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2010年07月03日

関西独立L、鰍ゥらNPOへ

■ソース
http://www.kobe-np.co.jp/news/sports/0003160962.shtml
http://mainichi.jp/enta/sports/news/20100703k0000m050088000c.html
■概略
経営難から運営母体をNPO法人化する方針を固めた野球の関西独立リーグ。
「非営利」に衣替えし、地域との連携に活路を求めた。
ただ、選手はNPO法人の参加者として原則無給でプレーするため、実質的にアマチュア化。

昨年の開幕前にリーグと球団は株式会社として発足。
スポンサー収入として見込まれたリーグからの分配金3千万円を受け取るためだったが、
資金不足を理由に未払い。球団経営は窮地に陥った。
地元行政などとの連携で打開を試みたが、自治体や財団に支援を依頼しても
「一企業は助けてあげられない」と断られるケースが多かったという。
すでに紀州が設立しているNPO法人が、和歌山県から青少年育成事業を委託されるなど
実績があり、リーグとしてNPO法人化に踏み切った。
神戸、明石、紀州の選手は原則無給となるが、コリア球団は韓国選手がアルバイトできる
ビザを持たないため、現状では生活支援のため給与を出す必要がある。
リーグ側は完全なアマ化を否定し、NPO法人化後のコリア球団の処遇は未定としている。
プロとアマのはざまで模索が続くが、神戸の広田和代代表は「独立リーグは定型があって
ないようなもの。まず選手がプレーする場所を守ることを第一に考えたい」と話している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

正直、反対です。
この状況、どうしても、金が厳しいからNPOにすると見えてしまう。
選手のプレーする場を守るのが第一とおっしゃいますが、
果たして選手の為になるのでしょうか?

最初からNPOとしてのVisionを持ってNPOで進めるのならわかりますが、
営利追求の株式会社でスタートし、金が厳しいから、助成金等を期待できるNPOへ・・・
という流れは、NPO法にも絡んでくる事ではないか?

98年施行以降、NPOは気軽に立ち上げられる法人格として急増。
その一方で、寄付収入を主とする収入源確保ができずに消滅するNPOも多い事実。
日本のNPOは、その文化的背景もあって、ボランティア精神で始まるケースも多いが、
法人格で、年間収入ゼロでも鞄ッ様にmin税金¥7万程は必要。
(活動や会計方法にもよるが)
会員からの会費や寄付収入面では、あまりに多いNPO数に、会員がダブるケースもあり、
会費収入・寄付収入も計画通りに行かない場合がある。

果たして、スポーツは、
リターンの必要無い寄付金や助成金で回して行く事が生きる道なのか?・・・・・


これまで、プロと言われて参画した選手達は、
給与が減り、最後はゼロとなって、今後はNPOですから無償が原則ですと言われて、
それでいいのだろうか?
確かに、NPO化で生き延びられると思います。
しかし、延命処置として、今後のVisionは行政からの資金を前提にして、
その上で、今までの鞄ッ様に、企業協賛金も集めていくということ?

ちょっと変だぞ・・・
鰍ニNPOがゴッチャである。
既存ファンからの会費は、特典付きの協賛金?NPO会費の寄付金?
企業スポンサーは、リターンの無い寄付金を、社会貢献費という財布からNPOに出す?
ボランティアで試合をするなら、入場料は取らない?

NPOは、事業収入はOKだが(これを知らない一般の方も多い)、
営利or非営利という視点では、基本的には営利活動はできない。
設立時の定款には、青少年育成やスポーツ振興と記載されているはずだが、
そこに絡めば活動自体は認められる。
但し、余剰金などは次年度に回して、役員報酬は得られないのだから、
リーグ役員はそこを納得して、今回の話に進んだのでしょう。
役員の頭の中を整理すればいいだけの話ですが、
鰍ナ営利追求したものを、急にNPOの非営利に変えられるものなのだろうか?

私は、この辺りを完全に分離して、小さいながら、鰍ヘ梶ANPOはNPOで頭を区分している。

個人的には、鰍ヘ鰍ナもっと追求してほしかった。
NPOは、そういうものじゃないと考えます。
人権・環境・介護・ワールドピース・・・・・寄付金や税金を求めている世界はいくらでもある。
スポーツは、基本的には民間ビジネスで回してほしいという考えがあります。
(無論、それは絶対では無く、スポーツでも寄付が必要な世界もある事位は認知済み)

通常のビジネス=営利追求の鰍ェ、経営が回らなくなった時、倒産します。
スポーツのポジショニングは、青少年育成やスポーツ振興等のSocial要素を含むから
非常に判断が難しいのは事実。普通の鰍ニは異なります。
しかしながら、鰍ナスタートしたからには、それで決着をつけた方がいいのではと、
余計な御世話を考えてしまいます。

何より、現場の選手が困るのではないでしょうか?
もっと先を言えば、ファンがいないのなら、どこに存在意義を持つか・・・が重要なのでは?

評論してるだけではダメなので、
自分がリーグの立場だったらどうするか?を述べておくと、
倒産まで、鰍ニして営利追求策で進みます。
そこにニーズが無くて、金も集まらない場合は、一度ゼロにして、組み立て直すと思います。

リーグは誰の為に存在するのか?
営利追求の鰍フ役員の為か?
純粋無垢に野球が好きな選手の為か?
ファンの為か?
地域の為か?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それと、メディアの方々へ
「NPO法人」という言い方、止めませんか?
Organizationが和訳の「法人」だから、
法人を2度繰り返して、「特定非営利活動法人法人」と言っているようなもの。
どうせ言うなら「NPO団体」ではないですかね?
これ、98年の施行時からも、あちこちから指摘があったこと。
NPOの現場では、基本的には「NPO法人」という言い方はしない。
あくまでも「NPO」。法人格を言うなら「特定非営利活動法人」。
NPO法人という言い方はおかしいです。
100歩譲って「NPO団体」ではないでしょうか?

posted by sports777 at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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