■ソース
http://www.asahi.com/culture/update/0802/TKY201008020160.html■概略
囲碁トップ棋士らが、スポーツ選手の強化施設で夏の猛特訓。
中国・広州11月に開かれるスポーツのアジア大会に出場する囲碁の日本代表候補12人が、
8月27日から3日間、JOC運用の「味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC、北区)」で
強化合宿をすることになった。
参加するのは井山裕太名人や山下敬吾本因坊、梅沢由香里五段ら12人(男7、女5)。
日本の囲碁界は最近、国際大会などで中国や韓国と比べて劣勢が続いている。
巻き返しを迫られてもおり、北京五輪金メダルの競泳・北島康介選手や体操男子団体の選手ら
日本のトップアスリートが利用したNTCの会議室で腕をみがくことにした。
候補選手は食事を一緒にとり、NTC近くの同じホテルに泊まる。
囲碁連合の担当者は「スポーツ選手たちが使っているNTCで合宿をすることが、
日本代表としての一体感を高め、大会に出る意味を囲碁棋士たちに自覚してもらう機会になる」。
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面白い。
どんどんNTCを開放すればいい。
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※
NTCの利用、障害者選手にも容認検討(2010.2.17)
JOC副会長は、五輪競技の強化拠点のNTCについて、パラリンピックを目指す障害者選手にも
可能な範囲で認めたい考えを明らかにした。今後、以前から利用を要望している日本パラリンピック委員会や
文科省との調整に入る可能性もあるという。五輪は文科省、パラリンピックは厚労省と監督官庁が違い、
障害者選手は原則として施設を利用できない。障害者選手用に建設された施設でなく、五輪選手との
利用の重複や運用面などで課題も多く、文科省は「要望が出れば検討するが、まだ方針は出ていない。
車いすに対応するハード面や利用計画の調整が必要」と話した。
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これ、今年2月の話ですが、結果どうなったのでしょうか?
文科省、厚労省の管轄違い等の影響もわかりますが(だからスポーツ省?)、
細かい話は抜きにして、どう考えても、パラ選手が使用できないというのは筋違い。
まず、ヴィジョンというか、先端の方向性を決めて、課題があれば解決していく流れが普通。
NTC企画設計時にパラリン関連の話が出ていない、若しくは、出ても管轄外とした時点で、
日本の全体のスポーツヴィジョンではなく、部分的な話になっていたとも言えてしまうのでは?
NTCやJISSの話は良く選手達から聞きますが、
施設の設備の凄さ(ハード)よりも、施設の使われ方(ソフト)が大事です。
囲碁アスリートが会議室を使う・・・いいじゃないですか。
パラリンアスリートが五輪アスリート同様に施設を使う・・・いいじゃないですか。
利用時間、運用体制などの課題なんて、いくらでも解決できると思います。
posted by sports777 at 09:36|
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