http://www.cnn.co.jp/business/30000127.html
■概略
カーレーサーと環境活動家。矛盾する肩書きのように見えるが「そんなことはない」と、
レイラーニ・ミュンターは主張。両立の目的や意味を、ミュンターさん本人に尋ねた。
女性レーサーとしてARCAレースなどに参戦しながら、地球環境の保護を訴えている。
「職業を聞かれてレーサー兼環境活動家と言うと、相手は『何だって?』と大きく首を
傾げる。だから、どちらか一方だけ名乗ることにしているの」と話した。
環境問題に関心を持つ人の多くはレーサーとしてのミュンターさんを応援しようと
しないだろうし、レースファンの多くは環境問題を訴えるミュンターさんに耳を傾けない。
それは十分承知しているが、どちらも返上する気はないという。
大好きなレースに出場することが、環境問題を訴える貴重な機会にもなると説明する。
7500万人に上るといわれるレースファンに、「省エネ電球を買おう」「布製ショッピング
バッグを使おう」といったメッセージを伝えたい。
レースカーのボンネットに、スポンサー名の代わりにこれらのメッセージを掲げようと
考えている。だが長引く不況の影響で、賛同企業はなかなか見つからないのが現状。
ミュンターさんのチームは、環境志向で知られる企業だけでなく、大手の既存スポンサー
などにも協力を呼び掛ける方針。
環境関連会議などで年に10〜15回、スピーチ機会もあるが、それだけで変化を
巻き起こすことはできない。かつてインターネット上のレースファンの掲示板で、
ミュンターさんが地球温暖化問題を取り上げた映画「不都合な真実」に賛同している
ことが話題になり、反対派と賛成派が大気中の二酸化炭素のグラフまで持ち出した
議論があった。「変化はこういう議論から生まれるものだ」と、手ごたえを振り返る。
チームメンバーもリサイクルに目覚め、使った缶やびんを回収する容器をレース場に
持って行くようになった。レース団体によるリサイクル活動も順調だ。ミュンターさんは
今後の希望として、全米を走るレースカー運搬車に、ガソリンでなくバイオ燃料を使う
ことを提案している。
ミュンターさんは最近では、レース出場の合間にメキシコ湾の原油流出事故現場へ
出向き、イルカ漁を批判した映画「THE COVE」のキャンペーンで日本も訪れている。
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以前、mixiコミュニティやメルマガで、モータースポーツ*環境の話を書きました。
レーサーに、個人的に促した事も何度かあります。
逆行するからこそ、そこにチャンスがあると。
コスモ石油さんがいい事例になります。
時代の変化は変えられない。
そこにどう絡むか、適応するか。
石油枯渇の中でガソリンレースは無理、CO2ばら撒きと社会に捉えられれば、
批判は大きくなる一方。
モータースポーツサイドがどうアクションするかにかかってくる。
基本的には、車はメーカーが作るので、メーカーさえエコならば、
現場のレーサーは静観・・・・という訳にはいかない。
いや、ほとんどのレーサーがそうなのであれば、そこで1歩踏み出した人が
パイオニアになる。
レースとエコ、逆行するからこそチャンスがある。
スポンサー獲得にも繋がります。
コスモ石油さんがいい事例になります。