
やはり学校かな。
しかし、選手本人は、それらの必要性を自ら認識するのは、
通常、ある程度の年齢に達してから。
だから、アスリートの両親やコーチに、まずは危機意識を持ってもらう事から
スタートするのが先決なのかもしれない。
競技だけ極めていれば良い・・・と考える選手が何%か調べた事はないですが、
社会適応やファン・コミュニケーションの世界が疎かになっているのは、
誰の目から見ても明らか。
スポーツ界はこれを修正しなければならない。
この根本を変えなければ、セカンドキャリア問題は解決しないし、
長い目で見た時に、スポーツ界を変革できない。
話が脱線したので、記事に戻すと・・・・
是非、日本企業には手を上げてほしいですね。
可夢偉は、GP2から注目していましたが、F1はグローバル企業や、
今後、世界に商品を進出させたいと考える中小企業にも使える場。
無論、F1だからこそ、協賛額は高いが、
それが回収できれば、借金してでも投資していいはずです。
国内では、協賛額に対する回収度などはほとんど情報公開されていませんが、
欧州には、そのようなデータがあります。
社長同士、貴族同士が、そのようなデータを語りあう文化もありますしね。
1億出して10億の売上が出たとか、10億投資して○倍の売上効果・・・・等の話は、
その企業の経営データですから、中々外に公開されない。
無論、全企業が投資成功とは言えませんが、
効果を予測できるのであれば、借金してでも投資する・・・経営者の戦略次第でしょう。
可夢偉への投資は、投資額以上になる予測計算を組み立てられるはずです。
世界的なアスリートで、日本人のコアファンが多い中で、
うまくビジネスに繋げる企業が現れてほしいものです。
2010年10月13日
bj秋田スポンサー数伸びず、球団がPR
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101010t44010.htm
■概略
bjリーグに新規参入する秋田ノーザンハピネッツの開幕戦が16日に迫った。
北東北初のプロチームとあって、初戦の指定席がほぼ完売するなど地元の期待は高い。
一方、スポンサー企業の獲得など営業的には苦戦気味で、球団はPRに力を入れている。
年間運営費を1億5000万円と見込む。
収入は入場料など7000万円、スポンサー収入6000万円、グッズ販売など2000万円
としているが、状況は厳しい。
開幕節は、初日は全3500席を埋めるのも夢ではなさそうだが、
2日目は指定席が400席程度で、自由席は1000席に満たないという。
30万円以上のオフィシャルパートナー契約も20件台で伸び悩む。
スポンサーメリットをアピールするためにも、観客動員が求められる。
ブースタークラブ会員数も目標の1万人に対し、現在1200人にとどまる。
特典の一つはチケット1枚の進呈。
・・・・・・・・・・・・・・・・
頑張れ!
数では無く、質のスポンサーメリットも作れると思うので。
盛り上げて下さい。
2010年10月09日
満山浩之選手&船渡裕太選手、AY参加
アスリートエールに選手2人が加わりました。
皆さん、要チェック!
http://www.spo-navi.jp/athlete/mitsuyama_hiroyuki/
サッカー・満山浩之選手。
http://www.spo-navi.jp/athlete/funato_yuta/
スキー(ジャンプ)・船渡裕太選手
アスリートエール、TOPページ改良
TOPページにコンテンツを足しました。
@フリーダイビング平井美鈴選手のインタビュー記事。
http://www.spo-navi.jp/athlete/interview/u_hirai.html
金メダル、食べてます。金色が一番おいしいとの事です。

A新着メッセージ動画は、平井さんとセパタクロー山田昌寛選手。
今後も、どんどん進化します。要チェック!
アマチュア選手の資金調達・対策の提案
http://www.rikuren.or.jp/fan/news/2010/20101006.php
■概略
平成23年度の文科省予算の概算要求中に『元気な日本スポーツ立国プロジェクト』
という項目が含まれております。
これはスポーツ立国戦略に基づき、54億円の予算を組み、より良いスポーツ環境を
作ろうというものです。
現在、平成22年10月19日(火)17時までの日程で、首相官邸のHP上の
「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメントの
『元気な日本スポーツ立国プロジェクト』へ対する意見要望サイトで政策コンテストが
行われており、要望事業に対する評価や国の予算に関する国民意見を述べられます。
又、文科省HPの熟議カケアイ【スポーツ関連】においてもスポーツ政策で意見交換できます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
という訳で、2つとも投稿させて頂きました。
@http://seisakucontest.kantei.go.jp/project/detail.php?t=1909
首相官邸HP「元気な日本復活特別枠・要望に関するパブリックコメント」の
『元気な日本スポーツ立国プロジェクト』へ対する意見=政策コンテスト。
Ahttp://jukugi.mext.go.jp/jukugi?jukugi_id=16
文科省HP「熟議カケアイ【スポーツ関連】」
「スポーツ立国戦略を強力に推進していくために必要な方策は?」=スポーツ政策提案。
2つとも、提示内容は、アマチュア選手の資金調達・対策について。
資金難の対応法を、キチンと教育する仕組みを作るべきと書きました。
毎年毎年、資金難で競技を去る選手が少なくない状況で、
私にも相談連絡が多く来ています。
できるだけケアしようと努力していますが、個別対応には限界があります。
社会的意義も高い為に、
お国が、1セーフティネットとして、教える場を作るべきと。
税金が、資金難選手に落ちてくるような提案ではありません。
国費が協会・連盟に来ても、各選手には落ちてこない現実。
確かに、そこで金をばら撒く事等、有り得ないですし、
選手もそれを期待してはいけない。
競技資金は、自己責任で、自己都合すべき・・・と割り切られていますし。
但し、じゃあどのように資金調達すればいいのか?
これを指導する場が無ければ、いつまで経っても、選手の資金難は無くならない。
あと1歩でTOPに行ける選手が、資金難で挑戦をあきらめなくてはならない世界には、
何とも苦い思いとなる。
じゃあ、自己責任ながら、自己努力の方法を教える場が無けりゃおかしいじゃない・・・
という考えを、国が絡んで、セーフティネットをひこうよと。
金を配るのではなく、金を生む方法を指導する・・・
アスリートが競技に専念しながらも、競技資金を少しでも作るにはどうしたら良いか?
これを教える場は、ほぼ皆無ですよね。
これは、過去何十年も、スポーツ界に無かった事。
折角、スポーツ立国戦略の方向が決まりましたが、
「アマチュア選手の資金調達・対策」類のテーマは、挙げられていない。
このテーマ、スポーツ界に必須だと思います。
ちなみに、
アスリートカレッジを民間として始めましたが、まだまだ全体を助けられない。
まず、存在を知らせないといけないし、もっと拡大させないといけない。
その為にも、国と連携したい。
2010年10月08日
ヤクルト・石川投手、秋田NHのスポンサーに
■ソース(2010/10/07)
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20101007l
■概略
プロ野球東京ヤクルトスワローズの石川雅規投手(30)=秋田市出身=は7日、
プロバスケットボールbjリーグの秋田ノーザンハピネッツ(秋田NH)を応援しようと、
個人スポンサーとして秋田NHとパートナー契約。
現役プロ選手が、異なる競技のプロチームに協賛するのは異例。
石川投手は「秋田初のプロスポーツなので、一緒に秋田を盛り上げていきたい」と語った。
神宮球場のヤクルト球団クラブハウスで行われた締結式には、秋田NHの長谷川誠
プレーイングマネジャー=PM(39)と、チーム運営会社の秋田プロバスケットボールクラブ社
の水野勇気社長(27)が出席。石川投手と長谷川PMが、がっちりと握手を交わした。
石川投手は、秋田NHの今季ホームゲーム全26試合の会場に、自身の風ぼうが
漫画「サザエさん」のカツオに似ていることから創作したキャラクター「カツオボーイ」を
描いた横断幕を広告として掲示。
横断幕は縦1メートル、横1・5メートルの大きさで「スポーツで秋田を元気に」の文言も踊る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
協賛額不明ですが、これは面白い!
プロ選手・個人が、プロチームのスポンサーになるとは、確かに異例。
石川選手の年棒はわかりませんが、そして、横断幕広告・協賛費がいくらか知りませんが、
そんな額の話は置いておいて、
石川選手の「粋」なアクションに敬意。
前例の無い事を仕掛けるのは、非常に高い意義がある。
年棒が高い国内プロスポーツと言えば、やはり、プロ野球が挙げられる。
第二のプロスポーツ・サッカーとは、まだまだ開きがある。
年棒が高い世界故に、Social性も求められ、
キッズ指導・キッズ試合招待・入院キッズ訪問等の社会貢献アクションはこれまでに存在した。
石川選手だって、そういう方向性も有り得たでしょう。
ただ、自身の出身地=秋田のバスケへ、
寄付金ではなく協賛金という形を選択して、応援のスタイルを実行した。
(寄付金と協賛金は似て非なるもの)
寄付金はビジネスではなく、善意の気持ちの世界だから、世間の賛同を得やすい。
しかし、結果的に、ビジネスである協賛金という形を取った。
形はどうであれ、これは非常に面白い。
スポーツ・スポンサーシップとして、非常に注目したい。
額の問題では無い。
長引く不況の中、スポーツ・スポンサーシップも冷えている中で、
意義有る事例を作ってくれた石川選手を応援したい。
(報道に載らないレベルで、このような事例はあるのだが、話題性という観点からも注目できる)
1*1.5mの広告スペース買い・・・小さくとも、秋田にとってもGoodな話だ。
こうして、メディアに載る事で、協賛額以上の効果額を受けている形。
無論、石川選手は、今回は仕掛けでの協賛ではないはず。
秋田出身という背景から、純粋な応援心から、御金を動かしたものと予測できます。
これは大事。
当ブログでも、何度も何度も繰り返し述べているが、
スポンサーシップはビジネス。
依頼額と効果額の検証は絶対である。
しかしながら、その前提に、熱意・根性・情熱・気合い・心意気・・・・・・といった、
「気」の部分がベースになるのは当然であり、それは絶対的に必須な部分。
(ここが疎かなら、ビジネスはできない)
秋田はbjとして、今後、もっともっと資金調達を追求しなくてはいけない場面が出るかもしれない。
ただ、このように、地域をキーワードとした応援者、
しかも、事例の無い(稀な)プロ選手個人からの投資というのは、大事にするのは当然のこと、
うまく活かすべき。
ぶっちゃけ、国内における完成された(?)プロ競技(プロ野球・Jリーグ)には、
一スポーツコンサルという立場上で、興味が無い(薄い)。
あくまでも、第3、第4のプロの立上げへの寄与や、
マイナーをメジャーに近づける戦略に対して、価値有りと考えています。
(だから、スポーツビジネスに関わっている立場ながら、この2つのプロ競技の情報は知らない。
情報を収集しようとも思わない。自分等が関与しなくても、立派な方々が回していきますから。
一方、立派な方々が目もくれぬマイナー競技に関心が高く、いかに、工夫するか、
いかに楽しく発信するか・・・これはビジネス性が難しく、難易度が高いものでありますが、
だからこそ、挑戦するやりがいがある。
この手の話には「生みの苦しみ」が伴う。でも、いいじゃないですか、時間が掛かろうと何だろうと。
それらは、目標とか何とかビジネスライクではなく、意義や生き方や、むしろSocialなもの。)
マイナー競技選手は、もっともっと頑張ってほしい。
様々な競技選手と話しますと、
必ずしもTOPスポーツがフィジカル面で優れているとは思えない。
TOPプロに関わっている方々は、それが最先端と思う事でしょう。
しかしながら、アマ競技のアマ選手でも、
これはプロ選手より極めてるな・・・という場面を見る事は非常に多い。
(日本国内のプロ・アマ定義も、よくわからない世界ですしね。あまりにも定義が曖昧。)
時間がないので・・・まとめ・・・・
・ヤクルト石川選手には注目すべき。意義の高い方。
(ちょっと取材と称して会ってこようかな。今後、注目させて頂きます。)
・マイナー、メジャー関係なし。アスリートは心意気をビジネスに返還せよ!
・石川選手にセミナー講師を御願いしようかな。スポーツ界に投げ打ってほしい。
・アマ選手は、この記事の意義&効果を習得してほしいです。
以上
