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2010年09月23日

モトクロス国対抗レースに成田亮選手出発

■ソース( 2010/09/23サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0923&f=national_0923_039.shtml
■概略
モトクロスは、人気の高い欧米と比べれば、日本ではメジャースポーツと呼べないが、
最近は、各地に気軽に参加できるコースも整備され、レースが全国開催されて、
女性、小・中学生ライダー参入も盛んになり、国内競技人口は徐々に増えている。
そんな国内モトクロス界において、最高峰に君臨しているのが、
ヤマハサポートの「YSP・レーシング・チーム・ウィズ・N.R.T.」
に所属する成田亮選手。

3歳でモトクロスを始め、5歳でレースデビューし、現在、国際A級クラスに毎年参戦し、
2002〜2004年は、当時の国内最高峰クラスである250ccクラスで3年連続チャンピオンを、
2007から2009年は、現在の国内最高峰IA1クラスでも3連覇を成し遂げている。

そして、国内制覇した男が世界へ挑戦する為、19日、成田空港からUSAへ飛び立った。
日本代表として、9月25・26日にアメリカ・コロラド州レイクウッド・サンダーバレイ
モトクロスパークで開催される第64回モトクロス・オブ・ネイションズに出場するためだ。
モトクロス・オブ・ネイションズとは、1947年に始まった国別対抗レース。
モトクロスのオリンピックと称され、各国の代表3名1チームで行う競技。
「彼はいつも表彰台に上がるたび“YSPや皆さまの応援で”と
感謝してくれるため、
成田選手とYSPの一体感は今まで以上に強くなっている。

本当に素晴らしい選手だ。」と板橋会長はエールを送った。
日本のモトクロス界を引っ張る男が更なる頂を目指し世界に挑む姿は、
日本のモトクロス界だけでなく、二輪業界全体の活力源となると関係者の期待も大きい。
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成田亮.png

http://www.spo-navi.jp/athlete/narita_akira/
アスリートエールにも掲載している、成田選手の記事がありました。
モトクロスの五輪で、世界に名を上げてきてほしいです。

http://norita982.cocolog-nifty.com/nlog/
成田選手のブログには、広告類が一切なし。
アスリートエールのバナーのみ。嬉しいですね。



つい先日も、成田選手の話題を取り上げましたが、
成田選手のコメントには、常日頃から、
「ファンの為に・・・」「ファンの方々は・・・」「ファンへ感謝・・・」という言葉があります。
上記記事で、メインスポンサーの会長の言葉からもそれがわかりますよね。

心底、ファンの事を考えていないと、これほど、ファンという単語は出てこないものです。
ファン・コミュニケーションという観点で、
多くのアスリートの手本となる選手です。

特に様々な競技の実業団選手は、成田選手に注目してほしい。
国内では、プロ・セミプロ・アマの定義が曖昧で、競技によってバラバラだが、
ファンを喜ばせてナンボと、真に考えるアスリートが国内に何割いることか。

成田選手と話せば、それが見せかけじゃない事がわかるし、
強いからモトクロスのカリスマ・・・というのもありますが、
ファンを真に大事にするからカリスマ・・・という側面もあります。


ファン・コミュニケーションという観点で、
日本人唯一のNASCARレーサー・尾形明紀選手も相当な哲学を持っています。
(現在、強い覚悟の元に、片道切符でUSA単身・乗り込み中)

この2人には、アスリート・カレッジで、講師を御願いしたいと考えています。
ちなみに2人の共通項は、USAでのレースを多く経験している事。
自然と、ファン・コミュニケーションの基本を身に付けたのでしょう。
ファンへの考え方が、日本中心で競技活動をするアスリートとは全く違います。

スポーツの価値が問われている今、
社会との繋がりという視点からも、最もベーシックな所を固めて、
アスリート意識の先端を行く人材と思います。

今まで自分もロード系だったので、同じモータースポーツなのに、
モトクロスは今年、生まれて初めて現場で見たという素人。
ただ、オンロードに比べて、何故、オフロードがここまで人を集めているの?と
驚かされたのは、非常に新鮮。
オンロードの箱は大きいから(例えば、もてぎ)、スカスカ感が出やすい。
オフロードはそれに比べて小さいから(例えば、オフロードヴィレッジ)、密というか・・・
蜜が密を呼ぶというか、、、


とにかく、世界で名を上げてきてほしい。
頑張れ、成田亮!

posted by sports777 at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポンサー集まらず、スキー猪苗代W杯開催できず

■ソース
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/100922/oth1009221921011-n1.htm
■概略
【スキー】「フリースタイル猪苗代W杯」来年開催できず スポンサー集まらず
リステルグループ(東京)は22日、福島県猪苗代町「リステルスキーファンタジア」で
来年2月19、20日予定の「2011年フリースタイルFISワールドカップ猪苗代大会」
の開催を、スポンサー確保ができないため返上すると発表。

フリースタイルW杯は世界選手権に次ぐ権威ある大会で、
毎年、世界10カ所で開催して総合優勝を決める。
今年の猪苗代大会では、女子モーグルで上村愛子選手が優勝した。
大会には約6千万円かかり、同社も宿泊、食事、機材レンタルなどを提供している。
しかし、長野五輪の余剰金を冬季スポーツの振興に充ててきた記念基金が先月解散。
1千万円の助成が得られなくなった。
さらに、政府の事業仕分けの影響で、環境省の「特別協力」が継続できるか微妙な状況。
経費節減だけで不足分を賄えず、景気低迷で新スポンサーも得られなかったという。
リステル代表取締役は「フリースタイルの聖地・猪苗代で2012年大会ができるよう
努力を続けたい」とコメント。
猪苗代町・副町長も「昨年に当地で開催した世界選手権が成功しただけに大変残念」。
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うーん、2月イベントを、今、9月時点で中止判断。
ビジネス的には、苦渋の決断ながら、早めに発表した事でリスクを減らせた。
スポーツ界的には、きついですねえ、、、、
更に、選手達は、きついどころの話ではないですよねえ。

アスリートエールにも、フリースタイル選手がいるので残念。
活躍の場が1つ減ってしまった・・・・

リーマンショック以降の、企業スポーツ休廃部やスポンサー撤退は、
報道も少なくなっているので、表面は落ち着いたように見えるが、
いやいや、蓋を開ければ、どの競技も大変です。

つい先日も、独立リーグの長崎セインツの話が報道されたばっかりですし。

ただ、上記の場合は、
基金からの助成金1000万と、環境省○万が後押ししていたようなので、
これが崩れて、全体が崩れるという事は、
収入源のバランスが・・・国依存が重い???

うーん、税金が絡まないと危険という現実が浮き彫りになってくる。
だから国費をもっとスポーツに・・・という論理もおかしな話ですが。

スポーツ財源をどう考えるか?
マクロな話を、危機感を持って行なう岐路に来ている事を痛感する。



posted by sports777 at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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